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コラム

猫のケージに布カバーをかける目的とは?効果や注意点について解説

2023.03.19 2024.03.12

猫のケージを覆うための布カバーは、さまざまな目的で活用できるアイテムです。では、どのような目的で使用するのでしょうか。

この記事では、猫のケージに布カバーをつける必要性、目的や効果、注意点について、解説してきます。

猫を飼うときにケージカバーは必要?

猫と生活する上で必需品であるケージですが、愛猫ができるだけ快適に過ごせる空間を作るためにも、布カバーがあると何かと重宝します。

縄張り意識が強い猫は、常に警戒心を持って生活しているため、安心できるスペースとしてケージを整えてあげることは大切です。

急な来客時や、ケガや病気で休養が必要な際も、自分のテリトリーであるケージが目隠しされていれば、落ち着いてゆっくり過ごすことができるでしょう。また、新しく猫を迎え入れる場合も、場所や人に慣れるまでの間、布カバーをしたケージを利用すれば、程よい距離を保つことができるのがメリットです。

猫のケージに布カバーをかける目的

寒さ対策になる

猫のケージに布カバーをかけることで、冬の寒さ対策になります。

格子状になっている猫のケージは、冷たい風が入りやすいため、中にいる猫は寒い思いをしてしまいます。布カバーをかけるときは、温かい空気を保持するために、天井を含めて全体を覆うようにしましょう。

落ち着ける場所を作れる

ケージを布カバーで覆うことで、中にいる愛猫が落ち着ける場所を作ることができます。猫は、周りが囲まれた狭い場所を好む動物です。狩りで待ち伏せするときも、外敵に見つからないように狭い場所で身を隠して待機します。

布カバーを活用して視覚的に見えなくするのがポイントです。外からの刺激を少なくし、ゆっくり休める環境を整えることができるでしょう。

生活リズムを子猫に身に着けさせる

子猫に生活リズムを身に付けさせるためには、布カバーを利用すると良いです。飼い主さんも子猫も快適に過ごすためには、人間の生活リズムに合わせてもらう必要があります。

特に子猫は好奇心旺盛でやんちゃなので、些細なことにも気を取られて興奮しやすいです。夜間は一時的に布カバーでケージを覆い、夜はゆっくり眠る時間であることを教えてあげてください。繰り返すことで、夜中は眠る時間で、日中は起きている時間だと覚えてくれます。

多頭飼いする場合の対面準備

すでに先住猫がいて、新入り猫をお迎えする際、対面させるための事前準備に布カバーが活用できます。

先住猫と新入り猫をいきなり顔合わせさせてしまえば、喧嘩になったり、ストレスに感じたりする可能性が高いです。対面させる場合も、最初は部屋を分け、物理的に接触させないようにします。少し慣れてきたら、布カバーで覆ったケージ越しに対面させてあげましょう。

布カバーは多頭飼いで、一時的に隔離したいときにも活用できますし、目隠ししておくことで、猫も安心して過ごせます。

猫への防音対策になる

音に敏感な猫には、ケージカバーを付けることにより、防音対策になります。

工事などの外の騒音、車やバイクの音などに対して、ストレスを感じる子も多いです。愛猫のストレスを軽減させるためにも、ケージに布カバーを付けて騒音を緩和しましょう。

来客時のストレスを軽減

来客時に布カバーで覆っておけば、隠れられる場所ができるので、愛猫のストレスを軽減できます。

布カバーで覆われたケージ内は、猫が好む暗くて狭い場所であると同時に、安全な場所だと認識します。愛猫が落ち着いて過ごせる場所を作っておけば、来客時も安心です。

災害時の避難場所として慣れさせる

万が一、災害に巻き込まれたときのために、ケージに慣れさせておくと良いです。災害時に一緒に避難する際は、ペットはケージに入れて移動するのが一般的だとされています。その際、布カバーでケージを覆っておけば、避難時の環境の変化によるストレスを軽減できます。ケージが苦手な子もいるので、日頃からケージに入れる訓練をしておくと、いざというときもスムーズに対応できるでしょう。

猫のケージにカバーをかけるときの注意点

布の誤飲・布による負傷

ケージカバーとして使用する布の誤飲やケガに注意しましょう。

猫はゆらゆらと動くものに興味を示し、爪を引っかけることがあります。ほつれた糸に爪が絡まってケガをしたり、布や糸を誤飲したりすることがないように気をつけてください。布カバーには丈夫な布を使用し、危険がないように定期的に布の状態をチェックするようにしましょう。

ケージ内の温度

ケージ内の温度管理にも気を配りましょう。ケージの外にいる場合は、自分で涼しい場所や暖かい場所を選んで移動できますが、ケージの中ではそれができません。

エアコンで室温管理をするのはもちろん、夏場はクールマットを敷いたり、冬場は湯たんぽを用意したりして、ケージの中でも愛猫が気持ちよく過ごせるように工夫してみてください。

猫のケージにかけるカバーの選び方

保温性があるもの

猫のケージカバーは、エアコンの冷気や寒気避け対策なら、保温性のある布製のものがおすすめです。

季節に合わせて、夏場は薄手のタオルケット、冬場は厚手の毛布など、使い分けると良いでしょう。暖房器を稼働している場合は、ケージ内に熱がこもり過ぎないように、前面を解放するなどして、対応してください。

防音性があるもの

防音性を重視するなら、ポリエステルやナイロン素材のケージカバーを購入すると良いです。

ただし、ポリエステルやナイロン素材のものは、中の空気がこもりやすいので、適度に開放するなど、使用の際は注意してください。来客時の物音程度であれば、布製のものでも問題ありません。

デザイン性があるもの

お出かけの際の直射日光避けにケージカバーを使用する場合は、デザイン性を重視しても良いでしょう。

猫のケージカバーにもさまざまなものがあり、デザインにこだわったおしゃれなものも販売されています。常時カバーを付けておく場合は、レースタイプの生地をカーテンのように使用するのもおすすめです。

まとめ

ケージカバーは必ずしも必要なものではありませんが、使い方次第で、いろいろな形で活用できるアイテムです。猫が防寒・防音対策はもちろん、多頭飼いする際の面会時や来客時などに、安心できるスぺ―スを作りたいときに役立ちます。カバーを使う際は、シチュエーションや愛猫の性格を考慮した上で、ケージに適したサイズや素材のもの、目的に合ったものを選びましょう。

ケージをカバーで覆うことで、猫にとっていざとういうときの隠れ家になります。愛猫が暮らしやすい環境を整えるためにも、ケージカバーを活用してみると良いかもしれません。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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