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犬に果物を与えても大丈夫?与えてはダメ果物と注意点を紹介します

2022.04.26
                     

犬に果物を与えても大丈夫?与えてはダメ果物と注意点を紹介します

人間にとって美容や健康に良いとされる果物ですが、犬にとって害になるものもあるため、注意が必要です。
この記事では、犬に与えても良い果物とダメな果物、与える際の注意点などを、解説していきます。愛犬の健康のためにも、正しく知って活かしていきましょう。

犬に果物を与えて大丈夫?

結論からいうと、犬に果物を与えても大丈夫です。ただし、与えられる果物は、犬の健康上安全なものに限られます。果物の中には、犬が食べてしまうと中毒やアレルギーを引き起こす可能性のあるものがあります。

犬が食べると害になる果物を避け、与えても良い果物を選ぶことが大切なポイントです。

また犬は、ドッグフードで必要な栄養素を補うことができています。果物を食べ過ぎると、肥満に繋がるため、摂取カロリーの10%以内に抑えましょう。体重制限している愛犬には、不向きかもしれません。あくまで果物は、補助食やおやつとしての位置づけです。
与えるときは、果物の種類や与え方に気をつけ、与え過ぎないようにしましょう。

果物を与えるメリット

犬に果物を与えるメリットは、様々な栄養素を摂取できることです。含まれている栄養素は果物によって、異なります。

以下は果物に含まれている主な栄養素です。

  • ・ビタミンC:被毛や皮膚の健康維持。
  • ・β-カロテン:皮膚や粘膜、目の健康維持。
  • ・ポリフェノール:抗酸化作用、老化予防。
  • ・食物繊維:腸内環境の改善。
  • ・カリウム:体内の余分なナトリウムの排出。

また、果物を摂ることで、水分補給もできます。暑い夏場は、犬は水分不足になりやすいため、積極的に水分を摂取させることが必要です。水を入れた容器に少量の果物を入れて与えれば、果物と一緒に水も飲んでくれるので、熱中症予防になります。
果物の食物繊維は糖吸収を穏やかにするだけでなく、果物に含まれている果糖は、血糖値を上げにくいとされています。過剰に取らなければ、高血糖になるリスクが少ないため、愛犬のおやつに向いています。

犬に与えても良い果物

普段の愛犬の食事やおやつに果物をうまく取り入れることで、健康効果が期待できます。ここでは、犬に与えても良い果物をご紹介します。

いちご

いちごにはストレス緩和に効果的なビタミンCが、豊富に含まれています。低カロリーなので、肥満が気になる愛犬にもおすすめです。1キロの犬でいちご半分、10キロの犬でも1日3粒程度に留めておきましょう。

りんご

りんごには、ビタミンCや水溶性の食物繊維であるペクチンが含まれています。ペクチンは胃腸の働きを助けるため、便秘がちな愛犬におすすめです。

摂取量の目安は、1日に約20gで、1/6個を1切れ弱程度です。皮や芯、種は取り除いて与えてください。

バナナ

バナナは、エネルギー補給に最適な果物です。ビタミンB群や食物繊維なども豊富で、犬の被毛や皮膚、胃腸の調子を整えてくれます。

糖質が多いため、カロリーが高めです。40キロ程度の大型犬で約1本分、小型犬で5㎜の輪切り1つ分程度を目安に与えてください。

キウイ

キウイに含まれているたんぱく質の分解酵素「アクチニジン」は、肉の消化を助け、腸内環境を整える働きがあります。

食物繊維はバナナの約2倍含まれており、食べ過ぎると下痢になりやすいため、注意してください。糖度が高いので、与える量はほんの少しにしましょう。
10キロ以下の小型犬で、1/4個分くらいを目安に与えてください。

パイナップル

パイナップルは、脂質をエネルギーに分解するビタミンB2や、疲労解消に効果的なクエン酸を含みます。

缶詰のパイナップルには砂糖がたくさん含まれており、健康に悪影響があります。愛犬に与える場合は、加工されていない生食のものを与えてください。
1切れ15gを小型犬で2切れ、大型犬で6切れが目安です。

みかん

ビタミンCを豊富に含むみかんは、夏バテ防止にもぴったりです。

みかんの外皮だけでなく、薄皮も消化不良を起こす原因になるため、果肉のみ与えるようにしてください。
与える目安は、体重1キロの犬で1日2房までです。

スイカ

スイカは、カリウムを豊富に含むため、利尿作用があり、夏バテ解消におすすめです。

約90%と水分が多いので、他のフルーツよりも多めに与えて問題ありません。ただし、お腹が緩くなることがあるので、与え過ぎに注意してください。
摂取目安量は、4キロの犬で40g程度、2㎝角にカットした場合、3つ分です。

