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コラム

犬の車酔いするの?車酔いの症状と対策方法を紹介します

2022.06.20 2024.03.08

愛犬と一緒におでかけしたい飼い主さんも多いのではないでしょうか。車での移動になると、車酔いをしないか心配ですよね。

この記事では、車酔いの原因や症状、対策方法について、解説していきます。愛犬の気持ちに寄り添いながら、できる対策を実践していきましょう。

犬が車酔いしてしまう原因

犬が車酔いしてしまう理由は次のような理由があります。

車の揺れ

犬が車酔いしてしまう原因のひとつが、車の揺れです。犬の車酔いは、基本的に人間と同じメカニズムです。車の揺れにより、内耳にある平衡感覚を司る三半規管と前庭が刺激されるため、平衡感覚や自律神経が乱れます。犬は人間よりも身体が小さいため、揺れの影響を受けやすい傾向があります。

車内の匂い

車内の匂いも車酔いの原因になります。人間よりも優れた嗅覚を持つ犬にとって、車内の芳香剤や消臭剤などの匂いは、刺激が強いものです。愛犬を車に乗せるのであれば、使うのは止めましょう。

車への不安や恐怖・苦手意識

車に慣れていない子や環境の変化に弱い子は、車に対して不安や恐怖を感じやすいです。そのため、車に乗るストレスから、車酔いしてしまうことがあります。また以前に車酔いで辛い経験をした場合、車への苦手意識が強い子も多いです。乗っただけで体調が悪くなってしまうケースもあります。

犬が車酔いしたときに見せる症状や行動

犬が車酔いしたときの症状や行動について見ていきます。徐々に症状が重くなっていくため、できるだけ早い段階で対処してあげることが大切です。

初期症状

車酔いの初期の段階では、ストレスや緊張による不安症状が見られます。

  • ・そわそわして落ち着かない。
  • ・頻繁にあくびをする。
  • ・鳴いたり、吠えたりする。

軽度の症状

軽度になると、初期症状に加えて、体にも変化が見られるようになってきます。

  • ・ハアハアと息が荒くなる。
  • ・大量によだれが出る。
  • ・鼻水が出る。
  • ・体が震える。

重度の症状

重度の症状が出る前触れとして、よだれが出るなどの軽度の症状が出ていることが多いです。サインを見逃さずに、対処しましょう。

  • ・下痢している。
  • ・嘔吐する。
  • ・頭を下げてぐったりする。

犬の車酔いを防ぐ対策方法

犬の車酔いを防ぐためには、どのような対策が効果的なのでしょうか。

クレートやキャリーバッグに入れて乗せる

車酔いを防ぐためには、クレートやキャリーバッグに入れた状態で乗せてください。揺れる車内でバランスを取ろうとすると、酔いやすくなるからです。車内では、扉の位置を進行方向に向けるようにします。クレートやキャリバッグ内なら安定しているため、愛犬も静かに過ごしやすいでしょう。

直前にご飯を与えない

ご飯を与えた満腹の状態で車に乗ると、車酔いを誘発しやすいです。食事は出発の2時間前までに、いつもより量も少なめに済ませてください。また空腹時も車酔いしやすいので、注意が必要です。

乗車前に運動や散歩する

車に乗る前に、運動や散歩して、体を動かしておきましょう。程よい疲労感を与えて、眠くなるリズムを作るようにするのがポイントです。車内で眠ってしまえば、車酔いを感じにくくなります。

安全運転を心がける

車の車酔いを予防するためには、車の揺れを最小限に抑えるのが効果的です。急ブレーキや急ハンドルは、車酔いの原因になります。飼い主さんは、愛犬を車に乗せるときは、いつも以上に安全運転を心がけてください。

窓を開けて換気する

乗車前に車内の空気を入れ替えておきましょう。その際、芳香剤などのにおいを放つグッズは撤去しておきます。また、乗車中も窓を開けてこまめに換気すると良いでしょう。窓が開いていることで、外の様々なにおいが嗅げるので、愛犬の気分転換になります。

