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マンションや集合住宅で犬を飼いたい人におすすめの犬種を紹介します!
集合住宅は当然ながらさまざまな人が住んでいます。自分だけが良ければそれでいい、ではなく、周りの人に対してしっかり配慮しなければいけないわけです。
特に吠える声、におい、足音などは注意したいところです。集合住宅で犬を飼うのであれば、吠えにくい犬種、体臭の少ない犬種、穏やかな性格の犬種、体の小さな犬種などが向いていると言えます。
マンションや集合住宅で飼うならどんな犬?
サイズ
マンションや集合住宅で飼うのにおすすめのサイズは、小型犬です。限られたスペースでも飼いやすいですし、廊下やエレベーターなどの共用部分では犬を抱きかかえなければいけない場合もあるため、小型犬は集合住宅での飼育に向いていると言えます。
マンションや集合住宅によって飼育できる犬のサイズは決められていますので、事前に確認しておきましょう。一般的には、中型犬までを飼育可としていることが多いようです。
性格
賢くて、大人しい性格の犬種ですと近所に迷惑がかかりにくいです。
飼い主さんの言うことをよく聞いてくれる犬種でしたら、近隣トラブルに繋がりやすい無駄吠えなども対策しやすいでしょう。
鳴き声
集合住宅に向いているのは、無駄吠えが少ない犬です。全く吠えない犬というのは存在しませんが、無駄吠えが少ない犬種はいます。
集合住宅の構造的に特に鳴き声が気になる方は、パグやトイプードルなど無駄吠えが少ない犬種を検討してみても良いですね。
体臭
飼い主さんのエチケットとして、愛犬の体臭に気を遣わなくてはいけません。
体臭が強い犬種はそのぶんケアが必要となりますので、体臭が少ない犬種を選ぶのがおすすめです。
おすすめの犬種
トイプードル
室内犬の中でも不動の人気を誇るトイプードルは、集合住宅でも飼いやすい犬種です。賢いので基本的なしつけを覚えるのが早く、だれに対してもフレンドリーです。また、抜け毛が非常に少なく、体臭も少ないので、室内での飼育が非常に楽です。
チワワ
超小型犬のチワワは、室内を動き回ったとしても音が響きにくく、さらに体臭も少なめです。ただ、警戒心が強いので、子犬のうちからしっかりしつけておかないと、吠えやすい子になってしまいます。
マルチーズ
マルチーズは愛玩犬としての歴史が長いので、とても落ち着いた性格をしています。成犬になっても体重2~3kgほどなので、足音も気になりません。
豊富な被毛から、抜け毛が多いような印象を受けますが、実は抜け毛が少ないです。
シーズー
シーズーも抜け毛が少なく、体臭も少ないので、集合住宅でよく飼われています。落ち着いた性格で、無駄吠えも少ない犬種です。ただ、頑固な部分があるので、しつけは根気強く行う必要があります。
パグ
パグは番犬に不向きと言われてしまうほど、警戒心が低く、吠える声もあまり通りません。しかし、集合住宅では逆にそれがメリットと言えます。
パグは肥満になりやすいです。コロンとした姿も可愛いですが、健康のためにも運動の時間はしっかり作ってください。
パグの子犬一覧はこちら
フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグは神経質な面が少ないので、無駄吠えの心配もあまりありません。成犬になったときの平均体重は8~15kgで、チワワやマルチーズに比べるとずっしりしていますが、むやみに走り回るようなことはしないため、足音などは気になりにくいです。
フレンチブルドッグを飼育するときに注意したいことは抜け毛の多さです。毛が生え替わる時期は特に抜け毛が多くなるので、上手に抜け毛と付き合える人が飼育に向いています。
ミニチュアシュナウザー
ミニチュアシュナウザーは好奇心旺盛で活発な性格で、知能が非常に高い犬種として知られています。
ダブルコートの犬種ですが、ミニチュアシュナウザーは抜け毛が少ないのでブラッシングは週に1、2回ほどの頻度で問題ありません。
パピヨン
パピヨンは好奇心旺盛で活発な性格で、飼い主さんと遊ぶのが大好きです。
訓練性が高くてしつけやすい犬種ですので、きちんとしつければ無駄吠えもしなくなります。
トリミング種ではないのでカットしなくても問題はなく、抜け毛も少ない特徴があります。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル
キャバリアは無駄吠えや噛み癖も少なく、穏やかで人懐っこい性格をしているため集合住宅での飼育に向いている犬種です。
ただし、ダブルコートで抜け毛が多いため、定期的に被毛ケアをしなければいけないのがややデメリットです。
キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルの子犬一覧はこちら
集合住宅で飼う際の注意点
無断で飼育しないこと
ペットOKなところだとしても、無断で飼育しないようにしましょう。必ず犬と一緒に生活することを伝えておくようにしてください。そうしないと、思わぬトラブルに発展してしまう可能性があります。
飼えるペットの条件を確認しておく
ペットの飼育を許可している集合住宅の中には、小型犬か猫のみなど条件を設けているところも少なくありません。必ず飼育可能なペットの種類、数、大きさなど細かな条件も確認するようにしてください。
床や壁の傷対策
賃貸物件はオーナーの所有物なので、入居者は物件を傷つけないように配慮しなければなりません。床や壁に傷があると退去時に修繕費がかかることもありますので、マットやカーペットを敷くなどの傷対策をすることが大切です。
特に子犬の頃は好奇心旺盛でイタズラしやすく、床や壁を傷つけやすいので注意してくださいね。
共用部分の使い方に気をつける
ペット可の集合住宅だからといって、住んでいる人がみんな動物好きというわけではありません。中には犬が苦手という方がいるかもしれません。そのため、共用部分でのマナーはしっかり守らなければいけません。通路を歩いたり、エレベーターに乗る際は、住人に駆け寄っていかないようにリードを短く持つか、抱きかかえるようにしましょう。また、ベランダで犬のブラッシングをしてしまうと、抜け毛が隣の部屋の洗濯物に付着してしまうこともあるので、避けるようにしましょう。
まとめ
集合住宅でペットを飼うと、騒音やニオイがトラブルの原因となりやすいです。そのため、マンションなどで犬を飼う場合は、吠えにくく、体臭が少ない犬種がおすすめです。また、警戒心が強すぎる犬種は、飼い主以外の人に対して攻撃的になることがあるので、人が多い集合住宅では、穏やかな犬種の方がよいです。
今回紹介した犬種はそういった条件を満たしているので、しっかりとしつけていれば、集合住宅でも問題なく飼うことができますよ。
犬の家&猫の里 編集部
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