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コラム

犬と猫とどちらが飼いやすい?それぞれの魅力や比較ポイントを紹介

2022.10.17 2024.03.12

ペットを飼う際、犬と猫で迷う方も多いのではないでしょうか。どちらもペットとして人気があり、それぞれの魅力があって可愛いですよね。ですが、犬と猫は動物で、性格や特徴だけでなく、飼育する上で注意すべきポイントも違います。

この記事では、犬と猫の性格や特徴から飼いやすさに至るまで、様々な比較ポイントをご紹介します。どちらが良いのか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

犬と猫の基本的な違い

犬と猫では、根本的に性格や特徴などに違いがあります。

性格と特徴の違い

犬は群れを作る習性があり、社会性が高い動物です。主従関係を重視し、飼い主さんを自分よりも上の存在として見ています。飼い主さんと一緒に遊んだり、スキンシップを取ったりすることを好みます。旅行や引っ越しなどの、環境の変化にも適応しやすく、構って欲しいときは強めにアピールする子が多いです。

猫はひとりでいることを好み、単独で行動する動物です。気分屋でマイペースな性格な子が多く、ごはんやトイレなど必要なこと以外は、あまり飼い主さんに頼りません。繊細な面があるため、環境の変化に弱く、ストレスの原因になることも。猫は犬ほど愛情を示しませんが、慣れてくれば飼い主さんにも甘えてくるなど、愛着を持つようになります。

平均寿命の違い

犬は14.44歳、猫は15.03歳で、犬よりも猫の方が平均寿命は長いです。犬は体が大きくなるほど平均寿命は短く、猫は外に出る猫よりも、完全室内飼いの猫の方が、長生きする傾向があります。寿命は個体差が大きく、体格や生活スタイルによっても、変わってくるでしょう。

犬と猫を迎える準備の違い

犬と猫では、飼育に必要なアイテムが異なります。あらかじめチェックしておきましょう。

犬を飼い始める時に最低用意するもの

犬を飼う際は、まず居住スペースを作ることから始めます。ケージやサークルを設置し、その中にペットマットやベッド、トイレを準備しましょう。散歩の際に使う首輪やリードもあわせて用意してください。そのほかにも、ドッグフードや給水器、食器も必要です。クレートは、状況に応じて用意してください。ください。

猫を飼い始める時に最低用意するもの

猫を飼う際は、キャットフードや猫用食器(水入れ、フードボウル)、トイレ、猫砂を用意してください。あわせて、ブラシやコームなどのグルーミング用品、爪とぎ、おもちゃ、キャットタワーがあると良いでしょう。

犬と猫の飼育環境で飼いやすさを比較

犬と猫の飼育環境の違いは、犬は人と同じ範囲で過ごすこと、猫は上下に動けることです。

犬の飼育環境

犬の飼育スペースは、体格に合わせた広さを確保してください。室内で遊ぶときも、走り回って遊ぶことを好みますし、犬用のケージを設置する際も、幅が広く、場所を取ります。愛犬が、室内を自由に動き回れるスペースがあると良いでしょう。小型犬であれば、マンションなどでも飼育できますが、ワンルームだと窮屈に感じてしまうかもしれません。

猫の飼育環境

猫を飼う際、部屋の広さはそれほど重要ではありません。猫トイレなど、生活に必要なものが設置できれば問題ないです。猫に最も必要なのは、上下運動できる環境です。上り下りできる家具や出窓があれば、それほど窮屈に感じないでしょう。室内で遊ぶときも、トンネルやおもちゃを使って、狭い範囲でも遊べます。猫用ケージも2階建てのものであれば、横幅が小さくて高さがあるので、おすすめです。

犬と猫に掛かる費用で飼いやすさを比較

全体的に猫よりも、犬は飼育に関する費用が2倍近く掛かります。ケガや病気による費用も考慮しましょう。

犬に掛かる費用

項目

金額(年間)

ケガ・病気にかかる費用

59,387円

フードおやつ代

65,924円

シャンプー・トリミング代

50,723円

ワクチン・健康診断費

32,695円

日用品

14,364円

しつけ・トレーニング代

7,489円

※2021年アニコム損害保険会社ペットにおける年間支出調査より

猫に掛かる費用

項目

金額(年間)

ケガ・病気にかかる費用

34,395円

フードおやつ代

52,797円

シャンプー・トリミング代

3,034円

ワクチン・健康診断費

13,785円

日用品

13,633円

しつけ・トレーニング代

21円

※2021年アニコム損害保険会社ペットにおける年間支出調査より

犬と猫のしつけで飼いやすさを比較

人間と共同生活をする上で、犬に適切な行動や習慣を教えるためにしつける必要があります。一般的に犬の方が猫よりもしつけやすいです。

犬のしつけ

犬は主従関係を築くことができるので、飼い主さんの指示にも従えます。基本的なコマンドを理解できるので、ある程度行動をコントロールすることも可能です。ただし、トイレのしつけは根気よく行わなければなりません。しつけをしなければ、犬はどこでも排泄してしまうので、しっかり排泄の場所を教える必要があります。

猫のしつけ

猫を犬のようにしつけることは、難しいです。猫は褒められたことは学習しますが、悪いことを叱っても、理解できないからです。悪いことをしないように、飼い主さんが未然に防ぎ、ノーリアクションで対応してください。猫は同じ場所で排泄する習慣があるので、犬よりもトイレのしつけはスムーズです。ただし、気に入らない場合や汚れている場合は、粗相したり、排泄しなくなったりするため、トイレの置き場所に注意し、こまめに掃除をしましょう。

