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コラム

猫の多頭飼いで失敗しない為のポイントと注意点について

2023.02.13 2024.03.12

猫を多頭飼いする場合、先住猫と迎え入れた猫が上手く馴染んでくれるかどうか心配ですよね。

多頭飼いで失敗しないためには、事前の準備や心構え、猫同士の相性も大切な要素になります。

この記事では、猫の多頭飼いする際に必要な準備、対面の方法や注意点について、解説していきます。

猫の多頭飼いは相性が大事

年齢差に気を付ける

先住猫と迎え入れる猫の年齢差は近ければ小さければ小さいほど良いとされています。

その理由は、縄張り意識が弱くなり、遊び相手になるからです。逆に年齢差が大きいと、遊びや運動レベルに差が生まれてしまい、相性が合わない場合があります。
多頭飼いする場合は、できるだけ先住猫と年齢差を考慮して迎え入れた方が上手くいくでしょう。

先住猫がシニアの場合は特に注意

先住猫がシニアの場合は、先住猫のストレス管理を優先してください。シニアになると、活動量が減って、窓辺などで眠って過ごすことが多くなります。

一方で、遊び盛りの若齢猫や子猫は、他の猫を巻き込んだ遊びに時間を費やします。シニア猫がゆっくり寝ていたいところを邪魔されれば、生活のペースを乱されて、ストレスの原因になることも。

できるだけ先住猫の気持ちに配慮しましょう。

新しい猫を先住猫と対面させるときのポイント

迎え入れる猫と先住猫の顔合わせは慎重に行いましょう。

目安としては1~2週間かけて、段階的に行っていきます。

別々の部屋で過ごさせる

最初は、お互いの存在を認識させることから始めます。しばらくの間は別々の部屋で生活させて、お互いの気配やニオイから、相手の存在を意識させるようにします。

いきなり両者を対面させてしまうと、威嚇にとどまらず、ケンカなどの敵対行動をとる可能性があるので、必ずお互いの姿が見えない、隔離した状態で行いましょう。

ケージ越しに対面させる

警戒心が薄れて、お互いのことを認識してきたら、猫たちの反応や様子を確認しながら、ケージやキャリーに入れた状態で対面させてみてください。

対面の際は、ごほうびのおやつやご飯を与えながら行うと、おやつやご飯とリンクして、いい印象を与えられます。

威嚇することがなくなったら、少しずつ対面時間を長くしてみてください。

実際に触れ合わせる

ケージやキャリー越しの対面に慣れてきたら、実際に触れ合わせてみましょう。その際、飼い主さんはそばにいて絶対に猫から目を離さないようにしてください。

どちらかが威嚇したり、不安や緊張したりしているようなら、一旦2匹を引き離しましょう。おやつやおもちゃで気をそらせながら、少しずつ同じ空間で一緒に過ごす時間を増やしていってみてください。

先住猫が新しい猫のニオイを嗅ぐ様子が見られたら、仲良くなるまであと一歩です。

猫を多頭飼いするときの事前準備

十分な広さや部屋数

多頭飼いする場合は、猫がストレスなく、のびのび生活できる環境作りが大切です。

猫は縄張り意識が強いため、パーソナルスペースを必要とします。

そのため、猫同士がつかず離れずの距離を保てること、自分の身を隠せる安心できる場所や部屋数を確保しましょう。

部屋数の目安は、「猫の飼育頭数=自由に出入りできる部屋数-1」とされています。

キャットタワーや壁にステップを設けるなどして空間を上手に使うことで、猫たちがパーソナルスペースを守って過ごすことができます。

猫同士の健康状態

猫の健康状態に留意することも、新しい猫を迎えるうえで大切なことです。

迎え入れは、両者の体調が良い状態のときに行いましょう。

先住猫であれば、いつもの食欲はあるか、普段と変わらない行動をしているか、グルーミングの頻度などから、健康状態をチェックします。

また、飼い主さんが新しく猫を迎えることに不安や心配していると、先住猫がその気持ちを察して緊張してしまうことがあります。

飼い主さんの方は落ち着いた穏やかな気持ちで新しい猫を迎えるようにしましょう。

猫を多頭飼いするときに用意するもの

トイレ

多頭飼いの際は、トイレの数も重要です。

トイレの数は「猫の数プラス1」、大きさは「体長の1.5倍以上」が理想だとされています。

トイレが共用だと、他の猫のニオイがしたり、汚れていたりしていることを嫌い、トイレではないところに排泄してしまうことがあります。

基本的にトイレは共用にせず、猫の数よりも1個多く用意しましょう。

関連記事:猫トイレの設置場所はどこ?飼う前に知っておきたいポイント

食器

食事用の食器は共有せずに、1つずつそれぞれのものを用意してください。

共用の食器の場合、どの猫がどのくらいの量食べたのかを把握することができません。食べ過ぎや横取りが起きる可能性があります。

それぞれ必要なご飯の種類や量は異なるため、1匹ずつ別の食器で用意し、しっかり食事管理をしましょう。

一方で、飲み水は共用の器でも構いません。水の入った器は、複数の場所に配置し、こまめに交換して新鮮な水が飲めるようにしてあげてください。

ケージ

ケージは新しい猫を迎える際に、必要なアイテムです。

猫は繊細で神経質な子が多く、環境の変化に弱い傾向があります。

慣れない環境に身を置くと、強いストレスを感じてしまうもの。そんなときに自分だけの安全なスペースを確保できるのがケージです。

最初は、新しい環境にやってきた新しい猫をケージで隔離し、少しずつ環境に慣らしていきます。

猫同士の相性がどうしても合わないときは?

新しい猫と先住猫には仲良く一緒に過ごしてほしいものです。

ですが、両者の相性が悪い場合、時間をかけて慣れさせようとしても難しいケースがあります。

顔を合わせると、威嚇や喧嘩ばかりしているなら、無理に一緒の空間で飼うことは避け、別々の部屋で飼育することを考えましょう。

まとめ

猫を新しく迎えて多頭飼いする場合は、先住猫にできるだけストレスがかからないよう健康面や精神面に配慮しながら、受け入れ準備を進めていく必要があります。

そのためには、事前に必要なものを準備すること、飼育環境やそれぞれの体調が整った状態で迎え入れることがポイントです。

猫同士の対面は、少しずつステップを踏みながら、慎重に進めていきましょう。ゆっくり時間をかけて、焦らずに猫たちのペースに合わせて、慣らしていきましょう。

また、多頭飼いにおいて、お互いの相性は重要な要素です。猫同士の相性が悪くて、どうしても一緒の空間で飼えないケースもあります。その場合は、別々の部屋での飼育も検討してみてください。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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