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コラム

セッター犬とは?犬種ごとの特徴や性格について紹介します

2022.07.20 2024.03.11

セッター犬をご存じでしょうか。セッター犬は猟犬の一種で、ハンターと共に働いていた犬です。セッター犬にもいくつか犬種がいて、それぞれ特徴や性格が異なります。

この記事では、セッター犬の特徴や仕事について、解説していきます。あわせて代表的なセッター犬8種をご紹介します。参考にしてみてください。

セッター犬とは?

セッター犬とは、鳥猟で活躍していた犬種です。獲物を見つけたときにハンターに知らせるときのフセの姿勢を「セットする」ということから、セッターと呼ばれるようになりました。
もともと猟犬たちは、獲物を発見してから仕留めるまでの一連の流れを全て担っていました。初めはスパニエル系の犬種が、獲物を飛び立たせて仕留める「フラッシング」という手法が主流でした。その後、獲物を見つけるとフセをする犬種とスパニエル系の犬種を交配させて、生まれたのが、「セット」の能力を引き継いだセッター犬です。

交配することで、現在のセッター犬が持つ協調性のある友好的な性格の犬種が生まれました。

セッター犬と鳥猟犬のポインターとの違い

セッター犬と鳥猟犬のポインターの違いは、獲物を見つけたときにハンターに知らせる行動です。セッター犬は、獲物を見つけるとその場でフセの姿勢である「セットする」状態でじっと待ちます。

一方、鳥猟犬ポインターは獲物を見つけたとき、身をかがめて鼻先を前に突き出し、片足を上げる「ポイント」または「ポインティング」と呼ばれる動作をします。どちらも動くものを追う習性を活かして、鳥猟で活躍していました。

代表的なセッター犬

代表的なセッターを8種ご紹介します。

体高・体重と平均寿命

体高

64~69㎝

体重

27~32㎏

平均寿命

12~13歳

飼い方

アイリッシュセターは、賢く従順でエネルギーに溢れた犬種です。運動量が豊富なので、散歩以外にもドッグランなどで十分に遊ばせてください。性格は自己主張が強く頑固な一面があるので、子犬の頃から服従訓練をしっかり行いましょう。また、好奇心旺盛なので、ご飯や遊びは変化を持たせて、興味を持たせるよう工夫すると良いです。

注意点

胃捻転を起こしやすいため、早食いや過食に注意し、食後すぐの激しい運動は避けてください。肥満や過剰な運動が要因で、股関節形成不全になりやすいです。適切な運動と食事のバランスに気をつけましょう。また、垂れ耳で外耳炎になりやすいため、定期的に耳のお手入れが必要です。その他、遺伝性の進行性網膜萎縮症にかかることがあるため、迎え入れる際は遺伝子検査を受けておくと安心です。

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関連記事:アイリッシュセッターの特徴や性格について紹介します!

イングリッシュセター

体高・体重と平均寿命

体高

61~68㎝

体重

25~30㎏

平均寿命

12~13歳

飼い方

イングリッシュセターは、賢く服従心が強いため、比較的しつけやすい犬種です。猟犬としての本能を制御するためにも、早いうちからしっかりしつけるようにしてください。また、運動意欲が強いので、知的訓練を取り入れながら、しっかり運動させてエネルギーを発散させる必要があります。

注意点

胃捻転になりやすいため、食事を複数回に分ける、食後すぐの運動を控えるなどして予防しましょう。また、関節疾患を起こしやすいです。食事管理と体重制限をし、滑りやすい床材にはカーペットやマットを敷くなどしてください。また、シルクのような被毛は丁寧にブラッシングして整える必要があります。

アイリッシュ・レッド・アンド・ホワイト・セター

体高・体重と平均寿命

体高

58~69㎝

体重

27~32㎏

平均寿命

12~13歳

飼い方

アイリッシュ・レッド・アンド・ホワイト・セターは、猟犬としての本能が強いため、子犬のうちは勢い余って走り出すことがあります。成長と共に落ち着いてきますので、子犬の頃からしっかり上下関係を教えて、しつけるようにしてください。また、スタミナやスピードがあり、運動量が多いため、アウトドアやドッグスポーツなどもおすすめです。

注意点

胃袋が捻じれる胃捻転を起こしやすいため、早食い防止や食後はしばらく休ませるなどの対策が必要です。また、アトピー性皮膚炎などの皮膚疾患にかかりやすいため、丁寧にブラッシングをするなどケアしてください。そのほか、遺伝性の眼疾患にかかることがあるので、遺伝子検査をして異常がないか調べておくと良いでしょう。

ゴードンセッター

体高・体重と平均寿命~

体高

<td58~69㎝

体重

20~36㎏

平均寿命

10~12歳

飼い方

ゴードンセッターは、陽気で人懐っこく、初対面の人や犬にも友好的です。侵入者には警戒して吠えたてるため、番犬に適しています。また、物覚えが良く、判断力が高いので、初心者でもしつけやすいですが、健康を維持するためにも、毎日の運動が欠かせません。長時間運動に付き合える時間と体力の余裕が必要です。