犬と猫のエサで飼いやすさを比較

犬と猫では、食べる量やエサの内容が異なります。

犬のエサ

犬も猫も基本は、主食となるドライフードに、補助食のウェットフード、おやつがあると良いでしょう。犬は雑食なので、植物性の原材料のフードも利用できます。体の大きさによっても異なりますが、食べる量は、猫よりも犬の方が格段に多いです。

猫のエサ

猫は犬に比べて、嗜好性が強い肉食動物です。キャットフードの原材料は魚や肉がメインで、
人や犬よりも多くのタンパク質を必要とします。キャットフードの値段帯は幅広く、水補給のためのウェットフードやおやつは単価が高めです。

犬と猫の散歩や運動量で飼いやすさを比較

犬と猫を飼育する際の大きな違いは散歩の有無です。どちらも個体に合わせた運動量は必要になります。

犬の散歩や運動量

犬は、天候や季節に限らず、基本的には毎日散歩が必要です。運動量は体が大きいほど、多くなります。犬と一緒に暮らしていると、生活習慣が整い、同じリズムで過ごすようになります。夏場はアスファルトの照り返しや熱中症のリスクがあるため、季節や気温に応じて、散歩時間やルートを変える必要があります。

猫の散歩や運動量

猫には散歩は必要ありません。その分、室内でも運動不足からストレスを溜めないように、上下運動できる環境を作り、おもちゃなどで遊びに誘うなど、気を配る必要があります。猫は夜行性なので、夜中に突然、部屋の中を走り回ることも珍しくありません。

犬と猫のお手入れで飼いやすさを比較

飼育する際のお手入れやケアのしやすさもポイントになります。一般的には猫の方が、手間がかかりません。

犬のお手入れ

犬のお手入れは、犬種によって異なります。基本的にはブラッシングに加えて、定期的なシャンプーとトリミングが必要です。短毛種であれば、抜け毛が少ないため、お手入れも比較的楽です。ダブルコートの被毛の場合は、抜け毛が多いため、こまめなブラッシングが欠かせません。長毛種であれば、プロにカットをお願いすることもあります。ほかにも、短頭種であれば、目や口周りのお手入れが、垂れ耳の犬種であれば、耳掃除が必要です。

猫のお手入れ

猫は自分でグルーミングをして、体を清潔に保つため、基本的にシャンプーは不要です。ただし、長毛種の猫種は必要な場合もあります。また、猫の抜け毛は多いため、ブラッシングは必須です。抜け毛の量は個体差がありますが、部屋の床に溜まったり、服や靴下にくっついたりするので、こまめに部屋を掃除する必要があります。また、トリミングは無理に受ける必要はありません。長毛種で足裏やお尻周りが気になる場合は、自宅でカットしても良いでしょう。

犬と猫のお留守番で飼いやすさを比較

生活スタイルによっては、留守番させることが多くなる場合もあります。留守番できることは、飼育する上で、大切な要素です。

犬のお留守番

犬は集団行動する動物で、飼い主さんと一緒に過ごすことを好みます。そのため、家にひとりで過ごす留守番は得意ではありません。しかし、犬種や性格にもよりますが、しつけや飼い主さんの対応次第で、留守番させることは可能です。

猫のお留守番

猫は単独行動をする動物なので、留守番することを苦にしません。ですが、猫だけを残して1日以上家を空けるのは避けてください。長く家を空ける場合は、誰かにお世話をお願いしましょう。

マンションで飼いやすいのは犬猫どっち?

マンションでペットを飼う場合は、小型犬が飼いやすいです。猫は柱や壁をボロボロにしてしまい、修繕費が掛かるケースがあります。ケージで飼える大きさで、鳴き声が小さければ、トラブルも少ないでしょう。マンションは一戸建てと異なり、生活スペースが限られているため、運動量が多い犬種や大型犬は不向きです。また、ペット可であっても、マンションによって規約が異なるため、よく確認しましょう。

一人暮らしで飼いやすいのは犬猫どっち?

一人暮らしで飼う場合は、猫がおすすめです。猫は犬ほど、留守番が苦ではなく、散歩の必要がないため、犬ほどお世話に手間がかかりません。一匹でいても退屈しないように、部屋にキャットタワーやおもちゃを用意すれば、問題なく飼うことができます。

共働きで飼いやすいのは犬猫どっち?

共働きで飼うなら、猫の方が良いでしょう。2人共、朝から晩まで、忙しいケースもあります。そうなると、散歩の時間を取るのが難しいかもしれません。犬にとって、散歩は大切な時間です。散歩ができないと、犬にも飼い主さんにもストレスになってしまいます。その点、猫は散歩の必要がなく、自宅内で飼育することが可能です。

まとめ

犬と猫には、それぞれの違った魅力や個性があります。人と触れ合うことを好む犬は、従順で人懐っこく甘え上手ですが、散歩や日々のお手入れに時間と手間がかかります。一方の猫は、愛情表現が苦手で、犬のような人懐っこさはありません。独立心が強く、気ままでマイペースな性格で、程良い距離感を好みます。

どちらを飼うにしても、適した環境を用意してあげる必要があります。特徴や飼いやすさなど、様々な点から比較し、生活スタイルや経済状況、家族構成など暮らしの面も考慮して判断しましょう。

ぜひご家庭に合ったパートナーを迎えて、愛情をたっぷり注いでくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
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