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犬に野菜は必要?与えていい野菜とダメな野菜を紹介します

2022.04.25
                     

犬に野菜は必要?与えていい野菜とダメな野菜を紹介します

犬も人間と同じように野菜の栄養は必要なのでしょうか。犬も野菜を食べることができますが、与えてはいけない野菜もあるため、注意が必要です。

この記事では、犬に野菜は必要なのか、野菜を与えるメリット、与えても良い野菜といけない野菜をご紹介していきます。

愛犬の健康を守るためにも大切なので、しっかり押さえておきましょう。

犬に野菜は必要?

犬は、野菜を積極的に食べる必要はありません。元々肉食だった犬ですが、人間と暮らす中で、次第に肉食から雑食へと進化していきました。

犬も害のない野菜以外は食べることが可能です。最近では健康志向の高まりから、愛犬に野菜を与える飼い主さんも増えています。野菜で作った手作りフードや、ごはんのトッピングなど、与え方は飼い主さんによって様々です。

野菜は、人間に必要な栄養素を豊富に含んでおり、健康維持に欠かせません。一方で、雑食ですが肉食に近い犬にとって、繊維質の多い野菜は、消化されにくいことが理由で、与えてはいけないという意見もあります。

実際には、犬には与えても良い野菜と与えてはいけない野菜があり、それらを守れば問題ありません。肉食を中心にしつつ、バランス良く野菜を食べることで、犬が野菜を食べるメリットもあります。

野菜を与えるメリット

野菜を与えるメリットは、野菜に含まれる栄養素や水分を補えることです。

野菜には、ビタミン、ミネラル、フィトケミカル(植物に含まれる化学物質の総称)、食物繊維が豊富に含まれています。

ビタミンやミネラルは、体の機能の調節や皮膚の健康を維持する働きがあり、食物繊維は腸内環境を整えるため、便秘解消に効果的です。フィトケミカルには、強い抗酸化作用があり、活性酵素を無害化します。

野菜は、ダイエット中の愛犬にもおすすめです。ごはんのかさ増しになるだけでなく、満腹感が持続します。ただし、食物繊維が多い野菜をたくさん与えてしまうと、消化しきれずに下痢を起こすこともあるので、注意してください。

