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「 ドーベルマン 」 の一覧

【種別】ワンちゃん

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ドーベルマンの特徴

種名
ドーベルマン
特徴
警察犬・警備犬として大活躍!でも本当は温厚な犬。従順で温厚なすばらしい犬で、何にもめげないタフなタイプと、臆病で甘えん坊なタイプに2分されるようです。
原産国
ドイツ
成長時の大きさ
体重:32.0~45.0kg 体高:63~72cm
掛かりやすい病気
皮膚炎

ドーベルマンの特徴や性格について紹介します!

2018.07.23 2024.03.13

ドーベルマンの特徴

歴史

ドーベルマンは護衛犬を目的として、ジャーマンピンシャーに、ジャーマンシェパードやロットワイラー、ワイマラナー、マサチューセッツテリアなどを交配して誕生した犬種です。
「ドーベルマン」という名前は、ドイツのチューリンゲン州に住んでいたドーベルマンの作出者であるカール・フリードリヒ・ルイス・ドーベルマンからきています。

ドーベルマンは警戒心の強さや運動能力の高さから警察犬や軍用犬として活躍していましたが、今では多くの国々で家庭犬として人気を集めるようになりました。

大きさ・体重

オス

体重

40~45kg

体高

68~72㎝

メス

体重

32~35kg

体高

63~68㎝

大型犬に分類されるドーベルマンは、成長するにつれ筋肉質で引き締まった体つきになっていきます。
ドーベルマンの特徴であるとがった耳に短いしっぽは、生後2~3か月以内に断耳・断尾することでつくられます。

関連記事:ドーベルマンが断耳と断尾をする理由

ドーベルマンの種類

今でも軍用犬や警察犬として活躍している通り、もともとドーベルマンはドイツで税金徴収をしていたルイス・ドーベルマンが自分用の警備犬として運動能力の高い犬種をかけ合わせ、その原型を誕生させたことが始まりでした。現在ではショードッグに最適な細身でしなやかな体つきの「アメリカンタイプ」とがっちりとしてアメリカンタイプよりも大きい「ヨーロピアンタイプ」の2種類が存在しています。性格はどちらも利口で人懐こいですが、どちらかというと小さいアメリカンタイプの方がより育てやすい性格のようです。

毛の色

ドーベルマンにはブラック・タンやブラウン・タン、ブルー、イザベラ、アルビノなどの毛色がありますが、JKCではブラック・タンとブラウン・タン(もしくはチョコ・タン)の2種類を認めています。

ドーベルマンは赤褐色の毛色(タン)が両頬、眉上、のど、胸などにみられます。

ブラウン・タンは希少で、あまり見かけることがないため、ドーベルマンと言えば「黒」というイメージが強いことでしょう。

関連記事:ドーベルマンの毛色の種類を紹介

平均寿命

ドーベルマンの平均寿命は10~13歳と言われています。

犬は体が大きいほど寿命が短くなる傾向にあり、小型犬は12~15歳、中型犬は11~15歳、大型犬は10~13歳が平均寿命と言われています。
ドーベルマンは大型犬の平均寿命と同じくらいの寿命と言えますね。

近年は獣医療が進歩していますので、飼い主さんがドーベルマンのかかりやすい病気に注意してあげ、健康に気を遣ってあげることで平均寿命以上に長生きしてくれることでしょう。

ドーベルマンの性格

ドーベルマンは筋肉質でたくましい見た目から怖いと思われやすいのですが、実は穏やかで落ち着いた性格をしていて、飼い主さんに忠実です。

家や家族を守ろうとする防衛意識が強いため、見知らぬ人に対しては警戒心を示すこともあります。知的で訓練しやすいので、子犬の頃からしっかりとしつけておきましょう。

子犬期の性格は?

穏やかな性格のドーベルマンですが、子犬期はやんちゃです。子犬らしく無邪気に走り回るため、とても愛らしい姿がみられることでしょう。

成犬になると聞き分けがよくなりますが、ドーベルマンは警戒心から家族以外の人や犬に攻撃的になることがありますので、子犬の頃からしつけておくことが大切です。

オスメスでの違い

犬はオスとメスで性格に違いがみられることがあります。

ドーベルマンの場合はオスの方がやんちゃで、警戒心が強く番犬向きと言われています。ただし、飼い主さんには甘えん坊で愛情深く接してくれますよ。

一方、メスはオスよりも落ち着いた性格で、しつけやすい子が多いと言われています。

ドーベルマンの飼い方

食事

犬は成長段階に応じて食事の量や種類、与え方が変わりますので、ドッグフードのパッケージに記載されている量を目安に食事を与えるようにしてください。

また、ドーベルマンは胃捻転を発症しやすい犬種ですので、散歩後に食事を与えたり、数回に分けて食事を与えたりするようにすることが大切です。

運動

筋肉質で引き締まった体つきから分かる通り、ドーベルマンは十分な運動量が必要な犬種です。運動不足になるとストレスが溜まって吠える、噛むなどの問題行動を起こすことがありますので、毎日しっかりと運動させてあげることが大切です。

