子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

コラム・豆知識

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像
コラム

猫とフェレットは一緒に飼える?同居する注意点やポイント

2022.10.24 2024.03.12

胴長短足の愛くるしい姿のフェレットはペットとしても人気。フェレットを飼われている方の中には、一緒に猫を飼うことを検討されている方もいらっしゃるのではないでしょうか?そうなると気になるのが猫とフェレットの相性。

この記事では、猫とフェレットの共通点、一緒に飼育する際の注意点やポイントについて、解説していきます。

猫とフェレットは一緒に飼える?

猫とフェレットを一緒に飼うことは可能です。両者は、相性が良いとされており、一緒に飼育している方も少なくありません。

猫とフェレットは遊ぶことができる?

猫とフェレットは基本的に遊び好きで、お互い相性が良ければ、おもちゃで一緒に遊んだり、追いかけっこをしたり、じゃれたりして仲良く遊べます。

ですが、両者を遊ばせるときは、飼い主さんがきちんと見守る必要があります。もともと、どちらも狩猟本能がある動物です。猫は優れた身体能力に加えて、鋭い爪と牙を持っており、フェレットは自分よりも大きな獲物を狩ることができる、咬むことに特化した狩猟本能があります。そのため、どちらかが本気になれば、ケガをする恐れがあります。

さらに、どちらか一方が幼い、あるいは高齢であるなど、体の大きさや体力に差がある場合は、特に注意してください。一緒に遊ばせている間は、喧嘩やケガをしないように、常に様子を見ていましょう。

猫とフェレットが似ている点

猫とフェレットには、共通点がいくつかあります。ここでは、両者の似ている点について見ていきましょう。

性格は共に好奇心旺盛

猫もフェレットも、好奇心旺盛で遊ぶことが大好きです。どちらも本能的に狭いところに潜りたがります。特にフェレットは社交的で、人見知りをしません。すぐに熱が冷めてしまう性格の猫に対しても、フェレットはテンションが下がらず、構わずちょっかいを出してきます。

寝ている時間は一緒

猫は夕方から夜明け頃に活動し、昼間は寝ていることが多いです。一方フェレットも夜行性で、昼間はほとんどの時間を寝て過ごします。どちらも夜型の同じような生活リズムで、昼間は共に寝ていることが多いです。

トイレのしつけができる

フェレットにも、トイレトレーニングすることが可能です。猫と同じように砂のある場所で排泄する習性があり、一度覚えてしまえば、決まった場所でトイレをします。フェレットは猫とほぼ同じくらいの体長があるので、うさぎなどの小動物用のトイレより、猫用トイレの方が使いやすいでしょう。誤飲の危険があるため、固まる猫砂よりも、おから製のトイレに流せるタイプがおすすめです。

名前などの認識ができる

フェレットも猫のように、自分の名前を認識することができます。名前を呼べば近寄ってくるなど、反応を示します。また、「ごはん」や「ダメ」といった簡単な単語であれば、覚えられます。

仲良くさせるポイント

せっかく猫とフェレットを一緒に飼うのであれば仲良く過ごしてほしいですよね。
ここでは仲良く過ごしてもらうためのポイントを紹介します。

子猫の時期に飼う

もともと猫は縄張り意識が強く、自分の縄張りに他の動物が入ってくることを嫌います。
フェレットと猫を一緒に飼うなら、縄張り意識が芽生える前の、子猫の時期に飼い始めるのがおすすめです。生後3週~3か月(12周)頃は、物事を柔軟に受け入れることができる社会期と呼ばれる時期です。この時期に飼い始めると、猫がフェレットを受け入れてくれる可能性が高いため、あとから猫を飼う方が上手くいきやすいでしょう。

ゆっくりと時間をかけて慣れさせる

猫もフェレットも、ストレスに弱い動物なので、いきなり同じ部屋で過ごさせるのは、避けてください。まず、臭いに慣れるまでは、別々の部屋で飼育します。ある程度慣れてきたら、お互いの存在を認識させるため、数分程度のケージ越しに何度か対面させてください。焦らずに少しずつ慣れさせていくことが大切です。同じ部屋で過ごさせるのは、お互いが十分慣れてからにしましょう。

