コラム・豆知識
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ペットショップで最初にチェックしておいた方がいい項目
良心的なペットショップから購入しましょう
良心的なペットショップを見きわめて、健康な子犬を購入しましょう。チェックポイントは次の5点です。1)店内に「動物取扱業者標識」か「動物取扱業者登録証」の掲示がある。2)店内と動物のいるケージの中が清潔である。3)店員さんに知識があり、的確な受け答えができる。4)子犬たちが生後45日を過ぎている。5)子犬の価格が安すぎない。劣悪な環境で無計画に繁殖させる悪質なブリーダーが、安価で子犬を売りさばくことがあります。安すぎる場合は注意が必要です。6)深夜営業をしていないペットショップ。夜遅くまで開いているような店は子犬の健康を考えていません。体力のない子犬たちは長時間の営業に疲れて弱ってしまいます。いかがでしょうか。ちゃんと自分の目で確認して、責任もって販売している良心的なペットショップで購入するようにしてくださいね。
子犬の健康状態を確認しよう
ペットショップのいいところは、いつでも気軽に店内に入って見られることです。時間の許す限り子犬の様子を見に行きましょう。ケージの外からでもある程度は健康状態を確認することができます。目ヤニはついていないか、お尻は汚れていないか、生き生きとした目でこちらを見て尻尾を振っているか。それから食餌の時間を聞いて子犬の食欲も確認してみましょう。特に夕方になると弱っている子犬は食欲を無くしています。食餌をぺろりと平らげて、空になったボウルを名残惜しそうに舐めている子犬は健康な可能性が高いです。そしてもちろん触れてみてくださいね。抱いた感触が引き締まって弾力があり、ずっしりと重い子犬は健康です。目も見えているか確認ましょう。顔の前で指を動かしてみて、目で追えば大丈夫です。歩かせて歩様もチェックしてくださいね。
アフターケアと生体保証
元気なはずの子犬を家に連れて帰ったら、翌日には具合が悪くなって突然亡くなってしまった、ということもあり得ます。販売契約書に生体保証がついているか確認しましょう。ペットショップによって保証の内容は異なりますが、1例をあげます。「販売した日より12か月以内に病気、事故、ケガで死亡した場合、獣医の診断書を提出の後、死亡日より3か月以内に同程度の子犬の代犬が受けられます」現金等の返金はしてくれるショップと、できないショップがあります。しかし、たいていのペットショップはお金での返金ではなく、代わりの子犬との交換になります。その理由の一つとして、返金しても、そのお客はそのショップでは2度と子犬を買わない可能性が高いからでしょう。購入後に遺伝的疾患があると診断された場合の、治療にかかる費用も負担してもらえるのかどうか確認してくださいね。
まとめ
ペットショップにはたくさんの子犬や動物たちがいて、誰でもすぐに手に入れることができ便利です。日本のように店頭で動物たちが販売されているというのは、世界では珍しいことだといわれ、ペットショップの問題点もいろいろと取り沙汰されています。購入者のショップを見る目が厳しくなれば、自然に淘汰が起こり、良心的なペットショップだけが残っていく、そんな時がくるのではないでしょうか。
犬の家&猫の里 編集部
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