子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

こだわり検索

「 ボストン・テリア 」 の一覧

【種別】ワンちゃん

データはありません。

ボストン・テリアの特徴

種名
ボストン・テリア
特徴
アメリカ育ちの闘犬ですが、とても優しく知性的で日本でも人気があります。学習能力も高く、運動不足等のストレスがなければ無駄吠えすることも無いようです。
原産国
アメリカ
成長時の大きさ
体重:~12kg 体高:28~38cm
掛かりやすい病気
呼吸器疾患(短頭種気道症候群)

ボストン・テリアの特徴や性格について紹介します!

2018.07.24 2018.07.24
寝そべるボストンテリア

ボストンテリアの特徴

歴史

ボストンテリアはアメリカが原産国です。
剽軽な表情とは裏腹に、実は正義感が強く紳士的な性格といわれていることから、原産国のアメリカでは「小さなアメリカの紳士」とも言われています。
また、もともと闘犬として活躍していた歴史があり、今では番犬として活躍することもあります。

大きさ・体重

体重 5~12kg
体高 38~43㎝

ボストンテリアは小型犬に分類され、体重によって以下のような3種類に分けられます。

  • ・ライト:7kg以下
  • ・ミドル:7~9kg
  • ・ヘビー:10kg以上

ボストンテリアはもともと闘犬として活躍していたため、本来体はがっしりとしていて体重は20kgを超える個体が多かったようです。この3種類はサイズが違うだけで、外見や特徴は同じボストンテリアです。これほどまで体重に差があると飼育するタイプを選ぶ際に迷いますね。どのサイズも魅力がありますが、まずはご家庭にあったサイズを選びましょう。

毛の色

ボストンテリア

ボストンテリアは滑らかで光沢のある毛質で、触り心地は最高です。
毛色の種類は下記のようなものがあり、一般的にはボストンカラーといわれる体全体に白の比率が少ない毛色が主流です。

  • ・ブリンドル&ホワイト
  • ・ブラックブリンドル&ホワイト
  • ・シールブリンドル&ホワイト
  • ・マホガニーブリンドル&ホワイト
  • ・ブラック&ホワイト

関連記事:ボストンテリアの毛色や抜け毛対策について紹介します

平均寿命

ボストンテリアの平均寿命は13~15歳ほどと言われています。
小型犬の寿命は12~15歳と言われていますので、ボストンテリアは小型犬のなかでも平均的な寿命なことが分かりますね。
近年は動物医療が進歩していて、ドックフードやおやつも犬の健康に配慮したものが増えたため、犬の寿命は長くなってきています。
飼い主さんがボストンテリアの健康に気遣って接してあげれば、平均寿命以上に長生きしてくれることでしょう。

フレンチブルドッグやパグとの違いは?

ボストンテリアはフレンチブルドッグやパグと顔、体型が似ていて、見分けるのが難しいと言われることも。しかし、それぞれの体型や毛色、耳の形などをみると違いが分かりますよ。

ボストンテリア フレンチブルドッグ パグ
体型 5~12kg 8~14kg 6~8kg
毛色 ブリンドル&ホワイト、ブラックブリンドル&ホワイト、シールブリンドル&ホワイト、マホガニーブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイト ブリンドル、パイド、フォーン、クリーム フォーン、ブラック、シルバー、アプリコット
耳の形 少し尖った立ち耳 丸みのある立ち耳 折れ耳

ボストンテリアの性格

ボストンテリアは学習能力が高くて物事を見て覚える犬種とも言われるだけあり、じっくり状況を観察してから行動に移すので、飼い主さんの行動もよくみています。
温和な犬種として知られていますが、元は闘犬として活躍していたことからテリトリーを守る傾向も強く、番犬としても活躍してくれます。感受性豊かな犬種ですが、時に甘えてくる姿はとても癒されますので、甘えてきたら思いっきり可愛がってあげてくださいね。

子犬期の性格は?

ボストンテリアは非常に穏やかですが、子犬期は初めて見るモノ・人に興味津々。活発に走り回ってたくさんのことを学びます。
子犬期は元気いっぱいな様子なので、「ボストンテリアらしくない」と思われるかもしれませんが、1歳を過ぎた頃からボストンテリアらしい落ち着いた性格になっていきます。
ボストンテリアは温厚な性格で他の動物にもフレンドリーに接してくれるため、落ち着いてきたら多頭飼育にも向いていますよ。

ボストンテリアの飼い方

食事

基本的にはドッグフードのパッケージに記載されている量を与えるようにしてください。ボストンテリアの体重は5~12kgほどとされていますが、体重がこの範囲内でも、体のサイズによっては肥満気味なこともあります。
肥満は様々な病気の原因となりますので、飼い主さんは愛犬が肥満にならないように食事の量や種類を調整してあげましょう。
愛犬の体型にお悩みの方は、動物病院を受診した際に獣医師にアドバイスを貰うと良いですよ。

