犬を飼うときに気になる「無駄吠え」ですが、小型犬のなかにも吠えにくい犬種はいるのでしょうか？

マンションで犬を飼おうと思う方は、特に気になる部分ですよね。

今回は吠えない犬種の特徴や、吠えない小型犬をご紹介していきます。

あまり吠えない犬種の特徴

基本的に犬は吠える動物なので、全く吠えない犬種というのは存在しません。
そう聞くとマンションやアパートのような集合住宅では犬の鳴き声による近隣トラブルが気になってしまいますよね。

しかし、犬のなかにもよく吠える犬種とあまり吠えない犬種が存在します。
よく吠える犬はもともと狩猟犬や牧畜犬などとして活躍していた子が多いです。大人しい性格では狩りに向きませんので、よく吠えるなど気性が荒い犬種が使われていたのです。

反対に、あまり吠えない犬は愛玩犬として生まれた犬種です。愛玩犬は人間が可愛がることを目的に改良されて誕生した犬種ですので、可愛らしい見た目や人懐っこい性格、そしてあまり吠えないといった特徴があるのです。

もちろん、あまり吠えないかは個体差がありますが、なるべく吠えない子が良いと思う方は以下でご紹介するような小型犬を選ぶことをオススメします。

あまり吠えない小型犬

パグ

パグは明るくのんびりとした性格で、吠えたり攻撃的になったりすることが少ない犬種です。飼い主さんによく懐きますが、それ以外の人や犬にも友好的で積極的に遊びたがります。吠えたり嚙んだりすることが少ないので、小さな子どもやお年寄りがいる家庭でも飼いやすいでしょう。

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トイ・プードル

モフモフとした毛でぬいぐるみのような見た目をしたプードルは、室内飼いにピッタリの小型犬です。
プードルは全犬種のなかでも非常に高い知能をもつため、飼い主さんの言うことをよく聞いてくれます。活発で好奇心旺盛な性格をしていますが、きちんと言い聞かせれば無駄吠えすることは少ないです。

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フレンチ・ブルドッグ

フレンチブルドッグは非常に穏やかな性格で、家族を喜ばせるのが大好きな犬種です。
運動能力は高いのですが、落ち着いて過ごすことが多く、攻撃的になったり無駄吠えしたりすることは少ない傾向にあります。
寂しがり屋な一面もあるので、たくさんスキンシップをとってあげてくださいね。

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マルチーズ

成犬になっても小さくて可愛らしい見た目のマルチーズは、見た目通り甘えん坊で温厚な性格をしています。
身の危険を感じると吠えたり攻撃的になったりすることはありますが、滅多に吠えることはありません。

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ボストン・テリア

原産国のアメリカでは「小さなアメリカの紳士」とも言われるボストン・テリアは、温厚で紳士的な性格です。非常に活発なので外で走り回るのが大好きですが、室内ではお行儀がよく、大人しく過ごすことが多い小型犬です。

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ミニチュア・シュナウザー

ミニチュア・シュナイザーはもともとネズミ駆除をしていた使役犬ですが、非常に知能が高く、愛情深い犬種です。支配欲がないため、他の犬や小さな子どもとも上手くやっていけるでしょう。
賢くて飼い主さんに従順なため、しつければ無駄吠えすることも少ないです。

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ヨークシャー・テリア

ヨークシャー・テリアは警戒心が強く、やんちゃな一面もありますが無駄吠えは比較的少ないと言われています。警戒から無駄吠えすることもありますが、子犬のうちから人や犬に慣れさせて訓練すればあまり吠えなくなりますので、はやめに訓練するようにしましょう。
抜け毛も少ないので、室内飼いにも向いている小型犬です。

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ペキニーズ

ペキニーズは独立心が強いのですが、物静かで落ち着いた性格をしており、無駄吠えが少ない犬種として知られています。
気まぐれで猫のような一面もありますが、飼い主さんへの忠誠心は高いので、子犬のうちから無駄吠えしないようトレーニングすればよく吠えるということはないでしょう。

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まとめ

近年は生活音や犬の鳴き声などで近隣トラブルに発展することが多いため、ご近所のことを考えて犬種を決める方も多いことでしょう。

嬉しい時や起こっている時、警戒している時などに犬は吠えることはありますが、すべての犬がよく吠えるというわけではありません。

一般的に大型犬は大らかで吠えにくいイメージ、小型犬はよく吠えるイメージがあるかと思いますが、小型犬のなかにも吠えにくい犬種は存在します。

鳴き声が気になる方は、今回ご紹介したような犬種を中心にどの犬を飼うか決めてみてくださいね。ただ、吠えにくい犬種といっても個体差はありますし、吠えやすいと言われている犬種でも、しつければ無駄吠えも少なくなります。

実際にペットショップなどでワンちゃんをたくさんみて、あなたが良いと思った子を新しい家族として迎えてください。