長距離移動は休憩を入れる

長距離の移動になる場合は、休憩をこまめに入れることも大切です。ずっと車に乗ったままの状態でいると、体調を崩しやすくなります。適宜休憩を入れるようにしましょう。公園や高速道路のサービスエリアやパーキングにあるドッグランを利用してみてください。

犬が車酔いしてしまったときに飼い主がやること

もしも愛犬が車酔いしてしまったときは、冷静に対応することがポイントです。車内にペットシーツやビニール袋、ウエットティッシュなどのペット用品を準備しておくと、万が一のときも安心です。

外気を吸わせる

車酔いによる吐き気がある場合は、外気を吸わせると気分がスッキリすることがあります。ただし、窓の外に顔が出ている状態は危険です。鼻先が少し出る程度に留め、窓の外に落下してしまわぬように、飼い主さんがしっかり抱っこしてあげてください。

車内の温度を下げる

車内の温度が高い場合は、温度を下げるようにしてください。暖かい空気は、吐き気や体調不良を起こしやすくなります。暑い夏場は熱中症に警戒し、寒い冬場も車内の暖め過ぎに注意が必要です。エアコンの温度は少し低めに設定すると良いかもしれません。

車を降りる

可能であれば、一旦車から降りてください。車酔いの原因となるのが車の揺れです。揺れのない安全な場所で一息つき、愛犬の体調が回復するまで待つようにします。

ツボを刺激する

愛犬の車酔いには、ツボ押しも有効です。築賓(ちくひん)と呼ばれるツボは、膝とくるぶしを結んだ中間の内側にあります。指で挟むように揉んであげてください。耳珠(じじゅ)と呼ばれるツボは、耳の穴のすぐ前にある軟骨の突起にあるので、つまんでやさしくマッサージするように刺激しましょう。

犬を車に慣れさせるためには?

愛犬が車に慣れていない場合は、慣れさせるためのトレーニングを、ステップごとに進めていくのがおすすめです。

車が安全な場所であることを教える

車に慣れない犬にとっては、車は不安を感じる場所です。そのため、車が安全な場所だと愛犬に教えてあげる必要があります。

エンジンをかけずに、窓を全開にした状態の車に乗せることから始めてください。子犬や小型犬であれば、飼い主さんが抱えて乗車し、車に乗ることに少しずつ慣れさせましょう。

まずは短いドライブで近場から

車の中でドアを閉めても落ち着いていられるようになったら、次のステップです。

近所を5~10分程度の短い時間、トライブしてみてください。お出かけ先の公園で遊んだり、おやつを与えたりして、車に乗ると楽しいことがあると認識させましょう。

徐々にドライブ時間を延ばす

車酔いの心配がなさそうであれば、徐々にドライブの時間を長くしていきます。ドライブする際は、愛犬の体調や行動を見ながら、こまめに休憩を取り、無理のない範囲で時間を伸ばしていってください。

獣医に相談して車酔いの薬を処方してもらう

色々な対策をしても車酔してしまう場合は、酔い止めを処方してもらってください。

人間用の酔い止めを犬に飲ませてはいけません。必ず動物病院で診察を受けて、処方されたものを飲ませるようにし、服薬方法は獣医師さんの指示に従ってください。

まとめ

犬も人間と同じように車酔いをします。車酔いする場合は、愛犬の状態に合わせた適切なケアをすることが大切です。愛犬の様子や行動などをよく観察し、症状が見られたら、早めに対処しましょう。

車に慣れることで、症状が軽減する場合もあるため、段階ごとにトレーニングしていくのもおすすめです。

対策しても、車酔いしてしまう場合は、獣医師さんに酔い止めを処方してもらってください。

愛犬がドライブ生活を快適に過ごせるように、飼い主さんがしっかりサポートしていきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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