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マンチカンの寿命!長生きのコツや気をつけたい病気や怪我について解説

2023.11.08 2024.03.26

短い足が可愛いマンチカン、家族に迎え入れた時に気になるのはやはり寿命のことですよね。この記事ではマンチカンの寿命のことから、マンチカンが気をつけるべき病気や怪我、そして長生きにつながるポイントを解説していきます。

マンチカンの平均寿命は?

マンチカンの平均寿命はどのくらいなのか、解説していきます。

マンチカンの平均寿命は?

マンチカンは平均的に12年から15年の寿命を持っているとされています。ただし、適切なケアや健康管理が行われている場合、さらに長生きすることもあります。

他の猫種との寿命の比較

猫種ごとに寿命には差がありますが、マンチカンと他の主な猫種との比較を見てみましょう。

一般的な猫種の平均寿命 多くの猫種は平均的に12年から15年の寿命とされています。たとえば、アメリカンショートヘアやロシアンブルーなどはこの平均寿命の範囲に収まることが多いです。

マンチカンとの寿命の違い マンチカンの寿命は他の猫種と比較しても平均的な範囲にあります。飼い主さんが適切なケアや病気や怪我の予防を心がけることで、平均的な寿命以上の長生きを期待することができます。

マンチカンがかかりやすい病気

以下で、マンチカンがかかりやすい病気について解説していきます。

遺伝的な病気

マンチカンは以下のようないくつかの遺伝的な病気のリスクも持っています。

骨格の問題 マンチカンの短い脚は遺伝的な特性です。この特性は同時に、マンチカンの骨格に関する問題を引き起こす可能性があるとも考えられます。脊椎の異常や関節の問題には、特に注意が必要です。症状が出る前に獣医さんの定期的な検診を受けることで、早期に問題を察知し、対処することがおすすめです。

心疾患 猫の中でも、マンチカンは特定の心疾患のリスクが高いと指摘されている猫種の一つです。息苦しそうにしたり、走り回ることなくずっと横になっているような症状が見られる場合があります。飼い主さんは定期的な健康診断や獣医さんとの密なコンタクトを持つことで、病気を早期発見することができ、適切な治療を始めることができます。

生活習慣と関連する病気

以下のような生活習慣に起因する病気にも注意が必要です。

肥満 都市部を中心に、室内飼いの猫が増加しています。室内で過ごすとおのずと運動量が減ったりいつでも食事やおやつをもらえる環境にいるため、マンチカンが肥満になるリスクは増大します。飼い主さんは適切な食事の量や質、そして日常的な運動の確保を心掛けることで、愛猫の健康を守るようにしましょう。

ストレス関連の疾患 猫はストレスを受けやすい動物とされています。特に狭いスペースや他のペットとの関係などでのストレスがマンチカンに影響を及ぼすことがあります。皮膚病や消化器系の問題など、ストレスが原因となる疾患には注意が必要です。定期的な観察をしっかりと行い、獣医さんとの連携が大切です。

マンチカンがしやすい怪我

病気だけではなく、以下のような怪我にも注意しましょう。

短い足が関連する怪我

マンチカンの短い足が原因となる怪我のリスクも存在します。

高い場所からの落下 マンチカンは短い足のため、高い場所からのジャンプや落下が他の猫よりもリスクが高くなります。特に高い家具の上やキャットタワーの上から飛び降りると、衝撃がダイレクトに体に伝わってしまうため、骨折や内臓損傷の原因となることが考えられます。飼い主さんは、マンチカンが高い場所にのぼりづらくする工夫が必要です。

関節の問題 短い足のため、関節に過度なストレスがかかることがあります。特に階段の昇り降りや高い場所へのジャンプに際しては、関節への負担が増加します。関節炎や他の関節の問題を引き起こすリスクが考えられますので、階段にいけないようにゲートをつけるなどしっかりと対策を行いましょう。

室内での怪我

室内でも、以下のように猫が怪我をするリスクは存在します。

家具や電気製品との接触 マンチカンは好奇心旺盛な猫であるため、家具や電気製品の間に入ることがあります。その際、身体を挟まれる、電気コードをかじってしまうなどの危険が伴います。飼い主さんは、これらの危険箇所をマンチカンから遠ざけるために、キッチンなど家電製品が多い場所に入れないようにするなど対策することがおすすめです。

窓からの脱走や転落 窓やバルコニーからの脱走や転落は、猫が重傷を負う大きなリスクとなります。特に高層階に住んでいる場合、窓には網戸を取り付けるなどの対策が欠かせません。飼い主さんは、窓周りの安全対策を十分に施しましょう。

マンチカンを長生きさせるコツ

ここからはマンチカンがより健康で長生きできるようにするためのポイントを解説していきます。

適切な食事管理のポイント

飼い主さんがマンチカンの健康を維持するためには、適切な食事管理が不可欠です。以下のポイントを心掛けて、マンチカンの食事をしっかりと管理していきましょう。

身体にあったキャットフードを選ぶ キャットフードの原材料や成分を確認し、無駄な添加物が少なく、肉類が主成分となっているものを選ぶことが重要です。また年齢や体重、活動量に応じて適したフードを選ぶことも大切です。

食事の回数と量の調整 1日の食事量を2~3回に分けて与えることで、消化を助けて、太りすぎるのを防ぐことができます。また適正な体重を維持するために、定期的に愛猫の体重を計測し、必要に応じて食事量を調整することが必要です。

おやつを与え過ぎない おやつは、猫の摂取カロリーの5~10%程度にとどめることがおすすめです。頻繁に与え過ぎると太りすぎる原因となるので注意が必要です。

運動のポイント

マンチカンは活発な猫種の一つではありませんが、適切な運動は健康を維持するために必要です。以下の方法で、愛猫の健康的な生活をサポートしましょう。

日常の運動はとても大切 日常の運動は筋肉や関節の健康を維持し、太りすぎるのを防ぐために重要です。短い散歩や室内での遊びを取り入れることで、マンチカンの運動量を確保することができます。

遊び方のコツ マンチカンの興味を引くおもちゃやコミュニケーションがとれる遊びを取り入れることで、運動量を増やすことができます。レーザーポインターや猫用のボールなどを使用して、飼い主さんも猫と一緒に楽しみながら運動させることがおすすめです。

定期的な健康チェックのポイント

飼い主さんがマンチカンの健康を長く維持するためには、定期的な健康チェックアップが必要です。以下の方法で、猫の健康状態を把握し、早期発見・早期治療につなげましょう。

獣医さんの定期検診 年に1~2回は獣医さんによる定期検診を受けることをおすすめします。症状が出ていない場合でも、隠れた病気や問題を早期に発見することができます。

家庭での健康チェック 日常的にマンチカンの食欲、便の状態、行動の変化などを観察することで、異変を早期に察知することが可能です。定期的に体重を計測することも、健康状態を把握する上で重要です。

まとめ

マンチカンの平均寿命は12年から15年とされており、適切なケアによりさらに長生きすることが期待できます。遺伝的な病気や家の中での怪我など注意することはありますが、飼い主さんが愛情をもって日々の食事や運動を管理し、しっかりと定期検診を受けることで、病気も怪我も未然に防ぐことができます。家族の一員として愛猫がいつまでの元気で長生きできるように、マンチカンの健康をサポートしてきましょう。

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この記事の監修者

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