マルチーズのしつけ!しつけ開始のタイミングやマルチーズに合ったしつけのやり方などを解説!

販売中のマルチーズ
マルチーズを家族に迎えたのなら、家族として快適な生活を送りたいですよね。そのためにとても大切なことが「しつけ」です。この記事ではマルチーズの性格に合ったしつけのやり方や性別ごとのしつけの方法などについて解説していきます。
しつけを始めるベストな時期は?
しつけはいつから始めるのが一番良いのでしょうか?以下で解説していきます。
子犬にしつけを開始するタイミング
子犬期は学習能力が高く、この時期に始めるしつけは一生の基盤を作ります。適切なタイミングでしつけを開始することは、マルチーズの健やかな成長にとって不可欠です。
しつけを開始すべき子犬の年齢
子犬のしつけは生後3ヶ月ごろからが理想的です。この時期、マルチーズの子犬は新しい環境や経験に対する適応力が高まっています。
重要なのは、生活のルーティンを学び、社会性を培うことです。早期に人や他の犬との適切な交流を経験させることで、バランスの取れた性格を育てることができるでしょう。
まずは基本的なコマンドを教える
「おすわり」や「まて」などの基本的なコマンドを教えることは、コミュニケーションの基礎を築きます。食事の前や散歩の際にこれらのコマンドを織り交ぜることで、遊び感覚でしつけを進められます。
社会化が重要
人や他の動物、さまざまな環境に慣れさせる「社会化」も重要です。子犬期に多くの経験をさせることで、恐怖や攻撃性を抑え、穏やかな大人の犬に成長させることができます。
成犬になってからではもう遅い?
マルチーズが成犬になってからでもしつけは可能ですが、子犬期に比べると時間と根気が必要になることがあります。ただし、愛情と正しいアプローチ方法を用いれば、どんな年齢のマルチーズも新しいことを学ぶことができます。
既存の行動パターンの変更
成犬になってからのしつけでは、既に定着してしまった行動パターンを変更する必要があります。これには一貫性と辛抱強さが求められますが、正しい方法であれば十分に可能です。
報酬をうまく活用する
報酬を使ったしつけの方法は、マルチーズに新しい行動を学ばせるのに効果的です。この方法は犬が望ましい行動をしたときにおやつなどの報酬を与えることで、その行動を強化してくれます。
プロのトレーナーとの協力
状況によってはプロのトレーナーのアドバイスやプログラムが必要になることもあります。飼い主さん自身が正しいしつけ方を学びながら、犬にも教えることが大切です。
性別によるしつけの違い
オスとメスによってしつけのやり方に違いはあるのでしょうか?
マルチーズの性別によって異なる特性を理解し、それぞれに適したしつけの方法することでより効果的にしつけすることができます。
男の子のマルチーズにおけるしつけのポイント
男の子のマルチーズは、縄張り意識が強く、マーキングをする傾向があります。この行動は、適切なトイレトレーニングで管理することが可能ですが、完全に抑えるのは難しいこともあります。散歩時にマーキングをさせることで、この自然な行動を上手くコントロールしましょう。
また、マルチーズの男の子は自立心が強いため、しつけでは一貫性が求められます。毎日同じルールを適用し、安定した生活リズムを与えることが大切です。独立心を尊重しつつ、基本的なルールを身につけるよう励ましましょう。
女の子のマルチーズにおけるしつけのポイント
女の子のマルチーズは、一般的におとなしく、飼い主さんとの絆を深めやすいです。ですが、発情期には行動パターンが変わるため、この期間には特に注意が必要です。変化に気を配りながら、愛情を持って接することが重要です。
恐怖心を感じやすい子もいるので、無理に新しい環境に慣れさせようとせず、安心できる空間を提供してあげましょう。愛情深い子が多いため、積極的なコミュニケーションを通じて信頼関係を築くことが、しつけ成功のカギです。
具体的なしつけのやり方
ここからは、マルチーズに合った具体的なしつけの方法について解説していきます。