基本的には1日2回、朝夕それぞれ1時間は散歩させるようにしてくださいね。

普段のお散歩に加えて、時間のある時には広い公園で遊ばせたり、ドッグランに連れて行ってあげたりするようにしましょう。

ドーベルマンのしつけ

ドーベルマンは学習能力が高く、飼い主さんに忠実なためしつけやすい犬種として知られています。

ただし、飼い主さんとドーベルマンとの関係性が構築されていないと問題行動を起こすこともありますので、主従関係をはっきりさせておくことが重要です。

また、ドーベルマンは警戒心の強さから、他の人や犬に対して攻撃的になりやすいため注意が必要です。

飼い主さんがドーベルマンを制御できないと大きな事故を引き起こす可能性がありますので、コマンドトレーニングなどで愛犬をコントロールできるようにしておくとともに、社会性を養う必要があるでしょう。

ドーベルマンの気を付けたい病気

拡張型心筋症

拡張型心筋症とは、心筋が異常を起こして心臓の機能が低下する病気です。

完治が難しく、症状を緩和する治療が基本となりますので、症状があらわれたらすぐに動物病院を受診する必要があります。

重度になると食欲低下や体重減少、肺水腫、呼吸困難などの症状がみられます。

胃拡張・胃捻転性症候群

胃拡張・胃捻転性症候群とは、胃がガスで膨れ上がってねじれてしまう病気です。

最悪の場合は死に至る怖い病気ですので、頻繫にゲップする、嘔吐する、腹部が膨れるなどの症状がみられたら早めに対処しなければなりません。

胃に食べ物が入っている状態で激しい運動をすると発症しやすいため、食後に散歩しない、食事の回数を分けることなどが予防になります。

股関節形成不全

ドーベルマンは遺伝的に股関節形成不全にかかりやすい犬種と言われています。

股関節形成不全は股関節の形態的な異常のことで、腰を振るように歩く、上手く座れない、跳ねるように歩くなどの症状が見られます。

遺伝が一つの原因となっていますので、ドーベルマンの子犬を選ぶ際には親犬が股関節形成不全になっていないかを事前に確認しておくことが大切です。

ウォブラー症候群

ウォブラー症候群とは、頸椎や椎間板に障害が起こることで脊髄が圧迫されてしまう進行性の病気です。脊髄が圧迫されるため、後ろ足がふらついたり、運動失調がみられたりします。ウォブラー症候群が発症する原因は分かっていませんが、遺伝が関与していることが多く、有効な予防法はないとされています。

関連記事:ドーベルマンの寿命はどれくらい?気をつけたい病気を紹介します

ドーベルマンを飼う上での注意点

強そうな見た目から凶暴と思われやすいドーベルマンですが、訓練性の高さや飼い主さんへの従順性から、比較的飼いやすい犬種と言えるでしょう。

ドーベルマンを飼育する際には、以下のことに気を付けてくださいね。

十分に運動させる

前述した通り、ドーベルマンは十分な運動量を必要とする犬種ですので、毎日しっかりと運動させてあげなければなりません。

1日2回、1時間ずつの散歩を行える方でないと、飼育は難しいでしょう。

ドーベルマンの運動欲求を満たせるほどの時間的余裕、体力的余裕があるかどうかを考えてみてくださいね。

室内飼いを徹底する

犬は外飼いよりも室内飼いの方が長生きしますし、健康管理もしやすいです。

そのため、大型犬のドーベルマンも室内飼いが基本となります。犬を室内飼いする際には犬が余裕をもって動き回れるスペースを確保する必要がありますので、ドーベルマンを飼育できる環境かどうかを確認するようにしてください。

また、愛犬のためにケージを用意したり、フローリングにマットを敷いたりして飼育環境を整えるようにしましょう。室温調整に気を付けるなど、愛犬が安心して過ごせるように心掛けてくださいね。

関連記事:ドーベルマンは外で飼える?飼いやすさや飼い方を紹介します

ドーベルマンのお手入れ方法

ブラッシング

短毛で硬めな被毛が特徴的なドーベルマンは、シングルコートの犬種ですが抜け毛はやや多めです。そのため、ブラッシングは毎日行う必要があります。

短毛なため、慣れていない方でも楽に被毛ケアできるでしょう。

皮膚を傷つけないよう、優しく丁寧にブラッシングするようにしてくださいね。

シャンプー

ドーベルマンの場合、シャンプーは1~2ヶ月に1回の頻度で行います。

シャンプー前にブラッシングをすると余分な毛や汚れを取り除け、シャンプーしやすくなりますよ。

断耳をしていない子をシャンプーする場合は、耳に水が入らないように気を付けましょう。

大型犬のドーベルマンを自宅でシャンプーするのが難しいという方は、トリミングサロンも検討してみてくださいね。

まとめ

警戒心が強くて凶暴と思われやすいドーベルマンですが、実は穏やかで落ち着いた性格をしていて、飼い主さんには忠実です。

知的な面があり、訓練すれば飼い主さんの言うことをよく聞いてくれます。

これからドーベルマンを家族に迎える方は、子犬の頃からトレーニングをして飼い主さんが愛犬を上手くコントロールできるようにしてくださいね。
主従関係をはっきりさせておけば、ドーベルマンはこの上なく頼もしいパートナーになってくれることでしょう。

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