子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

コラム・豆知識

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像
コラム

犬の抜け毛対策!お手入れ・掃除方法や抜け毛が少ない犬についても解説

2022.11.21 2024.03.12

犬と一緒に生活していると、必要になるのが抜け毛対策です。放っておくと、健康被害も出てくるので、ブラッシングなどのお手入れと同時に部屋のお掃除もしなければなりません。

今回は、犬の抜け毛対策について、被毛のお手入れやお掃除方法について解説していきます。抜け毛が少ない犬種もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

犬種によって抜け毛に差がある?

犬は犬種により、シングルコートとダブルコートの被毛の犬がおり、抜け毛の量に差があります。

シングルコートは抜け毛が少ない

オーバーコートだけを持つシングルコートの犬種は、明確な換毛期がありません。年間を通じて、少しずつ毛が生え変わっていくため、抜け毛が少ないです。

ダブルコートは抜け毛が多い

オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)を持つダブルコートの犬種は、年2回の換毛期があり、この時期は抜け毛が特に多くなります。春は冬毛が抜け落ちて密度の少ない夏毛が生え、秋は夏毛が抜けてふわふわとした保温性の高い冬毛が生えてきます。

犬の抜け毛の原因

犬の抜け毛にも、様々な原因が考えられます。急な抜け毛や脱毛などの変化は、病気のサインである可能性もあるため、注意が必要です。

年に2回ある換毛期

ダブルコートの犬は、春と秋の年2回の換毛期に、抜け毛が多くなります。犬も、季節の温湿度の変化に合わせて、体毛の衣替えをします。このタイミングの抜け毛は、生理的な脱毛なので、特に心配いりません。

栄養が不足している

被毛の成長に必要な栄養素が不足により、抜け毛が増えることがあります。健やかな被毛に欠かせない主要な成分であるケラチンや、被毛の成長を促進する亜鉛やビタミンなどの、毛の発育に欠かせない栄養素が不足すると、被毛が育たず、抜け毛に繋がります。

病気による抜け毛

皮膚疾患や病気が原因で起こる、抜け毛もあります。また、膿皮症やアレルギー、ノミ・ダニなどの寄生虫が原因の抜け毛もあるため、抜け毛以外の皮膚の状態(湿疹や赤み、フケなど)を確認し、症状がある場合は、動物病院を受診しましょう。

ストレスによる抜け毛

抜け毛はストレスが原因でも起こります。ストレスにより体の一部を舐めたり噛んだりすることで脱毛が見られる場合があります。ストレスの原因を探り、問題を解消してあげる必要があります。

老化による抜け毛

高齢になると、毛の成長に変化が出てきて、毛質が悪くなったり、毛が伸びなくなったりします。高齢犬は、ホルモンの病気を発症しやすくなるため、抜け毛が起こる場合があります。代表的なのが、左右対称に脱毛が見られるクッシング症候群などのホルモン性疾患で、すぐに通院が必要です。

抜け毛は病気の可能性もある

抜け毛が酷い場合は、病気の症状である可能性があるため、適切な治療を受けましょう。ここでは、抜け毛の原因として考えられる主な病気について、見ていきます。

皮膚糸状菌症

抜け毛、フケ、皮膚の赤みなどが見られ、人に感染する可能性もあります。

皮膚炎

抜け毛、皮膚のかゆみや赤み、ブツブツなどが見られます。

アトピー

抜け毛、皮膚のかゆみや赤みなどが主な症状です。

ノミ・ダニ

抜け毛、皮膚のかゆみや赤み、フケなどが症状です。

アレルギー

抜け毛のほか、皮膚のかゆみや赤み、ブツブツなどの症状が見られます。

ホルモン性脱毛症

抜け毛のほかに、色素沈着の症状が見られます。

脱毛症X

抜け毛に加えて、皮膚の黒ずみなどの症状があります。抜け毛以外は、健康に問題がないのが特徴です。ポメラニアン、トイプードル、シベリアンハスキーなどがなりやすいです。

犬の抜け毛対策

犬の抜け毛対策として、飼い主さんは日常的な手入れをしっかり行い、できるだけ抜け毛の量を減らすよう努めましょう。

毎日のブラッシング

毎日のブラッシングにより抜け毛をある程度、除去することが可能です。余分な抜け毛を除去するだけでなく、あわせて皮膚の状態をチェックすることもできます。日常的にお手入れすることで、皮膚トラブルにも気づきやすくなるのも利点です。

