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トイプードルの体重は?適正体重と月齢ごとの体重推移、体重管理のコツやかかりやすい病気について解説

2024.05.23 2024.05.23

小さな体が可愛いトイプードルですが、小さい体だとしても健康のために維持したい適正体重があります。この記事ではトイプードルの適正体重について、月齢ごとの体重推移や体重管理のコツ、さらにトイプードルが注意したい病気について解説していきます。

 

トイプードルの適正体重

トイプードルの成犬の適正体重について、以下で解説していきます。

 

成犬時の平均体重は2.5kg〜4kg程度

トイプードルは生後6~7ヶ月くらいまでに一気に成長して、生後8~9ヶ月くらいで成長が緩やかになり、その頃のサイズがそのままその子の生涯の大きさになります。

大きさには個体差があり、生まれた時点でその子が将来どのくらいの大きさになるかは決まっています。

成犬時の平均体重は2.5kg〜4kg程度の範囲におさまると言われていますが、個体ごとに適正体重は異なりますので、愛犬だけの適正体重を見極めるようにしましょう。

 

愛犬の適正体重はどうやって決める?

愛犬の適正体重を決めるには、獣医さんのアドバイスが必要です。体重だけではなく、体型や肉付きなどをチェックして、全体的な健康状態を見ます。定期的な健康診断で愛犬の体重や健康状態をチェックし、愛犬だけの適正体重を維持できるように気をつけましょう。

 

月齢ごとの体重推移

ここからはトイプードルの月齢ごとの体重推移を見ていきましょう。体重推移はあくまでも目安です。個体差がありますので、愛犬が最も健康でいられる適正体重を大切にしましょう。

 

生後2ヶ月

600g程度

 

生後3ヶ月

900g程度

 

生後3ヶ月

1.2kg程度

 

生後4ヶ月

1.5kg程度

 

生後5ヶ月

1.8kg程度

 

生後6ヶ月

2.0kg程度

 

生後7ヶ月

2.2kg程度

 

生後8ヶ月

2.4kg程度

 

体重管理のコツ

体重を維持するために飼い主さんが気をつけたいポイントについて解説していきます。

 

食事をしっかりと管理する

犬の体重維持において、食事の管理はとても大事です。愛犬に適切な量と質の高い食事を与えることが肝心です。また犬の年齢や活動量に合わせたフードの選択も大切です。一日に必要なカロリーを知り、それに合わせて食事を調整しましょう。

食べすぎを防ぐためにも、食事の時間と量を一定に保つことがポイントです。

 

おやつは適量にする

おやつはトイプードルにとって大きな楽しみのひとつですが、与えすぎは肥満の原因になります。おやつを与える際は、一日のカロリー摂取量に含めるようにしましょう。またおやつをトレーニングや良い行動ができたときのご褒美として利用することで、過剰に与えることを防ぎながら、犬との絆を深めることができます。

健康に良いおやつを選び、適切な量を守るようにしましょう。

 

適度に運動をする

適度な運動は、トイプードルの健康維持に必要不可欠です。しかしどの犬でもその日の体調や気分が異なるため、無理をさせないように注意しましょう。毎日の散歩は基本ですが、室内で犬が楽しめるような遊びを取り入れるのも良いでしょう。例えばボール遊びやフリスビーなど、犬が自然と体を動かすことができる遊び方が運動量を増やすコツです。

 

トイプードルが気をつけたい病気

ここからは体重が原因となりトイプードルがかかってしまいやすい病気について解説していきます。

 

肥満によってかかりやすい病気

トイプードルが肥満になると、小さな体に大きな負担がかかることで以下のような病気にかかりやすくなります。

 

心臓病

体重が増えると心臓は普段より多くの血液を体中に送り出す必要があり、結果として心臓に過剰なストレスがかかるようになってしまいます。

心臓病は息切れや活動性の低下を引き起こし、お散歩ですぐに疲れるようになったり、横になっていることが増えたりした場合は心臓に負担がかかっていることが考えられます。

 

糖尿病

血糖値をコントロールするために大きな働きを担っている膵臓から分泌されるインスリンが機能しなくなり、血液中の糖濃度が高くなってしまう状態となります。

犬の食欲は増加するにも関わらず体重が減少したり、多飲多尿するようになったりした場合、糖尿病のサインと言えるでしょう。

 

関節炎

重たい体重が関節に過度の圧力をかけることにより、関節炎を引き起こすことがあります。

歩行時の足を引きずったり、立ち上がったり段差を上り下りしたりすることが大変になったりなどの症状が見られます。

 

痩せすぎによってかかりやすい病気

トイプードルが痩せすぎると、栄養不足に陥り、エネルギー不足になることで以下のような病気が心配されます。

 

免疫低下

痩せすぎて栄養不良になってしまうと、免疫システムの機能が低下して感染症などにかかりやすくなってしまいます。病原体から身を守れなくなると、さらに重大な病気につながる恐れがあるため注意が必要です。

 

内臓機能低下

痩せすぎによって内臓の機能が低下すると、消化不良を起こし、嘔吐や下痢を繰り返すようになる場合があります。頻繁に下痢や嘔吐を繰り返すと脱水症状を起こして、食欲がなくなったり皮膚に弾力がなくなるなどの症状が見られるようになります。

 

飼い主さんができる毎日のケア

以下では、飼い主さんが自宅で毎日愛犬にしてあげられる体重と健康維持のためのケアについてお伝えします。

 

日々の体重チェック

毎日愛犬の体重をチェックすることは、健康管理にとても大切なことです。体重の急な増減は何かしらの健康問題を示しているかもしれません。そのような変化が見られたときには早めに獣医さんにかかるようにしましょう。

また段階的な体重の変化に気づいた場合も、食事量や運動量を見直す良い機会にもなります。小さな変化にも敏感になって、愛犬の健康を守ってあげましょう。

 

獣医さんによる健康診断

年に一度は獣医さんによる健康診断を受けることをおすすめします。この検査では体重のチェックだけでなく、全身の健康状態を詳しく調べてもらうことができます。特に体重が原因によって発症する病気の早期発見につながることもあります。

獣医さんと相談しながら愛犬に必要なケアを定期的に受けることが、長く健康な生活を送る秘訣です。獣医さんのアドバイスを聞きながら、日々のケアを見直していきましょう。

 

まとめ

トイプードルの適正体重は成犬時で2.5kg〜4kg程度とされており、個体差を考慮した上で愛犬の健康状態を維持するために適正体重の管理が大切です。

食事管理や適切な運動、定期的な獣医さんによる健康診断が体重管理の鍵となります。また体重が原因でかかりやすい病気に注意し、日々の体重チェックを習慣化することで早期発見、早期対応が可能になります。飼い主さんが愛犬の健康管理に積極的に関わることで、トイプードルはより健康で長生きすることができるでしょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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