運動

「テリア」という名前がついているだけあり、ボストンテリアは非常に活動的な犬種です。運動は欠かせないので、1日2回30~1時間程度散歩させてあげましょう。
散歩時間はあくまでも目安で、体重によっても異なることだけ注意してあげてください。例えばライトサイズのボストンテリアに1時間近い散歩をさせると、逆にストレスになってしまいます。
マズルの短い犬種ですので、夏場の暑い時間帯に散歩に出かけると熱中症になってしまいます。夏場の散歩は水やクールダウン用品、そして時間帯を選ぶようにしましょう。
また、筋肉質な体を維持するためにも、坂道を一緒に走ったり、ドックランやアジリティーにも参加するのもおすすめです。

ボストンテリアのしつけ

ボストンテリアは無駄吠えしにくい犬種として人気が高いのですが、しつけには少々注意が必要です。
ボストンテリアは遊び好きで、特におもちゃを使った遊びが大好きだと言われます。しかし、闘犬の血が入っていることから、遊んでいるなかで一度スイッチが入ってしまうと飼い主さんの手に負えなくなります。そうなると叱っても飼い主の声は犬には届きませんので、まずは犬を落ち着かせましょう。大きい声を出すと興奮して逆効果になるので、無視をするのが1番良いです。手に負えないスイッチが入ったら、一度無視して、落ち着いてから叱るようにしてくださいね。

ボストンテリアの気を付けたい病気

白内障

白内障は水晶体が白く濁ってしまう病気で、進行すると失明する可能性もある怖い病気です。初期段階ですと点眼薬や内服薬で進行を遅らせることができますので、物によくぶつかるようになったりしたら、すぐに動物病院へ連れて行くようにしてください。

チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)

チェリーアイとは、目頭の内側にある3つ目のまぶた(第三眼瞼)が赤く腫れあがってしまう病気です。チェリーアイになると目が充血する、涙を流す、目を痛がるなどの症状がみられます。遺伝的なものが多いため、こまめに目の状態を確認するようにしてください。

鼻腔狭窄

鼻腔狭窄は、鼻の穴と鼻腔が狭まった状態のことです。鼻内部の空間が狭まるため、呼吸が荒くなったり鼻水をよく飛ばすなどの症状がみられます。ボストンテリアのような短頭種は遺伝的に鼻腔狭窄にかかりやすいので、よく注意してください。

軟口蓋過長症

軟口蓋過長症は軟口蓋が生まれつき長く、呼吸がしにくくなる病気です。先天的な形態異常が原因なことが多く、肥満によって発症しやすくなると言われています。

膝蓋骨脱臼

膝蓋骨脱臼は、「膝のお皿」が正常な位置から外れてしまった状態のことを言います。重症の場合は歩行に異常がみられ、外科手術での治療が必要となるケースもあります。

関連記事:ボストンテリアの寿命はどのくらい?気をつけたい病気を紹介します

ボストンテリアの体臭は?

ボストンテリアは皮脂の分泌量が多いため、体臭が強い犬種と言われています。
個体差はありますが、「ボストンテリアの体臭が気になる」という飼い主さんは少なくないようです。

体臭を抑えるためには、こまめにブラッシングやシャンプーをして清潔な状態を保つことが大切です。これらは体臭だけでなく病気の予防にもなりますし、愛犬とスキンシップをとれるので絆をより深めることができます。

また、耳垢や目ヤニなどが臭いの原因になっている可能性もありますので、定期的に目のケア、耳のケアもするようにしてくださいね。

ボストンテリアを飼う上での注意点

ボストンテリアは穏やかで賢い性格をしているため、初めて犬を飼う方でも飼いやすいと言われています。また、無駄吠えしにくい犬種ですのでマンションやアパートでの飼育も向いています。
そんなボストンテリアを飼う際には、以下の点に注意してください。

皮膚を清潔に保つ

ボストンテリアは皮膚トラブルが多い犬種でもあるため、日頃から皮膚を清潔に保つように意識してください。
特に鼻の上のシワは汚れが溜まりやすいので、毎日シワに汚れが付着していないかチェックするようにしましょう。

室温調整に注意

ボストンテリアは体温調整が苦手で、特に夏の暑さに弱く熱中症になりやすいため注意が必要です。
室内飼いを徹底し、ボストンテリアが過ごしやすいようにエアコンで室温調整してください。また、夏の散歩は涼しい時間帯に行うなどの工夫も大切です。

ボストンテリアのお手入れ方法

ブラッシング

ボストンテリアは短毛ですが、ダブルコートの犬種で抜け毛は比較的多いため、毎日のブラッシングが欠かせません。
毛はよく抜け落ちますので、ラバーブラシ等をつかって優しく抜け毛を取り除いてあげましょう。

