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コラム

猫に散歩は必要?散歩をするメリットデメリットについて紹介します

2023.02.20 2024.03.12

猫を連れて散歩している飼い主さんはあまり見かけないですよね。ですが、これから猫との暮らしを考えている方の中には猫にも散歩が必要なのか迷われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

この記事では、猫を散歩するデメリットとメリット、散歩する際の注意点をご紹介します。

猫の散歩は基本的に不要

基本的に猫は犬のように散歩をする必要はありません。

完全室内飼いであっても問題はなく、むしろ安心安全に暮らせます。

もちろん外の空気に触れて、自然を感じることはストレス解消に繋がるため、飼い主さんの中には外に出してあげたいと思う方もいるかもしれません。しかし、散歩を嫌がる子もいるので、強要することは避けましょう。

外の暮らしに慣れた猫は散歩してもOK

散歩がストレス解消に繋がるかどうかは、猫の性格や生まれた環境にもよります。

保護猫などで外の暮らしに慣れている子は、ずっと室内で過ごすことがストレスに感じるかもしれないため、場合によっては、適度に外を散歩させてあげた方が良いケースもあります。

猫に散歩をさせるデメリット

感染症や事故などのリスク

外に出ると、感染症にかかる可能性が高まります。
感染した猫と直接接触していなくても、排泄物に触れることで感染したり、寄生虫やノミ・ダニに感染する可能性もあります。

ワクチンでは防げない感染症もあるので、注意が必要です。

また、事故に遭うリスクもあります。急な飛び出しなどにより、車やバイクと接触して、ケガをするだけでなく、最悪の場合、命を落とす恐れもあります。

散歩中の逃亡や脱走するリスク

外での散歩に慣れていないと、大きな音やものに驚き、リードやハーネスが外れるなどして、逃亡してしまう恐れがあります。

また、一度外の世界の楽しさを知ってしまうと、飼い主さんが目を離した隙に家から脱走をはかる子も少なくありません。

飼い主のストレスに繋がる可能性も

散歩中は常に逃亡や脱走しないように、愛猫の行動や様子から目を離さずに、気を遣いながら散歩しなければなりません。
また、散歩の時間を組み込んだライフスタイルに変える必要があるため、飼い主さんによっては愛猫の散歩がストレスになる可能性があります。

猫に散歩をさせるメリット

動かない猫の運動不足解消

室内で飼育していると、行動範囲やスペースが狭く、運動不足になりやすいため、肥満の心配も出てきます。

外を散歩することは、いろいろな刺激を受けつつ、あちこち歩き回るので、運動不足の解消に繋がるでしょう。

猫の好奇心を満たせる

外を散歩することで、愛猫の好奇心を満たすことが可能です。
外には、風や草の香り、鳥の鳴き声、虫の動きなど、猫の好奇心をそそるものがたくさんあります。

室内で飼育していると、刺激が少なく、退屈に感じることもあるでしょう。そんな単調な生活の中で、散歩はリフレッシュできる良い機会となります。

飼い主の運動不足解消に繋がる

愛猫と一緒に散歩をする習慣をつければ、飼い主さんの運動不足の解消にも繋がります。

猫は気ままに散歩を楽しむため、満足するまでついて歩けば、飼い主さんにとっても良い運動になるでしょう。

散歩をするときに飼い主が注意すること

リードは必ず付けて散歩する

愛猫を散歩させるときは、必ずリードをつけましょう。

ノーリードで散歩することは、大変危険です。愛猫がどこかに行ってしまい、迷子になり、そのまま帰ってこない可能性もあります。

また、首輪を付けていたとしても、うっかり外れてしまう場合があるので、注意しましょう。

車や他の動物などに注意する

散歩中に、愛猫が突然の物音や騒音に驚き、接触してケガをする恐れがあります。

パニックになると、普段大人しい猫でも暴れたり、攻撃的な行動をとったりするため、あらゆることを想定した対策を考え、あらかじめ散歩ルートの安全を確認しておきましょう。

避妊や去勢手術は済ませておく

外に出た際、野良猫と接触することにより、愛猫が妊娠してしまう可能性もあります。

飼っている猫がオスの場合も、感染症をもらうリスクがあるため、必ず避妊や去勢手術を済ませてから散歩させましょう。

予防接種を済ませておく

外に出ると、さまざまな病気に感染しやすくなります。

基本的な猫の3種ワクチン(猫ヘルペスウイルス、猫カリスウイルス、猫パルポウイルス)で「猫風邪」などの代表的な病気は防げるので、忘れずに動物病院で接種しておきましょう。

地域猫が多いエリアの場合は、ワクチンの追加接種も検討した方が良いかもしれません。加えて、ノミやダニ、フィラリアの予防もしっかり行ってから、散歩に出るようにしましょう。

猫がストレスなく家の中で過ごすための工夫

窓の外を眺めさせる

外に出られなくても、窓から外の様子を眺めることは、良い気分転換になります。

脱走防止や安全に配慮しながら、窓を網戸にするなどしてあげましょう。

鳥や虫の動きを眺めたり、鳴き声に耳を澄ませたり、草花の匂いを嗅ぐことで、五感を刺激することができます。
できるだけ愛猫に、外にある自然を感じさせてあげるようにしましょう。

キャットタワーやキャットウォークを活用する

キャットタワーやキャットウォークなどのグッズを設置して、室内でも運動できる環境を整えてあげましょう。

猫は縄張り意識が強いため、高い場所から見下ろせる環境を作ってあげると良いです。

設置が難しい場合は、家具の配置を工夫して、上下運動できるようにしてみてください。

家の中で狩りに見立てた遊びをする

愛猫の狩猟本能をくすぐるような遊びを取り入れてあげるのもおすすめです。

もともと猫は獲物を捕まえるジャンプ力や瞬発力に優れています。このような狩りの能力は、室内の生活では発揮する機会がありません。

そのため、室内でも猫じゃらしを使った遊びやトンネル遊びにより、狩りの疑似体験をさせてあげましょう。

遊びのあとで、ご飯やおやつを与えれば、より本能が満たされます。

爪とぎ器を置く

爪とぎ器を用意して設置しましょう。

設置場所は、マーキングがしやすい玄関や窓際など、人や他の猫のニオイがする場所が適しています。

猫の爪とぎには、爪を鋭く保つ目的だけでなく、気分転換やマーキングといった、心理的欲求を満たす役割もあります。

爪とぎをさせて、十分に欲求を満たしてあげましょう。

落ち着ける隠れ家を用意する

もともと猫は、狩りをする際に、拠点として岩穴などに潜んで生活していました。
その習性から、隠れ家的なくつろぎスペースがあると、落ち着いて過ごすことができます。

猫ハウスのほかにも、キャリーケースや押入れなどを利用しても良いでしょう。
猫からは周囲が見えて、人目につきにくい場所が望ましいです。

まとめ

必ずしも猫は散歩に連れ出す必要はありません。外へ出ることは、病気やケガ、感染症、事故などの危険性が伴います。

完全に室内で育てたからといって問題になることもありません。
ただし、外で過ごした経験のある保護猫を飼う場合は、出たがるときだけ外へ出してあげても良いでしょう。

運動不足の解消が目的であれば、室内の環境を整えるだけでも満足してくれるようになることもあります。

猫を散歩させる場合は、メリットデメリットの両面を理解した上で、しっかり準備をして連れ出すようにしましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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