同じ野菜ばかり与えると、栄養が偏ってしまうため、色々な野菜を組み合わせて与えるようにしましょう。

与えても良い野菜

犬に与えても安全で、健康的にも良い野菜をご紹介します。

さつまいも

ビタミンや食物繊維が豊富なさつまいもは、糖質が多いため、少量をおやつとして与えるのがおすすめです。

1日15g程度を目安に、茹でたり、蒸したりしたものを与えてください。量が多いと肥満に繋がるので、おやつや特別な日のトッピングとして与えると良いでしょう。

キャベツ

葉が柔らかい春キャベツは生で与えることができるので、含まれている栄養や酵素をしっかり摂ることがきます。葉が固いものは加熱してから与えるようにしてください。

与えすぎると、ガスが溜まる、軟便や吐き戻しの原因になります。1日5g程度を目安に、与えましょう。

トマト

トマトには、抗酸化作用のあるリコピンや水分が豊富に含まれています。トマトを食べることで水分補給にもなるので、愛犬の熱中症対策にもなるでしょう。

生の状態なら1日15g程度を目安に、ミニトマトなら1個程度に留めてください。与えすぎると、軟便になることがあります。

かぼちゃ

ゆでただけで甘みのあるかぼちゃは、ビタミンC・E・β-カロテンなどの栄養素が豊富です。抗酸化作用や血流の促進、腸内環境を整える働きがあります。

食物繊維が多いため、食べ過ぎると下痢になることがあります。加熱したものを1日に10g程度に抑えて与えるようにしてください。

にんじん

にんじんは、他の野菜と比較してβ-カロテンの量が多く、カリウムや食物繊維も豊富です。生のまま与えると、便が緩くなったり、消化不良を起こしたりすることがあります。

加熱したものを少量与えるのがおすすめです。1日に与える量は5~10g程度にし、便の状態を見ながら与えましょう。

大根

大根は約90%が水分からなる低カロリーの食材です。水分補給が苦手な子やダイエット中の子に適しており、暑い夏場や乾燥する冬の水分補給に役立ちます。

食べ過ぎると、軟便や下痢、消化吸収不良を起こすこともあります。与えるときは皮を剥いた状態で5g程度を目安に与えましょう。すりおろしたものを与えてもOKです。

ブロッコリー

ブロッコリーは、ビタミンや食物繊維、ミネラルなど、栄養素の含有量が高いです。栄養素をしっかり摂るなら、お湯でゆでるよりも、電子レンジで加熱しましょう。

犬に与える時は、軸の部分は食物繊維が多いため、主に房の部分を加熱して与えてください。与える量は、1日10g程度が目安です。

じゃがいも

じゃがいもはでんぷん質なので、加熱してもビタミンCの損失が少ないです。

犬に与える場合は、皮と芽を取り除き、必ず加熱したものを小さくカットしてください。新じゃがいもなら、皮をむかずにそのまま与えてもOKです。1日20g程度を目安に与えましょう。

消化しやすいじゃがいもは、食物繊維を多く含むので、整腸作用も期待できます。

レタス

主成分が水分のレタスには、食物繊維やビタミンCやE、ミネラルがバランスよく含まれています。
レタスは食物繊維が少なめなので、多めに与えても問題ありません。

生もしくは加熱したものを、1/2枚程度を目安に与えてください。犬が食べやすいように、刻んであげると良いでしょう。

かぶ

食物繊維が多いかぶの皮を食べると、軟便になることがあるため、必ず皮をむいたものを与えてください。

生または加熱をしたものを1日20g程度を目安に与えてください。茎の部分は固いので避け、少量であればゆでて刻んだ葉も与えられます。

きゅうり

きゅうりは、水分補給に最適な野菜です。

夏バテ気味の愛犬や、ダイエットをしている愛犬のごはんをかさ増しするときに活用できます。皮をよく水洗いし、生の状態で1日20g程度目安に与えてください。

きゅうりにはカリウムやビタミンK、β-カロテンなどの犬の健康に役立つミネラルやビタミン類が含まれています。水分が多いため、過剰に与えると下痢をすることがあるので、適量を守って与えましょう。

白菜

低カロリーで食物繊維があまり多くない白菜は、犬にとってトラブルが少ない野菜です。

犬に与えるときは、消化しやすいように加熱をしてから、細かく刻んだものを与えてください。水に溶けやすいビタミンCやカリウムが含まれているので、加熱時間は短めにしましょう。1日に与える目安量は、10g程度です。

水分量が多く、あまり栄養価が高くないイメージの白菜ですが、ビタミン、ミネラル、食物繊維などの栄養素が含まれています。

与えてはいけない野菜

犬が食べると中毒を起こしてしまう野菜もあるので、注意してください。

玉ねぎ

犬が玉ねぎを食べると、「有機チオ硫酸化合物」による中毒を起こす危険があります。「有機チオ硫酸化合物」は、犬の赤血球を破壊して、溶結性貧血を起こす成分です。

血尿などの症状があらわれるだけでなく、命に関わることもあるため、絶対に与えてはいけません。

ニラ

ニラは、ねぎ類と同じユリ科の食べ物で、玉ねぎと同様に「有機チオ硫酸化合物」が含まれる犬が食べてはいけない食材です。

調理で使う際は、誤って犬が口にしないようにしてください。

にんにく

にんにくも、玉ねぎやニラなどと同じ属性のため、「有機チオ硫酸化合物」が含まれています。症状としては、貧血や下痢、嘔吐などが見られることが多いです。

中毒による体への影響には個体差があります。にんにくは玉ねぎよりも中毒作用は低いとされていますが、犬に与えないでください。

アボカド

アボカドには、犬の体に有害な「ペルシン」という成分が含まれています。

高脂肪で高カロリーな野菜のため、犬の健康を損なう恐れもあります。他にも、アボカドの大きな種を喉に詰まらせてしまえば、腸閉塞になる可能性があるため、注意が必要です。

