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高齢者でも安心して飼える犬種を紹介します!
定年後や子どもが独立した後に犬を飼う高齢者が増えています。しかし、高齢者の場合は若いときより体力が落ちていたり、足腰が弱くなっていたりするので、犬種選びに注意しなければいけません。
高齢者にはどのような犬種が向いているのでしょうか。
高齢者にもおすすめの犬種
ヨークシャーテリア
ヨーキーの愛称で親しまれているヨークシャーテリアは、好奇心旺盛で活発な性格をしていますので、毎日のお散歩が必須です。
そんな活発な犬種、高齢者には大変なのでは?と思うかもしれませんが、超小型犬なのでそれほど力も強くなく、さらに1回の散歩にかかる時間は5~10分と短いので、高齢者であっても安心です。
ヨークシャーテリアは毛が長いですが、抜け毛はそれほど多くないので、室内が毛だらけになってしまうという心配もありません。
チワワ
チワワは犬の中でもっとも小さく、成犬になっても体重は1~2kgなので、何かあったときに高齢者でも容易に抱き上げることができます。
チワワも1回の散歩にかかる時間は10~15分と短めなので、体力に自信がない方でも大丈夫です。
警戒心が強く、怖がりなところがありますが、そこで飼い主が過保護になるとわがままになってしまうことがあるので注意してください。
シーズー
シーズーは穏やかな性格の持ち主なので、高齢者のパートナーとしてぴったりです。フレンドリーかつそこまで神経質な面はないので、孫が遊びに来たときもよき遊び相手になってくれるでしょう。
しつけもしやすい犬種なので、初めて犬を飼うという方にもおすすめです。ただ、被毛が長いことから、定期的なブラッシングやトリミングが必要になりますので、お手入れには少々手間がかかります。
マルチーズ
マルチーズは、昔から愛玩犬として飼育されていた犬です。マルチーズも小型犬ですが、小型犬特有の騒がしさはなく、落ちついています。その一方で飼い主と遊ぶことが大好きという活発な面を持っています。ただ、小型犬ですので10~20分の散歩を1日2回行う程度で十分です。
マルチーズの被毛は純白で汚れが目立ちやすいので、こまめにお手入れをして清潔な状態を保ってあげてください。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリアは成犬になると、体重6~8kgになるので、小型犬としてはやや大きいですが、運動量は多くありません。10~15分程度の散歩を1日2回が目安とされています。
性格が良い犬として知られており、他の犬や子どもとも仲良くすることができます。また、人の気持ちを汲み取ろうとしてくれる優しい面をもっています。
トイプードル
飼いやすい犬種として常に上位にランクインしているのがトイプードルです。トイプードルは非常に賢いのでしつけがしやすく、人懐っこい性格をしているので、犬の飼育が初めての高齢者にもおすすめです。
トイプードルはアレルギーを持っている人でも飼えると言われているくらい抜け毛が少ないです。そのため、掃除もとても楽ですよ。
活発で遊ぶことが大好きなので、20~30分ほどの散歩を1日2回行ってあげるようにしましょう。健康のことを考えてしっかり体を動かしたい人は、トイプードルが良いと思います。
ペットと暮らせる高齢者向け施設の存在
高齢者が犬を飼う上で一番心配なのは、将来のことだと思います。愛犬よりも先に飼い主が先に亡くなってしまうことで、飼育困難となるケースが毎年多くあります。
犬の寿命は10~15年ほど。自分の年齢を考えて犬の飼育を諦める方もいますが、最近ではペットと一緒に暮らすことのできる高齢者向け施設が増えています。施設によっては利用者が亡くなった後も犬の世話をしてくれるので、飼い主としては非常に安心です。
高齢でも犬を飼いたいと考えている方は、こうした施設を利用してみるのも良いと思います。
まとめ
仕事を定年した方、子どもが独立して夫婦だけになってしまった方の中には、日常になにか物足りなさを感じる人もいます。
そんなとき、新たな家族として犬を迎えると、癒しをもらえたり、積極的に外に出るきっかけをくれたりするので、心身ともに健康に導いてくれます。
でも、年齢的に今から飼うのは難しいかも…ということであれば、家族に協力してもらったり、ペットと一緒に暮らすことのできる高齢者向け施設を利用してみてはいかがでしょうか。
犬の家&猫の里 編集部
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