短毛種にはラバーブラシや獣毛ブラシを、長毛種にはスリッカーブラシやピンブラシなど、犬の被毛に合わせたブラシで、優しくケアしていきましょう。

定期的なシャンプー

シャンプーは、身体を清潔に保つだけでなく、抜け毛の除去にも繋がります。毛穴に汚れが詰まっていると、毛が抜けやすくなってしまいます。シャンプーで毛穴を洗うことで、抜け毛予防にも繋がります。シャンプーしたあと生乾きの状態でいると、雑菌が繁殖する原因にもなるため、被毛は根元からしっかり乾かすようにしてください。

粘着シートで抜け毛を取る

粘着シート(コロコロクリーナー)を使って、抜け毛を取り除く方法もあります。皮膚の上をコロコロ転がすことで、軽いマッサージにもなり、ブラッシングの仕上げにもおすすめです。ただし、肌の弱い犬は、粘着成分でかぶれる心配もあるので、粘着力の低いものや清潔なクリーナーを使用するようにしてください。粘着シートだけでは抜け毛は取り除けないため、ブラッシングも併せて行いましょう。

ご飯を変える

ドッグフードも機能性に優れた様々なタイプのものがあります。皮膚や被毛の健康を考えた、栄養バランスの良いフードは抜け毛対策におすすめです。抜け毛対策のためのフードは、良質なたんぱく質や毛の発育に役立つ栄養素が豊富に含まれています。皮膚や被毛を美しく保つだけでなく、体質改善にも繋がるので、いつものフードを機能性フードに切り変えてみるのも良いでしょう。

トリミングを行う

長毛種の犬は、ブラッシングやシャンプーなどに手間がかかります。トリミングで抜け毛自体がなくなるわけではありませんが、夏場は毛を短くカットすることで、通気性が良くなり、格段にお手入れがしやすくなります。ただし、肌へ直接当たる紫外線や、ノミ・ダニなどの影響も受けやすくなるため、注意してください。

洋服を着せる

洋服を着ることに抵抗がない犬であれば、洋服を着せることで、抜け毛が床に落ちるのを防げます。寒がりの犬や老犬の冬の防寒対策としても最適です。夏は通気性が良いものや冷感素材の服を選んであげましょう。ただし、服を着せられることにストレスを感じる犬もいるため、嫌がる場合は無理に着せない方が良いでしょう。

犬の抜け毛の掃除方法

抜け毛は、放置すると、空中に舞いやすく、ハウスダストの原因にもなります。また、ノミやダニの温床になりやすいです。部屋に落ちた毛は、掃除グッズなどを上手に活用して、こまめに掃除しましょう。

たわしでカーペットやソファをなでる

カーペットやソファなどの布製品に付いた抜け毛は取り除きにくいです。無理に取ろうとすると、表面を傷めてしまう可能性もあります。そんなときは、たわしで表面を優しくなでてみてください。絡まっていた抜け毛がたわしにくっついて、綺麗に取ることができます。

粘着シートで掃除する

粘着シートは、いろいろなシーンで活躍する便利なお掃除グッズです。掃除機をかけにくい場所や、服についた抜け毛も取り除けます。柄の長さが調節できるものがあれば、手の届きにくい箇所も楽に掃除することが可能です。

フローリングモップで掃除する

フローリングモップは、抜け毛を掃除するのに有効です。乾拭きと水拭きとがあり、乾拭きで床に落ちている毛を集め、水拭きでさっぱりと綺麗にすることができます。掃除機でも取り切れなかった毛もしっかり取れますし、使ったシートは捨てるだけなので、手軽で便利です。

塩をまく

塩をカーペットにまき、掃除機をかけると、奥の方で繊維に絡まっていた毛も簡単に取ることができます。塩は、カーペットが真っ白になるくらい多めにまくのがポイントです。塩は掃除効果だけでなく、ダニの予防にも繋がります。

毛が舞わらないように床を軽く濡らす

犬の抜け毛はふわふわしていて軽いため、床に落ちた毛を集めようとしても、舞い上がってしまい、上手くいきません。床に落ちた抜け毛を上手に集めるためには、霧吹きなどの水で床を軽く濡らしてから、掃除するとキレイに抜け毛を集めることができます。

