ドッグフード、おやつ

ドッグフードの価格は本当に幅があります。国産で1キロ250円のフードもありますし、同じ1キロでも10倍の2500円するプレミアムフードもあります。小型犬で1か月2キロ食べると計算したら500円と5000円、その差は歴然ですね。プレミアムフードというのは、保存料、香料、着色料など犬の体に良くないとされる添加物は無添加で、使っている肉なども人間も安心して食べられる素材、さらに栄養バランスの良いものだそうです。一方安いフードはそれなりの素材を使い、たんぱく質の割合が少なく穀物の割合が多めで、添加物として犬が喜ぶような匂いなども添加して素材の悪さをごまかしている、と言われています。高価なフードは安心して食べさせることが出来ると思いますが、安価なペットフードを食べ続けても長生きで健康な子がいるのも確かです。とりあえずフードとおやつ代で3000円とします。

ペットシーツ、衛生用品、シャンプー、トリミング

ペットシーツがどれだけ必要かは、犬がトイレを外でするか、室内でするか、によります。お散歩中でなければしない子なら、ペットシーツ代はほとんど不要です。逆に家の中でないとトイレはしない、という子ならペットシーツは必需品ですね。1日3枚ほど使うとして1か月レギュラーシーツ100枚1500円です。大型犬はこの4倍の大きさのスーパーワイドが必要ですから、単純に計算すると1か月6000円にもなります。犬も歯磨きや耳のケア、汚れを拭くウェットティッシュなどが必要です。衛生用品は月々2000円ほどです。またトリミングが必要な場合は、トリミング代として小型犬で4500円くらいかかります。大型犬は8000円くらいです。トイプードルやマルチーズなど被毛がシングルコートの犬種はは必ずトリミングしますが、日本犬やポメラニアンなどダブルコートの犬種は必要ありません。

医療費

犬が病気にかからなくても、けっこう病院でお世話になっています。年に1回の混合ワクチン、フィラリア、それから去勢・避妊手術、健康診断も年に1度はしたほうが良いでしょう。混合ワクチンは8000円、12か月で割ると666円。フィラリア予防の薬は地域によって6～8か月飲みます。フィラリアの薬も犬の体重によって、それから病院によっても違います。小型犬で1か月1000円、大型犬で2000円です。6か月間飲むとして、年間で小型犬なら6000円、1か月に換算すると500円。年一度の健康診断は血液検査をした場合は8000円、1か月666円。避妊・去勢手術は飼い主の判断によります。雌なら望まない妊娠や、生理の時のストレス、生殖器系の疾患の予防になります。雄も前立腺などの疾患の予防になります。病院によって違いますが、2万5000円ほどかかります。去勢避妊を除いた月々の最低の医療費は1832円です。

まとめ

小型犬の月々に必要な費用は、フード・おやつ代3000円、ペットシーツ等衛生費2000円、医療費1832円、合計で6832円です。年間では8万2000円にもなり、ここにトリミング代と、おもちゃ代、病気になったら医療費がかかってきます。それから服代、ドッグラン、しつけ教室などに行けばその費用も。大型犬はこの2倍以上かかります。