柿は、豊富なビタミンC、アルギニン酸という必須アミノ酸を含みます。

犬に与える目安量は、人間のひと口サイズで1日15g程度です。糖分が多いため、与えすぎないようにしてください。

ミネラルを多く含むため、食べ過ぎると腎臓病などのリスクが高まるので、注意が必要です。
大きな種があるので丸のみしないように、取り除いてから与えましょう。

梨は水分を多く含むので、水分補給におすすめです。クエン酸やビタミン、アスパラギン酸が含まれており、疲労回復や被毛・皮膚の健康を保つ作用が期待できます。

1日に1.5㎝のくし切り1切れ分、約20gを上限として与えてください。食べ過ぎると、下痢や消化不良を起こすことがあるので、注意してください。

犬に与えてはいけない果物

犬が食べると毒性がある果物や、アレルギーを起こす可能性がある果物があります。次に紹介する果物は、犬に与えないようにしてください。

ぶどう

ぶどうは、大量摂取による急性腎不全の危険がある果物です。1粒なら大丈夫だろうと食べさせてしまうと、食欲減退、嘔吐などの中毒症状を起こすこともあります。

特にぶどうの成分が凝縮されているレーズンは、注意が必要です。1粒が小さいため、大量に食べてしまうことがあります。保管する際は、愛犬の手の届かないところにしてください。

いちじく

いちじくは、犬がアレルギーを起こす原因となる「フィシン」と「ソラレン」という成分を含みます。人間には程よい整腸作用をもたらしますが、犬には毒になってしまうことも。その作用が強く出てしまうことで、下痢や嘔吐などの体調不良を起こすことがあります。

アボカド

人間にとっては、動脈硬化や生活習慣病の予防にも効果的なアボカド。アボカドに含まれている「ペルシン」と呼ばれる殺菌作用のある成分は、犬が大量に摂取すると、下痢や嘔吐などの中毒症状を起こします。
大きなアボカドの種は、誤飲による腸閉塞のリスクもあるため、与えるのは避けましょう。

プルーン

鉄分含有量が高く、美容や整腸作用のあるプルーン。犬が食べると、アレルギーによる呼吸困難を起こす恐れがあります。また、プルーンに含まれているカリウムが、高カリウム血症に繋がることもあるので、愛犬に与えないようにしてください。

ドライフルーツ

ドライフルーツは糖分が高いため、カロリーオーバーになります。また、食物繊維が多いため、軟便や下痢になりやすいです。食べても良い果物であったとしても、ドライフルーツは避けた方が良いでしょう。

柑橘類の外皮

柑橘類の外皮には、中毒成分が含まれており、下痢や嘔吐などの症状を引き起こします。

果物を与える際の注意点

愛犬に果物を与える際は、食べても良いものであっても次のようなことに注意して与えてください。

はじめは少量から

はじめて食べさせるときは、少ない量から与え、愛犬の体調の変化や様子をよく観察するようにしましょう。

犬によっては、下痢や嘔吐などのアレルギー症状を起こす場合があります。気になる症状やいつもと様子が違う場合は、動物病院を受診してください。

皮や種・芯や茎は取り除く

犬に果物を与えるときは、皮や種、芯や茎を取り除いた状態で与えてください。

皮や種、芯や茎の部分は消化に悪く、そのまま飲み込んでしまうと、喉やお腹に詰まらせることがあります。また、中毒を起こす可能性のある成分が含まれているものもあるので、取り除くことが必要です。

食べてはいけない果物を食べてしまった場合

万が一、愛犬が誤って食べてはいけない果物を食べてしまったら、すぐに動物病院へ連絡しましょう。

いつ、何を、どのくらい食べたのか、などの詳細を伝えてください。

中毒を起こしてしまう可能性もあるため、速やかに対処する必要があります。食べた量が少なかったとしても、体調に異変が出ることもあるため、自己判断するのは危険です。必ず獣医師さんに診てもらうようにしましょう。

まとめ

人間と同じように、犬も果物を食べることで、被毛や皮膚の健康維持、抗酸化作用など、健康効果が期待できます。また、水分補給にもなるため、夏の熱中症対策にもおすすめです。
ただし、果物は糖分が多く、カロリーが高いため、与えすぎてもいけません。普段の食事にトッピングする、おやつとして与えると良いでしょう。

また、犬に与えると、中毒やアレルギーを起こす果物もあるので、要注意です。

果物の種類をよく確認し、与えても良い果物を適量与えることが大切です。
愛犬の健康維持のためにも、上手に果物を取り入れていきたいですね。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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