シャンプー

ボストンテリアは皮脂の分泌量が多いため、きちんとシャンプーしてあげないと体臭がでてきます。しかし、シャンプーしすぎると皮膚トラブルの原因になりますので、月に1~2回を目安にシャンプーするようにしてくださいね。夏場は月に2~3回シャンプーしてあげても問題ありません。

シャンプーが苦手な子も多いので、無理にシャンプーするのではなく少しずつ慣らしてあげるようにしましょう。

まとめ

ボストンテリアは温厚で人懐っこい性格の子が多いため、飼い主さんが愛情をもって接してあげたら良きパートナーとなってくれることでしょう。
性格には個体差がありますので、どのような性格の子がいるのか実際にみてみることをおすすめします。
あなたと大切なボストンテリアが長く一緒にいられるように、日頃から愛犬の様子をよく観察しながら過ごしてくださいね。

ボストン・テリアの記事一覧

ボストンテリア 
ボストンテリアは斜視が多い?心配しなくて大丈夫?

ボストンテリアは、白黒の柄と温厚でどっしりとした性格で人気の犬種です。 また、その他の特徴として「斜視」が挙げられます。 ボストンテリアを飼っている方、これから飼おうと思っている方の中にも「斜視」を心配する声が見られます。 ここではボストンテリアの持っている顔の特徴でもある「斜視」についてご紹介していきます。 もくじ1 斜視とは?2 斜視と間違いやすい「瞬膜」とは3 ボストンテリアの特徴4 ボス…[...続きを読む]

ボストンテリア
ボストンテリアはあまり吠えない?鳴き声が気になる場合のしつけとは?

ボストンテリアは、小型犬の中でも無駄吠えの少ない犬種といわれています。 ここでは、ボストンテリアの吠えない習性と、鳴き声が気になる場合のしつけについてご紹介していきます。 もくじ1 ボストンテリアが吠えないのは大丈夫?1.0.1 ボストンテリアが鳴かないことに対する悩みの一例2 ボストンテリアがあまり吠えない理由2.1 短鼻種2.1.1 短鼻種の特性2.2 性格2.2.1 ボストンテリアの性格3…[...続きを読む]

ボストンテリアは臭い?匂いが気になる場合のお手入れ方法を紹介します
ボストンテリアは臭い?匂いが気になる場合のお手入れ方法を紹介します

個性的な表情と毛並みが特徴的なボストンテリアは室内でも飼いやすい犬種としてもよく知られています。 ボストンテリアを飼っていて、どうしても匂いが気になるという方もいらっしゃるでしょう。 ここでは、ボストンテリアの匂いの対処方やお手入れの仕方をご紹介していきます。 もくじ1 ボストンテリアの特徴2 ボストンテリアは体臭が気になる?3 ボストンテリアの体臭の原因3.1 皮脂3.2 口臭3.2.1 口臭…[...続きを読む]

ボストンテリア
ボストンテリアの毛色や抜け毛対策について紹介します

まるでタキシードを着ているかのような模様が特徴的なボストンテリア。黒と白の配色はよく見かけますが、それ以外にも毛色の種類はあるのでしょうか。 また、ボストンテリアは基本的に室内で飼うため、飼育を検討している方は抜け毛の有無も気になりますよね。 そこでこの記事ではボストンテリアの毛色や抜け毛についてご紹介します。 もくじ1 ボストンテリアの毛色の種類1.1 ブリンドル&ホワイト1.2 ブラックブリ…[...続きを読む]

ボストンテリア
ボストンテリアの寿命はどのくらい?気をつけたい病気を紹介します

もくじ1 平均寿命2 長生きしてもらうためには?2.1 食事内容に気をつかう2.2 しっかり運動させる2.3 飼育環境を整える3 気をつけたい病気3.1 白内障3.1.1 症状3.1.2 治療法、予防法3.2 チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)3.2.1 症状3.2.2 治療法3.2.3 予防法3.3 鼻腔狭窄3.3.1 症状3.3.2 治療法3.3.3 予防法3.4 軟口蓋過長症3.4.1 症状3…[...続きを読む]

寝そべるボストンテリア
ボストン・テリアの特徴や性格について紹介します!

もくじ1 ボストンテリアの特徴1.1 歴史1.2 大きさ・体重1.3 毛の色1.4 平均寿命2 フレンチブルドッグやパグとの違いは?3 ボストンテリアの性格3.1 子犬期の性格は?4 ボストンテリアの飼い方4.1 食事4.2 運動5 ボストンテリアのしつけ6 ボストンテリアの気を付けたい病気6.1 白内障6.2 チェリーアイ(第三眼瞼腺逸脱)6.3 鼻腔狭窄6.4 軟口蓋過長症6.5 膝蓋骨脱臼…[...続きを読む]