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コラム

犬と猫の同居、一緒に飼うコツと共存し暮らす方法

2017.01.22 2024.03.01

犬と猫の同居、一緒に飼うコツと共存し暮らす方法

あなたは犬派?猫派?なんて質問をよく耳にしますが、どちらか一方なんて選べない!できれば両方飼いたい!という方も多いと思います。
しかし、犬と猫を同居させることは可能なのでしょうか?もし同居させるとしたらどんなことに注意すれば良いのでしょうか?この記事ではそんな犬と猫を両方飼いたいと考えている方の素朴な疑問にお答えします。

犬と猫の習性・性質の違い

活動時間

犬は飼い主さんに合わせることができるので、夜に寝て、昼に活動するという子がほとんどです。それに対して猫は、昼間はほとんど寝ており、早朝や夜になると、行動が活発になります。

運動

犬の場合は、毎日外での散歩が必須です。しかし、猫はわざわざ外に連れ出して運動させる必要はなく、家の中で少し体を動かすことができれば十分です。

ケア

ブラッシングや爪切りなど、犬のケアは飼い主さんもしくはトリマーさんが行ってあげる必要がありますが、猫は毛づくろいや爪とぎなど基本的なケアは自分で行うことができます。

長毛の猫の場合、毛球症を防ぐために軽くブラッシングをしてあげますが、お手入れにはそこまで手がかかりません。

縄張り意識

犬はもともと群れで生活していた動物ですので、自分だけではなく、群れの縄張りを守ろうとします。

つまり、飼い主さんやその家族など自分の仲間が暮らしている家全体が犬のテリトリーになります。

しかし、猫は単独で生活する動物ですので、自分の縄張りを守ろうとします。

犬と違って家全体ではなく、自分が寝ているベッドや休憩場所として使っているキャットタワーなど自分が行き来する場所に限定されます。

スキンシップ

犬は基本スキンシップを喜んでくれますが、猫は気分が乗らないと嫌がります。

臭い

ペットの臭いの原因には体臭と排泄物の2種類がありますが、体臭で比較してみると、猫の方が気になりにくいと感じている人が多いようです。

ケアの部分でも説明した通り、猫はこまめに自分でグルーミングをするので、体臭は気になりにくいようです。

対して、犬は自分で毛をきれいにすることはできないので、どんなに体臭が少ない犬種であっても、一定期間経つと、ニオイが出てきてしまうのです。

犬と猫の住環境の違い

犬は平面、猫は三次元で生活

犬は床(平面)で生活をするので、ある程度スペースが必要ですが、猫は床だけでなく、高い場所でも生活をするので、広いスペースというよりも高さや段差の方が必要になります。

猫の住環境を整えるためにもキャットタワーやキャットウォークを設置してあげましょう。

猫のトイレはできれば猫砂を

犬はペットシーツの上で排泄をしますが、猫は猫砂の上で排泄をします。
猫もペットシーツではだめなの?と思う方もいるかもしれませんが、猫は排泄物を砂で隠す習性がありますので、猫砂の方が良いです。

また、猫は本能的に砂の上で排泄をする生き物ですので、室内に猫砂を置いておけば、自然とトイレだと認識してくれますので、飼い主さんとしても手間がかかりません。

犬と猫を同居させるために準備するもの

犬のために必要なもの

  • ・サークルやハウス
  • ・フード
  • ・食器
  • ・トイレ
  • ・おもちゃ
  • ・リード
  • ・首輪

猫のために必要なもの

  • ・ケージ
  • ・キャットタワー
  • ・フード食器
  • ・トイレ
  • ・おもちゃ
  • ・爪とぎ
  • ・首輪

犬用のサークル、猫用のケージを用意してあげることで、それぞれ自分だけの空間を確保することができ、いつでも落ちついて過ごすことができます。

また、犬と猫がけんかしたときに自分だけの安全な逃げ場所があれば、クールダウンすることもできます。

犬と猫を同居させる際に気を付けたいこと

狭い家で飼育しない

同じ動物を多頭飼いするのではなく、犬と猫というまったく違った生き物を同居させるわけですから、家の広さはある程度なければいけません。

部屋数が少なく、狭い家の場合、犬と猫がずっと同じ空間にいなければならないので、特に単独でいることを好む猫にとって、ストレスがかかります。

犬と猫を両方飼うのであれば、十分な広さだけでなく、それなりに部屋数もある家で飼育するようにしましょう。

同じ空間で留守番させない

一見仲が良さそうでも、飼い主さんが家を離れ、猫と犬だけになってしまう場合は、思わぬ事故やケガを避けるためにも、同じ空間ではなく、別の空間で留守番させるようにしてください。

部屋を分けるのが難しい場合は、それぞれケージやハウスに入れておきましょう。

去勢手術をしておく

犬であっても猫であっても、オスは縄張り意識が強く、攻撃的になってしまうことがあります。先住犬や先住猫が去勢していないオスだった場合、新しく迎えた子をまったく受け入れてくれないこともあるので、去勢手術をさせてから同居させた方が良いです。

食事は一緒に与えない

当然ながら、犬と猫は食べるものが違います。

同じ場所で同じように食事を与えていると、犬が猫のフードを食べてしまったり、逆に猫が犬用のフードを食べてしまうおそれもあります。

そういった事態を防ぐためにも。食事の時間帯をずらすか、場所を離すようにしましょう。

ストレスをため込ませない

活動時間や縄張り意識、性格などの違いから、お互いストレスがたまってしまうことがあります。
そのまま放置すると、体調を崩してしまうおそれもあるので、しっかりストレスを発散させてあげましょう。

犬のストレスを発散させるためには、外での運動が一番です。毎日の散歩はもちろんですが、たまには広い公園やドッグランに連れていって、思いっきり運動させてあげましょう。

猫のストレス発散にも運動は効果的です。キャットタワーがあれば上下運動ができますが、スペースの都合上設置が難しい場合は、家具の配置を工夫して、高いところに登れるようにしましょう。

また、猫の場合は生活環境がしっかり整っていることでストレスが軽減されます。

そのため、トイレを常に清潔に保つ、プライベート空間を確保する、いつでも爪とぎができる場所を用意しておく、などを徹底しましょう。

犬と猫が喧嘩してしまう場合

犬と猫を同居させたはいいものの、頻繁に喧嘩して困る…という場合は、住み分けを行いましょう。

部屋数に余裕があるのであれば、いったん生活する部屋を分けてください。

完全に分けるだけの部屋数がないときは、どちらかをケージやサークルに入れて、時間を分けて部屋に出すようにしましょう。

犬と猫の同居を成功させるコツ

子犬と子猫のうちに飼う

一番いいのは、やはり子犬と子猫のうちに一緒に飼うことです。

子犬も子猫も社会化といって、物事を覚える時期があり、この時にいっしょにいれば、仲間と認識します。

犬を先に飼って、猫を後から迎える
犬は群れる習性を持ち、他の動物を群れの中に受け入れるおおらかさを持っているので、犬を先に飼って、後から子猫を迎える場合には、同居がうまくいくことが多いようです。

もちろん、犬種によって性格は異なりますから、必ずうまくいくということではありませんが、比較的同居が成功しやすいです。

まとめ

犬と猫を同居させるのであれば、活動時間や縄張り意識など犬と猫ではどのようなところが違うのか知るところから始めましょう。

その上で住環境を整えたり、コミュニケーションを取ったりしないと、犬も猫もストレスがたまってしまいます。

ストレスから体調を崩したり、攻撃的になったりすることもあるので、同居させる際は飼い主さんが細かなところまで配慮してあげるようにしましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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