掃除機は最後に使用

細くて軽い犬の毛は、掃除機の排気により舞い上がり、毛を吸おうとすると、ブラシに絡まってしまいます。掃除をする際は、ハンディモップや粘着シート、フローリングワイパーなどで、床に落ちている毛を静かに集めたあと、最後に掃除機で吸うようにすると良いでしょう。

抜け毛が比較的少ない犬種

シングルコートで抜け毛が少ない犬種5選を簡単にご紹介します。

トイプードル

特徴

トイプードルは、賢くて無駄吠えも少なく、飼いやすい犬種です。従順でフレンドリー、人と遊ぶのを好みます。また、毛が抜けにくいので、室内飼いにも適しています。ただし、伸びて毛玉になりやすいため、ブラッシングと定期的なトリミングは必要です。運動能力が高く、パワフルなので、散歩の他にもドッグランで存分に運動させましょう。

トイプードルの子犬を探す
関連記事:トイプードルの特徴や性格は?飼い方、しつけ方を紹介します!

マルチーズ

特徴

マルチーズは、人懐っこく穏やかで、運動量も少なめなので、室内飼いに適しています。愛情深く従順な性格なので、飼い主さんに馴染みやすいでしょう。気が強い面があり、甘やかすと吠え癖や噛み癖がつきやすいため、しっかりしつけてください。

マルチーズの子犬を探す
関連記事:マルチーズの特徴や性格は?飼い方やしつけ方を紹介します!

シーズー

特徴

シーズーは、温厚で大人しい性格です。フレンドリーで、飼い主さんはもちろん、他の家族やペットとも仲良くできます。頑固な面があるため、しつけの際は一貫した態度でしつけてください。抜け毛は少ないですが、毛玉ができやすいため、ブラッシングは必須です。毛はフルコートにせず、短めにカットしても良いでしょう

シーズーの子犬を探す
関連記事:シーズーの特徴や性格は?飼い方としつけ方を解説します!

ヨークシャーテリア

特徴

ヨークシャ-テリアは、活発で、テリア特有の勇敢な性格をしています。エネルギッシュで、甘やかすと吠え癖がついてしつけに苦労します。子犬のうちから主従関係を明確にしておきましょう。被毛はこまめなブラッシングと定期的なトリミングが欠かせません。

ヨークシャーテリアの子犬を探す
関連記事:ヨークシャーテリアは無駄吠えが多い?性格や特徴、しつけや飼い方のコツをご紹介します

パピヨン

特徴

パピヨンは、明るく活発で友好的な性格です。環境の適応力も高く、飼いやすいです。好奇心旺盛で初めて会う人や他の犬とも仲良くなれます。走るのが好きなので、庭やドッグランで自由に走らせたり、知育玩具で遊ばせたりして、エネルギーを発散させましょう。

パピヨンの子犬を探す
関連記事:パピヨンの特徴や性格について紹介します!

まとめ

犬の抜け毛は、換毛期や栄養不足、病気やストレス、老化など様々な原因が考えられます。抜け毛対策として、こまめなブラッシングや定期的なシャンプーが有効です。その他にも、ご飯を変える、トリミングをする、服を着せるなど、愛犬に合わせて試してみてください。

抜け毛による部屋のお掃除も必要です。お掃除グッズを活用し、効率よく部屋を掃除するようにしてみてください。また、抜け毛の処置が大変だと感じる方は、抜け毛が少なめなシングルコートの犬種を選ぶと良いでしょう。

日常的な抜け毛のケアは大変ですが、愛犬も飼い主さんも快適に過ごせるよう効果的な対策を実践していきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。

会社概要を見る

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像

その他の記事

臭くない?臭いの少ない犬10選!特徴や飼育のポイントを紹介
猫にも顔や体型に種類がある!顔タイプ3種・体型タイプ6種を紹介します
除草剤は犬を飼っていても使える?ペットへの影響と口にしたときの対処方法を解説
ドイツ原産の犬種14選!小型犬から超大型犬まで性格や特徴を解説
猫のゴミ箱対策5選!荒らしてしまう理由や対処方法を解説
ワンちゃん・ネコちゃんを探す