コラム・豆知識
注目のワンちゃん、ネコちゃん
犬を家に迎え入れる準備をしよう
家族でルールを決めましょう
どんな犬になってほしいのか、犬を迎える前に家族で相談することはとても大切なことです。家族でしつけのルールを決めておけば、犬の行いに対してどうしたらいいか迷わずにすみますし、ひとりひとり違った対応をして犬を混乱させずにすみます。同じ行動をしても人によってほめられた、何も言わなかった、叱られたでは、犬は迷ってどうしたらいいのかわからなくなります。家族で同じ対応ができるように、きちんと家のルールを統一して、家族みんな一貫した態度をとってあげてくださいね。ほめる時の言葉は「ヨシ」なのか「イイ子」なのか、叱る時は「ダメ」なのか「イケナイ」なのか、犬が入ってもいい部屋・いけない部屋はどの部屋か、ソファーに乗せていいのか、いけないのかなど決めておけば、家族も落ち着いて生活できますし、結局のところ、犬も安心してしつけもスムーズに進むのです。
犬の居場所を決めましょう
犬がやってくる前に、犬の居場所を決め、サークルを設置しましょう。サークルはリビングなど家族の集まる場所がいいですね。家族の顔が見えて、声の聞こえる場所にいれば、犬も安心しますし、無駄吠えも少なくなります。トイレトレーニングも犬を見ていられる場所にいたほうが楽でスムーズにできます。とはいえ、子犬は一日のほとんどを寝て過ごすので、あまり騒々しい場所よりは、静かで落ち着いた場所がいいのです。リビングでも入口の近くではないところ、目の前を人が行ったり来たりしない場所、テレビから離れた場所がいいでしょう。そして、風通しが良く、直射日光が当たらず明るい場所。この条件すべてをクリアする場所は限られてくるかもしれません。すでに家具が置いてあって、部屋の模様替えが必要になるかもしれません。家族にとって何が大切かよく話し合って、できるだけいい居場所を作って子犬を迎えてあげてくださいね。
環境を整えましょう
子犬にとって室内には意外と危険がいっぱいです。子犬は好奇心旺盛で、何でも口に入れてしまいます。輪ゴム、ピン、ペットボトルのふた、目のつくところに落ちているものはとりあえず口に入れようとします。子どものおもちゃの小さなフィギュアやミニカーのタイヤなど、子犬が取れる高さのところに置いておくと危険です。大型犬の子犬なら、丸めた靴下、手袋を飲み込んでしまうこともありえます。消化器官のどこかに詰まれば手術で開腹して取り出さなければなりません。飲み込みそうなものは置かないように、別の場所に片付けておきましょう。電気のコードはカバーをつけたり、犬の目につかないところに配線したりして感電を防ぎましょう。フローリングはすべりやすいので、犬の関節や腰などを痛める心配があります。カーペットを敷いたり、滑らないワックスを塗ったりして対策しましょう。子犬だけではなく、成犬になっても同じです。いつまでも健康で歩けるように、犬の足元には十分に注意してあげてくださいね。
h3>まとめ 無邪気な子犬との生活は楽しいものですが、夜泣き、排泄物の片付け、ごはんの準備にトイレトレーニングとせわしないものです。子犬がやってくる前に、家族の心構えと環境が整っていれば、安心して子犬を迎え入れ、スムーズに生活できるのではないでしょうか。


犬の家&猫の里 編集部
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