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コラム

猫とハリネズミは一緒に飼える?同居する場合のポイントや注意点

2022.08.16 2024.03.11

近年のペットブームから、違う種類のペットを一緒に飼う方も増えています。猫に加えて、人気のハリネズミですが、一緒に飼育することはできるのでしょうか。

この記事では、猫とハリネズミを一緒に飼う際のポイントや注意点について、まとめました。
お互いにストレスなく過ごせるような環境を整えましょう。

猫とハリネズミは一緒に飼える?

結論からいうと、猫とハリネズミは一緒に飼うことは可能です。しかし、自然界ではハリネズミなどの小動物は、猫にとって獲物の対象です。つまり、猫がハリネズミを襲う危険はゼロだとはいえません。

猫とハリネズミを一緒に飼うなら、猫は大人しい性格の子が理想です。ただし、猫は本来野生の環境で生きていた動物なので、大人しい性格であっても野生の感覚は残っています。何らかのきっかけで野生のスイッチが入ってしまえば、突然ハリネズミに襲い掛かることもあり得るのです。

そのため、同じ空間に猫とハリネズミだけでいさせることは避けましょう。一緒にさせる場合は、必ず飼い主さんが側にいて見守る必要があります。2匹を飼育する場合は、飼育方法に注意してください。

猫とハリネズミが同居するときのポイント

猫とハリネズミを同居させる際は、次のポイントを押さえておきましょう。

ハリネズミの性質や習性を知っておく

猫とハリネズミには、共通する気質や習性があります。どちらも夜に活動する夜行性です。基本的に群れではなく、単独で行動するのも似ていますが、一緒の空間に別の個体がいることに、ストレスを感じることがあります。

ハリネズミは臆病で警戒心が強い性質です。また、初めて置かれた環境で、未経験のものに遭遇すると、さらに警戒を強めます。寝床に閉じこもったり、逆に攻撃的になったりする場合もあるため、猫と引き合わせる際は、ハリネズミの様子に配慮してください。

猫との同居がストレスになり、食欲不振になってしまうこともあります。ハリネズミの様子を観察し、無理に接触させないようにしましょう。

放し飼いにしない

猫とハリネズミを一緒に飼う場合は、2匹を放し飼いにしないようにしましょう。基本的にハリネズミはケージで飼育し、必要なときに出すようにします。遊ばせるときも、初めは1匹ずつにし、ケージはお互いの姿が見える位置に置いて、存在を認識させてください。

このときの2匹の様子から相性を見ていきます。仲が良ければ問題ありませんが、相性が悪いと、ハリネズミがケージの中から威嚇したり、逆に猫がケージの中にいるハリネズミに威嚇したりする場合があります。

その場合は、別の部屋で飼育するようにしましょう。

ゆっくり時間をかけて慣らしていく

猫同士でもいえることですが、お互いが一緒にいることに慣れるまでには、ある程度の時間が必要になります。特にハリネズミは、繊細でストレスを溜めやすいため、ゆっくり時間をかけて、その子のペースで慣らしていくことが大切です。

急に知らない相手が近づいて来たら警戒するものです。ましては、体の小さいハリネズミにとって、体の大きな猫は恐怖を感じる存在でしょう。無理に引き合わせれば、喧嘩をしかけられる可能性があります。

お互いに敵意がなさそうであれば、引き合わせても大丈夫です。少しずつ時間をかけて警戒心を解いていき、一緒に過ごせる時間を増やしていきましょう。

猫とハリネズミを一緒に飼う時の注意点

喧嘩に注意

猫とハリネズミが喧嘩をすると、お互いケガをする恐れがあるため、喧嘩をさせないように注意してください。

普段大人しい性格の猫でも、喧嘩をすることはあります。体の小さなハリネズミが猫パンチされたり、噛みつかれたりすれば、ケガをするかもしれません。また、ハリネズミは怒ると威嚇するだけでなく、針を立てながらバウンドすることがあります。猫にその針が刺されば、ケガをしてしまう可能性があります。

日頃から喧嘩をしやすい場合は、なるべく2匹を引き合わせず、生活ゾーンは別にしておくと良いでしょう。

皮膚病に注意

ハリネズミは肌が弱いため、皮膚病に注意してください。ハリネズミに猫のダニやノミ、シラミが移ると、炎症を起こしてしまいます。見た目は皮膚病ですが、悪化すると食欲不振から栄養不良になることがある深刻な状態になることも。

ハリネズミの肌を皮膚病から守るためにも、猫がダニやノミなどに寄生されていないか、チェックすることが大切です。猫は外出すると、他の猫や草花からダニに寄生される可能性が高くなります。猫にダニの寄生が疑われる場合は、ハリネズミに接触させないようにしてください。猫が体をしきりに掻いている場合は、動物病院でダニの駆除をお願いしましょう。

まとめ

猫とハリネズミを一緒に飼う際は、ハリネズミの気質や習性を理解すること、放し飼いにせずにケージで飼うこと、ゆっくり時間をかけて慣らすことがポイントになります。

また、ハリネズミは肌が弱いため、猫からのダニやノミなどによる皮膚病にも注意が必要です。対面させる場合は、初めから猫とハリネズミを引き合わせると、思わぬケガの原因になりかねません。お互いに敵意がないことが確認できるまで、焦らずじっくり距離を近づけていきましょう。どうしても喧嘩してしまう場合は、別部屋で飼うことも検討してみてください。

本来なら敵対関係にある2匹が仲良く一緒に暮らしている姿は微笑ましいものです。飼い主さんは2匹の性格などを加味した上で、適切な飼育方法を考える必要があります。どちらも家族の一員として、愛情を持って飼育しましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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