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コラム

犬とうさぎは一緒に飼える?同居するときのコツや注意点を解説

2022.11.15 2024.03.12

犬とうさぎはどちらもペットとして人気の動物ですが、一緒に飼うことはできるのでしょうか。この記事では、犬とうさぎを同居させるコツや注意点について、解説していきます。

犬とうさぎは一緒に飼える?

結論からいうと、犬とウサギは一緒に飼うことはできます。相性が良ければ、仲良く過ごすことも可能です。ですが、もともとは種別が違う動物です。良好な関係を築くためには、飼い主さんがそれぞれの習性や性格を理解した上で、同居できる環境作りをしてあげる必要があります。

犬とうさぎの初めての対面方法

犬とうさぎを慣れさせるためには、ゆっくり時間をかけることを意識してみてください。ここでは、それぞれを対面させる方法について、見ていきます。

おもちゃや毛布などで互いの匂いを覚えさせる

対面の前段階として、犬とうさぎのそれぞれに相手の「匂い」を嗅がせたり、「鳴き声」を聞かせたりして、相手の存在を少しずつ覚えさせることから始めます。普段遊んでいるおもちゃや寝床に敷いている毛布を嗅がせても良いでしょう。

犬はリードをつけて、うさぎはケージに入れる

犬とうさぎを対面させるときは、いきなり野放しにしてはいけません。興奮した犬がうさぎを追いかけ回してしまう恐れがあります。犬には必ずリードをつけ、万が一飛び掛かってしまったときも抑止できるようにしましょう。

また、うさぎにとって、捕食動物である犬との対面は、大きなストレスがかかります。少しでも安心できるようにテリトリーを作り、ケージ越しに顔を合わせるようにしてください。それぞれが慣れるまでは、一定の距離を置いて対面させましょう。

犬とうさぎを同居させるコツ

犬とうさぎの同居を成功させるためには、飼い主さんが適切なフォローをしてあげる必要があります。

慣れるまでは飼い主がしっかりと様子を見る

犬とうさぎを一緒にいさせるときは、何かのはずみでケガをしないように、飼い主さんがそっと近くで様子を見守ってあげてください。

お互いが直接触れることがない距離を保つと良いです。近くには必ずケージやキャリーを置いて、万が一のときも、うさぎが避難できる場所を作っておきましょう。

犬はしつけをしておく

うさぎと対面させる前に、犬のしつけをしっかり行っておくことが大切です。うさぎはストレスに弱い動物です。うさぎを驚かせたり、ケガをさせたりしないためにも、犬のしつけは必須です。犬が飼い主さんの指示に必ず従えるような主従関係を築いておかなければなりません。飼い主さんが「おすわり」や「ふせ」などのコマンドで制止させ、無駄吠えをしないようにしつけましょう。

犬がうさぎと対面させたときに、穏やかに過ごすことができたら、たくさん褒めてあげてください。繰り返し褒めることで、犬はうさぎと仲良く過ごすことを覚えます。

食事は別々にあげる

食事はそれぞれ別の場所で与えるようにしてください。食事中に他の動物が近くにいると、ストレスを感じてしまったり、邪魔されたりして、食べられなくなることがあります。ペットにとって、食事は大切な時間です。お互いがゆっくり自分のペースで食べられるように配慮してあげましょう。

犬とうさぎが同居するときの注意点

犬とうさぎを同居させる場合は、次の点に注意してください。

お互いのテリトリーを守る

うさぎは縄張り意識が強い動物です。うさぎのいる環境に犬を迎えた場合、テリトリーを守ろうと、においをつけるなどの縄張りを主張し、優位性を保とうとします。また、うさぎにとって、犬の存在がストレスになることもあります。犬とうさぎを同居させる際は、生活環境を別々にし、お互いのテリトリーを守るようにしてください。うさぎも自分のテリトリーが侵食されないと分かれば、不快感を抱かず、少しずつ警戒心も解けるでしょう。

犬が捕食動物であることを理解する

犬は捕食動物で、うさぎは捕食される動物です。犬はうさぎを見ると、本能的に追いかける習性があることを理解しておきましょう。場合によっては、うさぎをかみ殺してしまう危険もあります。同居させる際は、それぞれを野放しにしてはいけません。それぞれの関係性をあらかじめ知った上で、飼育してください。

感染症にならないように注意する

犬とうさぎを同居させる場合は、お互いに感染症を移さないように注意してください。犬とうさぎの間で感染しやすいのが、パスツレラ感染症、ノミやダニ、皮膚糸状菌症、疥癬などです。

もしも感染症が確認されたら、感染を防ぐため、それぞれ別部屋に隔離しましょう。ノミやダニ、真菌による皮膚病にもかかりやすいです。日頃からブラッシングを習慣化し、異常がないか確認しましょう。

普段から衛生面に気を遣うことも大切です。室内やケージ、トイレはこまめに掃除をし、動物や排泄物に触れたあとは、必ず手を洗うようにしてください。

感染症を防ぐためにも、予防接種や予防薬の投薬、定期的な健康診断を受けて、健康管理に努めましょう。

犬とうさぎの相性が合わないときは隔離する

犬とうさぎを仲良く同居させようと試みても、上手くいかない場合もあります。性格や相性もあるので、必ず仲良くなれるとは限りません。うさぎがストレスを感じている、距離がなかなか縮まらない、険悪な状態であれば、無理に仲良くさせるのは止めましょう。

それぞれ別の部屋で飼育するなどして、対応してください。仲良く生活させることは難しかったとしても、犬とうさぎがストレスなく、穏やかに過ごせるのが一番です。お互いにとって、最善の方法を取りましょう。

まとめ

犬とうさぎは、一緒に暮らすことができますし、実際に仲良く暮らしているという例もあります。ですが、もとは別の違う動物なので、本来の習性や個体の性格、お互いの相性によるところも大きいです。どちらかにストレスがかかってしまうのであれば、無理に同居させようとするのは避けましょう。

同居させたい場合は、できるだけストレスを与えないように配慮し、必要な準備をしておくことが大切です。ペットの幸せを優先し、飼育の検討は慎重に行ってくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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