なす

なすは、犬も食べられる野菜ですが、灰汁が強いです。灰汁とカルシウムが結合すると、尿結石症などのリスクが高まります。

また自然毒である「アルカロイド」も含んでいるため、犬には与えない方が良いです。

ごぼう

ごぼうは犬が食べられる野菜ですが、食物繊維が多く、消化不良や下痢、便秘などの体調不良を起こしやすいです。

また灰汁が強いキク科の食べ物なので、アレルギー症状を起こすこともあります。犬に与えるのは避けましょう。

とろろいも・長いも

とろろいもや長いもなどの粘り気のあるいも類は、皮の周りに「シュウ酸カルシウム結晶」が多く含まれています。

口周りにつくと、痒みやかぶれなどのアレルギー症状を起こすことがあるため、犬には与えないようにしてください。

ぎんなん

ぎんなんは生で食べると「ギンコトキシン」と呼ばれる成分が、けいれんや嘔吐、めまい、呼吸困難などの中毒症状を引き起こす可能性がある犬にとって危険な食材です。。

散歩中に独特の香りにつられて、落ちているぎんなんを誤飲・誤食しないように注意しましょう。

野菜を与える際の注意点

犬に野菜を与えるときは、次のような点に注意してください。

調味料を使わない

犬に野菜を与えるときは、調味料を使わないでください。

ケチャップやソースには、犬が中毒を起こす可能性がある玉ねぎが入っているものがあり、高カロリーなマヨネーズは、肥満の原因にも繋がります。

基本的に犬の食べる物には、味付けする必要はありません。少量の調味料であっても、犬の体には悪影響なので、使用するのは避けましょう。

柔らかくゆでる・細かく刻む・潰す

固い野菜は、丸飲みしてしまうと、喉に詰まらせる心配があります。

柔らかくゆでる、電子レンジで加熱する、小さくカットする、細かく刻むなど、愛犬
合わせた食べやすい形で与えてください。

ブロッコリーやさつまいも、じゃがいも、かぼちゃなどは加熱してから、枝豆やとうもろこしなどは、皮を剥いてから潰して与えると良いです。

毎日の食事にトッピング(与えすぎに注意)

犬に野菜を与えすぎると、体調不良を起こすことがあります。食事のトッピングなら、全体の食事量の20%を超えない程度にしましょう。

野菜の量が主食のドッグフードよりも多くならないように、飼い主さんがきちんと管理してください。

犬にとって、野菜はあまり消化の良いものではありません。内臓に負担をかけてしまうこともあるため、少量に留めて、与えすぎないことが前提です。

子犬はいつから与えられる?

子犬に野菜を与えられるのは、生後7~8カ月の乳歯から永久歯に生え変わってからです。

歯が永久歯に生え変わるまでは、消化機能が未発達のため、消化できずに吐いてしまうことがあります。

歯が生え変わったことを確認した上で、胃腸に負担がかからないよう、必ずゆでたものを与えてください。少量から始めて、体調や便の調子を見ながら、量を増やしていくと良いでしょう。

食べてはいけない野菜を食べてしまった場合

愛犬が食べてはいけない野菜を食べてしまったら、速やかに動物病院へ連絡しましょう。

動物病院に連絡する際は、いつ・何を・どのくらいの量を食べたか、を詳細に伝えてください。

犬が食べてはいけない野菜には、犬に有毒な物質が含まれており、少量であっても危険です。体調などに影響が出ていない場合でも、自己判断せずに、獣医師さんに診てもらってください。

まとめ

犬に野菜は必ずしも必要ではありませんが、野菜に含まれている栄養素による健康効果が期待できます。また、ダイエット中の愛犬のかさ増し食材や水分補給にも活用できる食材です。

ただし、野菜は食物繊維が多いため、消化しにくく、食べ過ぎると体調不良を起こす原因にもなります。
消化しやすく加熱する、小さくカットするなど、適切な形で与えましょう。

野菜ごとの目安量を参考に、適量を与えることで、愛犬の健やかな体作りに繋げていましょう。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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