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猫の名前はどう決める?付け方や人気の名前をご紹介
猫を家族に迎え入れるとき、「どんな名前が良いのか」名付けに悩む飼い主さんも多いのではないでしょうか。
この記事では、猫の名前の付け方のポイントや人気の名前ランキングをご紹介します。ぜひ名付けの参考にしてみてくださいね。
もくじ
猫の名前の付け方のポイント
猫の名付けの際は、次のポイントをヒントに考えてみましょう。
猫の特徴から名前を付ける
愛猫の柄や模様、見た目の特徴から名付けると、周囲に名前を覚えてもらいやすいです。柄や模様から名付ける場合、「シロ」、「しまたろう」、「ぎん」、「クロ」、「ミケ」、「ぶち」、「トラ」などがあります。そのほかにも、体長が短めな子や貫禄がある子、ちょびひげなどのチャームポイントのある子、体の大きな子どに付ける名前としてあげられる「ちょび」、「チビ」、「まる」、「ふく」、「ボス」などは、その子の持つ特徴を表しています。
食べ物をヒントに名前を付ける
食べ物をヒントにした名前には、可愛いものから面白いものまで、さまざまなものがあります。スイーツにちなんだ名前なら甘く柔らかい印象になります。洋風の名前としては、「チョコ」、「マロン」、「ミルク」、「ココア」、「ナッツ」、「プリン」など。和風の名前としては、「きなこ」、「おはぎ」、「こむぎ」、「くるみ」、「ゆず」などが人気です。また、「そらまめ」、「かつどん」、「めんま」、「ほたて」、「ちくわ」などの個性的な名前を付ける飼い主さんもいます。名前をひらがなにすると、可愛らしさが感じられます。
生まれた季節や関連する花・木などの名前を付ける
生まれた季節や季節の花・木にちなんだ名前をつけることで、愛猫と出会った記念日として思い出すことができます。季節を表す名前には、「こはる」、「こなつ」、「まりん」といった名前があります。「さくら」や「うめ」、「もみじ」などの花や樹木の名前は、美しく鮮やかな印象で縁起が良いです。それ以外にも、「光」や「ゆき」といった名前も神秘的なイメージを与えます。また、生まれた月ごとの旧暦の呼び名で、「かんな」、「さつき」、「はづき」、「やよい」などの名前を付ける飼い主さんもいます。
飼い主の趣味から名前付ける
飼い主さんが好きなものから名付ける方法もあります。たとえば、映画やアニメ、絵本の登場人物や俳優にちなんだ名前などです。ジブリ映画が好きなら『魔女の宅急便』に登場する黒猫の「ジジ」から、黒猫に「ジジ」と名付ける飼い主さんもいます。オス猫の名前に多い「レオ」は手塚治虫の名作『ジャングル大帝レオ』などが名前の由来であることも少なくありません。和風な名前であれば、国民的アニメ『サザエさん』に出てくる「タマ」も猫によく付けられる名前です。
同じ文字を繰り返す名前を付ける
猫の名前で多いのが、短くシンプルに同じ文字を繰り返す二文字の名前です。音の響きが良くて聞き取りやすいこと、猫が覚えやすいこと、なおかつ飼い主さんも呼びやすいのがメリットです。たとえば、「ココ」、「ララ」、「ミミ」、「モモ」といった名前などがあります。長い名前を付けた場合でも、呼びやすいように短い愛称で呼ぶ飼い主さんもいます。
猫の名前の付け方で気を付けたいポイント
猫の名前を付ける際に、注意しておきたいポイントについて、見ておきましょう。
シンプルで呼びやすい名前にする
名前はシンプルで呼びやすいのがベストです。せっかくつけた名前が長すぎたり、言いにくかったりすると、呼びづらいだけでなく、愛猫も混乱したり、名前を認識しづらくなったりします。できるだけ、複雑で長い名前は避けましょう。2~3文字の短めでシンプルな名前が適しています。
聞き取りやすい名前にする
名付けの際は、聞き取りやすさも重要です。猫は言葉というより音で聞き分け、認識する動物だとされています。音の高さも高音の方が聞き取りやすいため、名前の一音目が高くて発声しやすい、「モモ」や「ソラ」、「ミー」などは聞き取りやすいでしょう。名前を発音したときに、音がシンプルで聞き取りやすい名前にするのが大切です。
多頭飼いは違う響きの名前にする
多頭飼いの場合は、それぞれの名前の響きが違うものにしましょう。猫は自分の名前をある程度認識できますが、似たような音の言葉を区別するのは難しいです。一緒に飼育する複数の猫に似た名付けをした場合、呼んだときに他の猫が反応したり、自分が呼ばれていることに気づかなかったりするかもしれません。複数の猫を飼育する場合は、猫同士が混乱しないように、一匹ずつ音の響きが異なる名前を付けてあげてください。
人気の名前をご紹介
総合ランキング
1位 | むぎ |
---|---|
2位 | ココ |
3位 | きなこ |
4位 | レオ |
5位 | ルナ |
6位 | まる |
7位 | ベル |
8位 | ノア |
9位 | ラテ |
10位 | ルル |
オス・メス別ランキング
順位 | オス | メス |
---|---|---|
1位 | レオ | きなこ |
2位 | まる | むぎ |
3位 | むぎ | ルナ |
4位 | ココ | ココ |
5位 | そら | ミミ |
6位 | そら | ミミ |
7位 | 琥珀 | ベル |
8位 | ノア | メイ |
9位 | ラテ | くるみ |
10位 | ルイ | メル |
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000053.000004246.html
オスは勇敢なイメージの「レオ」、メスは和スイーツの響きが可愛らしい「きなこ」がランキングの1位でした。また、「ソラ」「ココ」「きなこ」「くるみ」など2~3文字の名前がランクインしています。食べ物や和を感じさせる名前も多いです。「むぎ」はオス・メス問わず付けられる名前で、人気があります。
猫に名前を覚えてもらうには?
猫は人間が呼ぶ名前を「音」として認識しています。猫は名前を言葉として覚えているわけではありませんが、「音」で注意を引くことが可能です。飼い主さんが愛猫に対して、何度も名前を呼ぶうちに、自分のことを呼んでいると認識できるようになります。
注意したいのが、叱るときに名前は呼ばないこと。名前にネガティブなイメージを植え付けてしまうからです。叱る時は、「こら!」「だめ!」といった言葉で叱りましょう。
名前の呼びかけに応じてもらうためには、ごはんやおやつをあげるときや遊んでいるとき、撫でてあげるときなど、愛猫が喜ぶシーンで声掛けをするのがポイントです。名前に肯定的な印象を与えることができ、名前を呼ばれると良いことがあると記憶します。自分の名前を覚えてもらえますし、呼びかけにも素直に応じてくれるようになります。
まとめ
猫を名付ける際は、猫の特徴や食べ物、季節や花、飼い主の趣味、音をヒントに考えてみましょう。猫は名前を音で認識するため、シンプルで呼びやすいこと、聞き取りやすいこと、多頭飼いの場合は音の響きが違う名前を付けることが大切です。
また、名前は日常で何度も繰り返し呼ぶものなので、愛猫とのコミュニケーションにも欠かせないものです。名は体を表すともいうので、愛猫に合った名前を付けてあげられると良いですね。人気の名前ランキングも参考にしていただき、ぜひ愛猫に素敵な名前を付けてあげてくださいね。
犬の家&猫の里 編集部
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