まずはマルチーズを理解する
マルチーズはその愛らしい外見とともに、社交的かつ愛情深い気質を持ち合わせています。この気質を理解し、適切にしつけを行うことが、飼い主さんと犬との信頼関係構築に不可欠です。
マルチーズの性格を知る
マルチーズは感受性が強く、飼い主さんの感情や態度に敏感です。そのためしつけにおいて、飼い主さんの一貫性と穏やかなアプローチを特に心がけましょう。
愛情表現で信頼関係を築く
信頼関係を築く上で、マルチーズは愛情表現を通じて学習します。そのため、褒めることを中心としたポジティブなしつけ方が、この犬種には最適です。
トイレトレーニングのやりかた
トイレトレーニングは犬のしつけの中でも特に根気がいる部分です。マルチーズにとって快適なトイレトレーニングを行うために、以下のポイントに注意しましょう。
トイレの場所を指定する
最初にトイレの場所を一箇所に定め、そこをトイレと認識させることが重要です。マルチーズは習慣を大切にする犬種なので、一度覚えるとその場所での排泄を覚えます。
排泄後のほめ方
トイレで上手に排泄ができた際には、すぐに声をかけて褒めることで、ポジティブな行動を強化します。この繰り返しが学習へと繋がります。
失敗への対応
トイレトレーニング中の失敗は避けられないものです。しかし感情的に叱ることなく、静かに片付けをし、次への励ましを忘れないようにしましょう。
噛み癖・吠え癖のしつけのやりかた
噛み癖や吠え癖は、マルチーズがストレスや不安、興奮を感じているサインかもしれません。これらの行動を適切にコントロールする方法を見ていきましょう。
噛み癖に対するアプローチ
噛み癖がある場合、噛んだときに遊びを止めるなどして、噛むことが望ましくない行為であると理解させましょう。
吠え癖に対するアプローチ
吠えることで注意を引こうとする行為には、無視をすることでその効果がないことを教えます。その上で、静かにしているときに積極的に褒めることで、望ましい行動を強化します。
ストレスを管理する
噛み癖や吠え癖の背景には、ストレスが隠れていることがあります。適切な運動量や遊び、安定した環境を提供することで、これらの問題行動を減らすことができます。
遊びながらしつけをする方法
遊びはマルチーズの学習にとって楽しく効果的な手段です。遊びを通じて自然とルールを覚えさせ、適切な社会性を身につけさせましょう。
遊びを通じて基本的なコマンドを教える
宝探しや隠れんぼなどの遊びの中で「お座り」や「待て」などの基本的なコマンドを教え込むことができます。楽しみながら自然と学習させることが可能です。飼い主さんも一緒に楽しむことを心がけて行いましょう。
遊びの中でも規律を設ける
遊びの中でもルールを設けることで、マルチーズに規律を教えることができます。例えば、おもちゃを使った遊びでは、おもちゃを返すことで次の動作に移るなど、遊びの流れでルールを学ばせましょう。
ストレス解消としての遊び
適度な遊びはマルチーズのストレス解消にもなります。このリラックス状態が、しつけへの良い影響を与え、より良い学習環境を作り出します。いつでも穏やかで安心感のある中で、しつけを進められるように意識しましょう。
まとめ
マルチーズは子犬のうちにしつけを開始することが理想的です。成犬でも十分しつけは可能ですので、マルチーズの性格をよく理解しながら、飼い主さまが一貫性と安心感をしっかり与えながらしつけを行っていきましょう。
また男の子は独立心が強く、女の子は愛情深いが臨機応変な接し方が求められます。ポジティブな声掛けとともに、トイレトレーニングや噛み癖、吠え癖への対応をし、遊びを通じてルールを学ばせることで飼い主さんも犬も楽しくしつけを行うことができるでしょう。
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犬の家&猫の里 編集部
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