注意点

肥満や幼犬期の過剰な運動が原因で、股関節や軟骨、肘関節など、関節疾患にかかりやすいので、適度な運動と食事管理をしてください。また、進行性網膜萎縮症になることがあるため、事前に遺伝子検査しておくと良いです。

換毛期は抜け毛が多いので、バリカンやハサミなどでムダ毛を除き、皮膚病対策をすると良いでしょう。

イタリアン・スピノーネ

体高・体重と平均寿命

体高

57~70㎝

体重

28~37㎏

平均寿命

12~14歳前後

飼い方

イタリアン・スピノーネは、温厚で大人しく、飼い主さんに従順です。見知らぬ人には警戒心を示すため、番犬に向いています。運動面では体を思い切り動かす激しい運動を好ため、広い場所で思い切り走らせる、おもちゃを使うなどして十分遊ばせてください。また、泳ぎが得意な一面があり、川やプール遊びも大好きなので、遊びに連れて行くと喜びます。

注意点

ゴワゴワした被毛は、ブラッシングでお手入れするのが難しいです。よだれが多く、口周りが汚れやすいので、こまめに拭いて清潔に保つようにしてください。垂れ耳なので、定期的に耳を掃除する必要があります。また、遺伝的に小脳失調症や股関節形成不全を発症しやすいです。受け入れる前に検査をして異常がないかチェックしておきましょう。

ショートヘア―ド・ハンガリアン・ビズラ

体高・体重と平均寿命

体高

54~64㎝

体重

18~29㎏

平均寿命

12~14歳

飼い方

ショートヘア―ド・ハンガリアン・ビズラは、活発でエネルギッシュ、動くことが大好きな犬種のため、飼育にはある程度のスペースが必要です。運動量が多いので、朝晩の散歩の他にも、ドッグランなどで存分に走らせてあげてください。また、神経質で繊細な面もあるため、留守番が多い家庭には不向きです。

注意点

体臭が少ない犬種ですが、お手入れを怠ると蒸れて臭います。定期的なシャンプーと固く絞ったタオルで拭いて清潔に保って、皮膚炎を予防しましょう。また、短毛でスレンダーなので、関節や皮膚を痛めやすいです。寝床には、クッション性のあるグッズを使用するのがおすすめです。そのほか、歩行に異常が見られたら、股関節形成不全の可能性があるため、動物病院を受診してください。

スモール・ミュンスター・レンダー

体高・体重と平均寿命

体高

52~54㎝

体重

18~27㎏

平均寿命

12~14歳

飼い方

スモール・ミュンスター・レンダーは、猟犬としての性質である小動物を追いかけてしまう衝動的な行動に繋がらないようにきちんとしつけるようにしてください。中型犬ですが、大型犬並みの運動量が必要なので、長時間の散歩や運動に付き合えるかどうかも飼育する上でのポイントです。好奇心や探求心を満たす遊びを取り入れる、アウトドアに連れ出せる環境が望ましいでしょう。

注意点

換毛期は抜け毛が増えるため、抜け毛の量に応じてブラッシングが必要です。また、暑い季節は熱中症に注意してください。涼しい時間を選んで散歩し、暑くなりやすい車内や締め切った部屋に置いたままにするのは危険です。
健康面では、股関節形成不全になりやすいため、歩行の様子に異変が見られたら獣医師さんに診てもらいましょう。

ラージ・ミュンスター・レンダー

体高・体重と平均寿命

体高

オス60~65㎝、メス58~63㎝

体重

22~30㎏

平均寿命

10~12歳

飼い方

ラージ・ミュンスター・レンダーは、明るく快活、アクティブで行動力があります。運動とコミュニケーションの時間をたっぷりと確保することが大切です。飼い主さんがコントロールできるように、子犬のうちから根気強く褒めながらしつけてください。

注意点

長毛で蒸れやすいため、皮膚炎になりやすいです。定期的なブラッシングとコーミングでケアすることで予防できます。また、股関節形成不全になりやすいため、関節に負荷がかからないよう肥満に注意して体重コントロールをしましょう。

まとめ

セッター犬はハンターのサポート役を担っていた優秀な猟犬です。基本的に飼い主さんに従順で友好的な性格で、家庭犬として迎え入れる方も少なくありません。現代では狩猟をしなくなりましたが、猟犬としての本能は根強く残っています。本能が強く出てしまうと、飼い主さんがコントロールできなくなってしまうため、子犬のうちからしっかりしつけることが必要です。

また、エネルギッシュで高い身体能力を持つセッター犬は、どの犬種も活発で運動量が豊富です。山や川などのアウトドアに連れ出す、ドッグスポーツに参加するなど、セッター犬と一緒にアクティブに運動や遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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