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コラム

猫とインコは同居できる?一緒に飼うときに気を付けること

2022.11.16 2024.03.12

動物好きな方の中には、猫と他の動物を一緒に飼いたいという方もいるでしょう。では、ペットとして人気のインコは猫と一緒に飼うことはできるのでしょうか。

この記事では、猫とインコを一緒に飼う際の注意点や、相性が合わないときの対処法について、解説していきます。

猫とインコは一緒に飼える?

猫とインコを一緒に飼うこと自体は可能ですが、様々な工夫と準備が必要です。

もともと猫は狩猟動物であり、ネズミや鳥などの小動物を獲物として捕獲していました。つまり、猫にとってインコは獲物(食べ物)であり、逆にインコにとって、猫は天敵です。

そのため、猫とインコを一緒に飼う場合は、飼い主さんが細心の注意を払わなければなりません。また、お互いに仲良く共存できるかは、それぞれの性格や生まれ育ってきた環境にもよります。基本的には、両者が仲良く暮らすことは、難しいと理解しておいた方が良いでしょう。

猫とインコを一緒に飼う方法

猫とインコを一緒に飼う場合、子猫時代からインコに慣れさせておくことで、インコの存在を受け入れやすくなる場合があります。ポイントは猫の社会化期に慣れさせることです。

子猫、雛鳥のときに同時に飼う場合

年齢が幼い生後2か月頃の子猫は、社会化期にあたります。社会化期とは、外界との接触により、コミュニケーションや社会的なルールを学ぶ時期です。この時期にインコとの接触に慣れておけば、成猫になっても、インコを獲物だと思わず、仲間として受け入れることができるでしょう。インコも雛のうちから子猫と生活することで、猫のいる環境が当たり前になり、猫への恐怖心も感じにくくなります。

インコを飼ってから子猫を迎える場合

子猫の社会化期は、様々な物事に対して、柔軟性があります。インコが既に家にいる状態で子猫を迎え入れれば、子猫がインコを襲うことなく、インコとの生活に自然に馴染むことができる可能性が高いでしょう。

注意したいのが、社会化期を一緒に過ごした全ての猫がインコを受け入れるわけではないこと、インコが猫にストレスを感じないわけではないことを理解しておきましょう。

一緒に飼うときの注意点

猫とインコを一緒に飼う場合は、次の点に注意してください。

猫とインコを別々の部屋で飼う

猫とインコを飼う場合は、それぞれ別部屋で飼うようにするといいでしょう。繊細な性格のインコにとって、天敵である猫が側にいることは、大きなストレスになります。特に元野良猫や保護猫の場合は、狩りの経験がある可能性があり、インコを仲間だと認識することは難しいです。猫の存在を感じさせないよう、インコには安心した飼育環境を用意してあげましょう。

猫がインコの部屋に入らないようにする

別部屋で飼育していたとしても、油断してはいけません。飼い主さんがインコ部屋に出入りするときに、猫が入り込み、インコが襲われてしまう可能性もあります。猫は狩猟本能のスイッチが入ると、足音や気配を消して近づきます。インコ部屋に出入りする際は、後ろから猫が付いてきていないか、チェックしましょう。

猫がインコの部屋を開けられないように対策をする

猫は意外と器用な動物です。爪をひっかけてふすまを開けるだけでなく、レバータイプのドアであればジャンプをして、レバーを押し下げて開けてしまう猫もいます。ドアの施錠やストッパーなどのグッズを利用するなど、猫のインコ部屋への侵入対策をしておきましょう。

ガラス戸の場合は猫からインコが見えないようにする

別部屋であったとしても、ガラス戸など、猫からインコの様子が見える状態であれば、狩猟本能がうずき、捕まえようと興奮したり、反応したりする場合があります。ガラス戸であれば、衝立を立てるなどして、猫からインコの姿が見えないように工夫しましょう。

一緒にいるときは目を離さない

仲良く過ごしているようでも、一緒にいさせる場合は、飼い主さんが目を離さないようにしてください。

基本的に猫とインコは、捕食者と獲物の関係です。たとえ、大人しい性格で、小さな頃から慣れ親しんだ間柄であったとしても、狩猟本能のスイッチが入れば、いつ猫がインコを襲ってもおかしくはありません。

猫とおもちゃでよく遊ぶ

飼い主さんは、日常的におもちゃなどで猫とよく遊んであげるようにしてください。猫との遊びが不十分だと、インコにちょっかいを出してしまうことがあります。
猫は遊びのつもりであっても、インコのケガは致命傷になることもあるため、注意しなければなりません。

猫には十分にごはんをあげる

猫はお腹を空かしていると、本能的にインコを襲ってしまう可能性があります。そのため、猫には十分ごはんを与えて、お腹いっぱいの状態にしておきましょう。お腹が満たされていれば、狩りをする必要がなくなり、インコも危険な目に遭いにくくなります。

猫とインコの相性が合わないときの対策

性格などには個体差があり、猫とインコが喧嘩をしたり、性格が合わなかったりする場合もあります。その場合は、次のような対処をすると良いでしょう。

猫の手が届かない所にインコを置く

猫が鳥かごやケージを見つけると、飛びついて襲いかかる子もいます。さらに、優れたジャンプ能力があり、カーテンをよじ登り、カーテンレールに上がってしまう子も多いです。攻撃されたインコは、大きなストレスを感じます。必ずしも高いところが安全とは限りません。留守番中でも襲われないように、できるだけ猫の手の届かない場所を探し、鳥かごやケージを設置しましょう。

インコが逃げ出さないように注意する

インコなどの鳥類を飼育する際は、ケージから出して部屋の中で自由にさせる、放鳥を行います。放鳥するときは、あらかじめ家族に伝えておきましょう。また、餌や水の交換、ケージの掃除などのお世話をするときも、インコが部屋から逃げ出す可能性があるので、注意してください。

まとめ

猫とインコは、一緒に飼うことができますが、猫の性格にもよるところが大きいです。

社会化期の子猫やインコが雛の頃に、一緒に暮らす生活に慣らしておけば、家族や仲間として受け入れやすくなります。ただし、猫の狩猟本能のスイッチが入ってしまえば、インコを襲う可能性もあるので、一緒に過ごす場合は、細心の注意を払うようにしてください。

猫とインコが仲良く暮らすのは、本来は難しいことです。お互いの相性が悪い場合は、猫の手や目が届かない別部屋への隔離など、対策を講じましょう。

猫の性格を見極めつつ、インコがストレスを感じることなく、お互いに安心安全に暮らせるよう、飼育環境などを配慮し、愛情を持って育ててくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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