子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

コラム・豆知識

コラム

犬に梨を与えても大丈夫?与える際の注意点について

2021.06.19 2021.08.10
                     

飼い主さんが梨を食べているときに愛犬が欲しがったら、与えても良いものなんでしょうか?万が一のことを考え、与えるのを控えている方もいると思います。

この記事では、そもそも梨を犬に与えても良いのか、与える場合はどんなことに気をつけなければいけないのかなどを解説します。

犬に梨を与えても大丈夫?

結論から言うと、犬に梨を与えても大丈夫です。犬は雑食ですので、中毒を起こしてしまうような食べ物以外であれば、口にしても問題はありません。もちろん食べすぎはよくありませんので、与える際は少量にしてくださいね。

梨の栄養と効果

食物繊維

梨は水溶性の食物繊維を多く含んでいます。水溶性の食物繊維は、小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにし、食後の血糖値の上昇を抑える働きがあります。

さらに、コレステロールを吸着し、体外に排出してくれる効果もあるので、血中のコレステロール値を下げてくれます。

カリウム

梨にはカリウムがたくさん含まれています。カリウムには、疲労回復効果や余分なナトリウム(塩分)を排出して、血圧を下げる効果があります。
また、カリウムには利尿作用があり、老廃物の排出も促してくれます。

アスパラギン酸

アスパラギン酸というのは、アミノ酸の一種です。栄養ドリンクにも含まれており、疲労回復効果があるとされています。

ソルビトール

梨にはソルビトールという糖アルコールも含まれています。ソルビトールには整腸作用があり、お通じが良くなる効果があります。

水分

梨は全体の約90%が水分でできているので、おいしく水分を補給することができます。程よい甘さとシャリシャリとした触感を気に入ってくれる子も多いので、あまり積極的に水を飲んでくれないときや暑さで食欲がわかないときは梨を与えてみてもよいかもしれません。

梨の適切な量

梨をおやつとして与える場合、1日の食事量の10%以内が適量とされています。体のサイズ別の適切な量は以下のようになります。

小型犬

パグやシーズーなど、体重が10kg以下の犬は小型犬に分類されます。

体重が4kgの小型犬の場合、1日の食事量は91gですから、与えても良い梨の量はその10%以内の9g程度です。

中型犬

コーギーやボーダーコリーなど、体重が25kg未満の犬は中型犬に分類されます。

体重が20kgの中型犬の場合、1日の食事量は303gですから、与えても良い梨の量はその10%以内の30g程度です。

大型犬

ゴールデンレトリーバーやドーベルマンなど体重が25kg以上の犬は大型犬に分類されます。

体重が30kgの大型犬の場合、1日の食事量は410gですから、与えても良い梨の量はその10%以内の41g程度です。

※上記の1日の食事量は、避妊・去勢済みの成犬に100gあたり350kcalのフードを与えている場合を想定しています。

梨を与える際の注意点

皮がついたまま与えない

梨の皮は硬いので、愛犬にあげる際はむいてから与えてあげましょう。

ものによっては、皮に農薬などが付着している可能性もありますので、むいてあげた方が安全です。

未熟な梨は与えない

収穫時期より早い未熟な梨には「アミグダリン」という成分が含まれています。このアミグダリンは、犬が中毒を起こす危険性があります。

基本的にスーパーなどで流通しているものは問題ありませんが、梨狩りに行って、自分たちで収穫したものを食べさせるという場合は、注意が必要です。

種ごと与えない

先ほど、未熟な梨にはアミグダリンが含まれていると説明しましたが、実は種にもアミグダリンは含まれています。

そのため、人間が食べるときと同じように、種は除去した上で与えてください。

サイズが大きいまま与えない

特に小型犬や超小型犬の場合、サイズが大きいまま与えてしまうと、のどに詰まってしまう可能性があります。思わぬ事故を防ぐためにも、細かく刻んであげるか、すりおろした状態で与えるようにしてください。

人間用の加工品は避ける

犬用に作られたものであれば問題ありませんが、人間用に作られたものは甘味料や油脂などが使われていることが多いため、避けてください。

お菓子ではなく缶詰ならいいのでは?と思うかもしれませんが、缶詰は保全性を高めるために砂糖がかなり多く使用されていますので、こちらも与えるのは控えた方が良いです。

梨アレルギーについて

梨は基本的に少量であれば、与えても健康を害する心配はありませんが、まれにアレルギー反応を示す犬もいます。

梨アレルギーの症状としては以下のようなものがあります。

  • じんましん
  • 嘔吐、下痢
  • 目の充血
  • 呼吸が苦しそう
  • ぐったりしている

このような症状が見られたら、すぐに動物病院を受診するようにしましょう。

傾向として、リンゴや桃を食べさせたときにアレルギー反応を示した場合、梨でもアレルギー反応が出てしまう可能性があります。

初めて梨を食べさせるときは、愛犬の様子をよく観察するようにしましょう。

まとめ

梨は栄養豊富で、水分をたくさん含んでいることから、人間だけではなく、犬のおやつとしても最適です。ただし、梨は消化しやすい食べ物とは言えないので、犬に与える際は1日の食事量の10%以内に留めるようにしましょう。
梨が旬を迎える季節になったら、ぜひ愛犬と一緒に楽しんでみてください。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。