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マンチカンの鳴き声は大きい?種類や対策について

2021.10.14 2024.03.26

マンチカンは猫の中でも、顔がまるまるして、足が短いという特徴を持っています。

人気の種類でもあるので、飼いたいと思っている方も多いでしょう。

しかし、マンチカンは鳴き声が大きいのでは?と飼うことに不安を感じている方もいらっしゃるようです。

ここでは、そんなマンチカンの鳴き声や、声の種類・対策までご紹介していきましょう。

マンチカンの性格

マンチカンは、比較的おとなしい性格で、先住猫や他の動物と一緒でも飼うことができる猫です。

また、好奇心が旺盛なので、子猫のときだけではなく成猫になっても好奇心は衰えず、おもちゃなどにも興味津々で走り回る元気な一面もあります。

他にも人慣れしやすい性格で、初めての人でもなつくことがあり、猫を飼ったことがない方にもおすすめです。

マンチカンはよく鳴く?

マンチカンは、他の猫に比べて鳴き声が特別大きいわけではありません。

しかし、発情期を迎えると違いが出てきます。

猫の発情期は生後半年くらいに始まります。

発情期は年に春・秋の2回、10日前後くらいありますが、そのときはいつも鳴かないマンチカンも一日中鳴き続けることもあります。

普段と違った甲高い声をあげるので、違いは分かりやすく表れるでしょう。

マンチカンの鳴き声の大きさ

マンチカンの鳴き声は基本的に小さいのが特徴です。

マンチカンは鳴き声が小さく、頻繁に鳴くこともないので、発情期のときはその違いが顕著に表れます。

ただし、マンチカンも多種交配で確立された種類なので、掛け合わせの猫の種類によって鳴き声が大きく良く鳴く猫もいるでしょう。

オスとメスで鳴き方は異なる?

マンチカンのオスとメスでは鳴き声は違うのでしょうか?

普段の鳴き声で、オスとメスの違いは大きくありませんが、発情期に鳴く声に少し違いがあります。

メスは「オーン」「ウォーン」といったように甲高く鳴き、オスは「グルル」「グォーン」という発情期特有の鳴き声を発します。

どちらも去勢・避妊手術によって、大きな鳴き声の改善はできます。

子猫と成猫での鳴き声の違いは?

子猫のときは「ミーミー」と高い声の鳴き声になる傾向にありますが、1~2歳頃にかけて徐々に声も低くなり、「ニャー」という成猫らしい鳴き声に変わってきます。

ただし、猫によっては声変わりの変化が少ない場合や、とても低い声に変わる場合もあるため、すべての猫が同じような鳴き声になるわけではありません。

また、子猫から成猫になる過程の鳴き声はメスよりオスのほうが大きい変化が出ます。

マンチカの鳴き声の種類

ここでは、マンチカンの鳴き声の種類を解説していきましょう。

クラッキング

猫特有の鳴き方で、短く「カッカッカッ」「ケッケッケッ」と尻尾を左右に振りながら鳴きます。

興味があるものや、獲物を見つけたときに闘争心を掻き立てるように鳴らします。

ゴロゴロ

気持ちがいい、心地いいときなどに「ゴロゴロ」と喉を鳴らすことがあります。

安心・リラックスの表れでもあります。

撫でているときにゴロゴロと鳴いている場合、心地よく思っているということですね。

逆に、病院に連れて行こうとするときや怪我・体調が悪いときにも低い音でゴロゴロと鳴くことがあります。

低い音のゴロゴロは自分が窮地に立っているときに鳴らします。

無音(サイレントニャー)

口の形は「ニャー」と動かしているのに、実際には声が聞こえないので「サイレントニャー」ともいわれています。

元々人間に対してではなく、子猫が親猫に甘えたいときにする行為です。

子猫の場合、飼い主さんが親代わりになるため、目にする機会も多いでしょう。

鳴き声の意味

いろんな鳴き声でマンチカンは感情表現してきます。

そんなマンチカンの鳴き声の意味も気になりますよね。

ここでは、鳴き声の意味を紹介していきましょう。

うれしい

「ニャッ」というように小さく刻んだ鳴き方をするときはありませんか?

その鳴き方は嬉しいという表れです。

ご飯を運んでくると、「ニャッニャッ」と言ったり、通りすがりに撫でると「ニャッ」と鳴くことがあります。

「うれしい」の他にも、挨拶的な意味も含まれています。

ごはんのとき

ご飯を食べているときに高音で「ウニャウニャ」と鳴くことがあります。

意味はそのまま、美味しいという意味です。

喉を鳴らしながら食べる猫もいますが、「おいしい」の表現が鳴き声というのも猫ならではのかわいい表情ですね。

威嚇

マンチカンは社交性が高いので、威嚇する場面は少ないですが、自分のテリトリーに入ってくる猫や動物に対して威嚇します。

姿勢を低く目を見開いて、低い声で「ウゥー」「マーォ」と鳴きながらけん制します。

他にも「シャーッ」と鳴いて、毛を逆立てることもありますね。

ストレス・寂しい

飼い主がかまってくれないときには「ニャーン」「ミャーオ」と大きな声で鳴くことがあります。

帰りが遅かった特、ケージから出してもらえない、といった不満を訴えるときにも使います。

子猫が見慣れない家に来たときもこの鳴き声を出すことがあります。

成猫・老猫でも、環境の変化に対して、引っ越しで新しい場所になると不安になり、鳴きだすこともあります。

欲求

小さく高い声で「ニャーン」と鳴く姿は、猫を飼っている人は良く見かけますよね。

ご飯がほしい、遊んでほしい、トイレが汚れているから変えてほしいなどの欲求をしていることが多いです。

ねだるときは、小さく高い声で鳴くのが特徴です。

発情

去勢・避妊手術をしていない場合、発情の鳴き声を出すようになります。

メスは「オーン」「ウォーン」、オスは「グォーン」「グルル」と鳴きます。

トイレ

猫のキレイ好きは言うまでもなく、マンチカンも例外ではありません。

トイレの側や飼い主さんの側で「ニャーン」と訴えてきます。

汚いトイレで排泄したくないと思ったときに、飼い主さんに鳴き声で知らせることがあります。

トイレを綺麗にしてあげなかったりすると、鳴き続けることもあるのでそういうときには掃除をしてあげるようにしましょう。

まとめ

今回はマンチカンの鳴き声の大きさや鳴き声の意味を紹介してきました。

どうして鳴いているのか、どういう意味なのか、気になっていた方もすっきりしていただけたのではないでしょうか。

鳴き方もさまざまですが、トイレや病気・怪我のサインは見逃さないように気をつけましょう。

鳴き声の意味を知ってさらにコミュニケーションが取れるとさらに可愛く見えてきますね!

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この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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