無理に仲良くさせない

猫とフェレットは一般的に相性が良いとされていますが、個体差があるため、必ずしも仲良くなれるわけではありません。どちらかが、あるいはお互いに威嚇しているようであれば、別部屋で飼育しましょう。

一緒に飼うときの注意点

共通点や似たところが多いフェレットですが、猫とフェレットを一緒に飼う際は、次のような点に注意して飼育してください。

温度管理

猫とフェレットでは、飼育適性温度がそれぞれ違います。猫は、27~28℃ですがが、フェレットは23~25℃とされています。温度管理が必要な夏と冬の季節は、部屋を分けて、それぞれの適温で飼育するのがおすすめです。

同室で飼育する際は、どちらか一方の適温に合わせることになります。フェレットの適温に合わせる場合は、猫のお気に入りの場所に暖かい毛布を用意し、他の温かい部屋にも自由に行き来できるようにしておくと良いです。猫に適温を合わせる場合は、暑さに弱いフェレットのために、クールマットなどを敷いて、暑さ対策をしましょう。

体温調節が苦手な子猫や老猫は、体調を崩しやすいため、部屋を分け、猫の適温に合わせてあげてください。

爪のお手入れ

ケガ防止のためにも、猫もフェレットも爪は必ず短く切っておくようにしましょう。どちらも鋭い爪を持っています。特にフェレットは爪をしまうことができないため、傷つけるつもりがなくても、相手を傷つけてしまうかもしれません。猫もケンカをする際は、爪を出して攻撃することがあります。負傷すれば、傷口が化膿したり、病気に感染したりすることも。どちらにも傷を負わせないために、爪のお手入れは必須です。

臭い

フェレットは野生のイタチを家畜化した動物で、強い体臭を放ちます。ペットとして日本で販売されているフェレットは、不妊手術と同時に臭腺が除去されるため、鼻をつまむような臭いはしません。ですが、皮脂の分泌が多く、独特の臭いはします。

臭いに敏感な猫がフェレットと一緒に暮らすと、ストレスを感じてしまうことがあります。フードやトイレの配置に配慮する、フェレットをこまめに入浴させる、ケージ内の掃除、空気清浄機を稼働させるなど、できるだけ臭いを軽減する対策をしましょう。

病気・感染症対策

フェレットは病気にかかりやすい動物なので、猫と同様に健康管理をしましょう。猫はノミダニ防除薬、フィラリア予防薬、定期的なワクチンは、病気予防や健康維持のために欠かせません。

一緒に暮らすフェレットも、外を出歩く猫との接触により、感染症にかかったり、ノミダニに寄生されたりするリスクがあります。フェレットも、猫と同様に病気・感染症対策が必要です。特にジステンパーワクチンの接種とフィラリア予防の服薬はきちんと行いましょう。
猫は年1回、3種または5種のワクチン接種が推奨されており、フェレットは専用のワクチンがないため、犬と同じものを接種します。

まとめ

猫とフェレットは、性格や生活リズムなど、共通点が多い生き物です。どちらも遊び好きで、相性が良いため、基本的に一緒に飼いやすい組み合わせだといえます。ですが、性格には個体差があるため、必ず仲良くなれるわけではありません。もしも相性が合わない場合は、無理に仲良くさせようとせず、別室で飼育するようにしましょう。

また、両者は異なる種類の生き物なので、飼育環境やお手入れ、病気や感染症予防などの、注意点を押さえて飼育することが大切です。

違う個性を持つ猫とフェレットが生み出すコンビネーションは、ペットライフにより充実感を与えてくれるはずです。ぜひ両者の特性をしっかり理解した上で、お迎えしてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。

会社概要を見る

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像

その他の記事

臭くない?臭いの少ない犬10選!特徴や飼育のポイントを紹介
猫にも顔や体型に種類がある!顔タイプ3種・体型タイプ6種を紹介します
除草剤は犬を飼っていても使える?ペットへの影響と口にしたときの対処方法を解説
ドイツ原産の犬種14選!小型犬から超大型犬まで性格や特徴を解説
猫のゴミ箱対策5選!荒らしてしまう理由や対処方法を解説
ワンちゃん・ネコちゃんを探す