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犬の妊娠期間はどのくらい?妊娠するとどんな症状が現れる?

                     

女の子の犬を飼う場合、避妊手術をするのか、避妊手術はせずに繁殖させるのか、飼い主さんが選ぶ必要があります。もし、避妊手術はせずに愛犬に子犬を生んでほしいと考えているのであれば、妊娠についていろいろ知っておく必要があります。
ここでは、妊娠期間はそもそもどのくらいなのか、妊娠するとどのような兆候が見られるかなど犬の妊娠の基本をご紹介します。

犬の妊娠期間について

人間の場合、妊娠期間は十月十日と言われますが、犬の場合は交配してから63日で出産に至ります。つまり犬の妊娠期間は2か月ほどです。
63日間ぴったりでなくても前後3日間のズレは正常範囲とされています。

妊娠の兆候

犬が妊娠していることを示す兆候にはさまざまなものがあります。妊娠初期、中期、後期の3つの期間にわけてそれぞれの兆候を見ていきましょう。

妊娠初期(1~3週)

  • 食欲の減退
  • 食の好みが変わる

この頃の兆候としては、人間でいうところのつわりのように食欲がなくなる、食べたものを吐いてしまうなどが見られます。また、味覚が変化するとも言われており、いつも食べていたフードを好まなくなることがあります。

妊娠中期(4~6週)

  • 腹部が大きくなる
  • 体重の増加
  • 乳房の隆起
  • 食欲が増す

妊娠中期はいわゆる安定期です。この頃になると腹部が少し大きくなってくるので、妊娠していることに気づきやすいです。妊娠中期はお腹の中の赤ちゃんが急激に成長する大切な時期なので、食欲が増し、体重も増加してきます。

妊娠後期(7~9週)

  • 胎動が感じられる
  • 乳腺が張る
  • 腹部がさらに大きくなる
  • 営巣行動が見られる

妊娠後期になるとさらにお腹は大きくなり、手を当てると胎動が感じられるようになります。お腹が大きくなることで胃が圧迫されてしまうので、一度にたくさんの食事が摂れなくなってしまいます。また、この頃になると営巣行動といって床をごそごそしたり、地面をかいたりして巣を作ろうとします。

動物病院にはいつ行けばいい?

交配後から22~30日程度で妊娠が確認できるので、そのタイミングで近くの動物病院を受診し、超音波検査をしてもらいましょう。出産予定日の3~5日前なると、レントゲン検査で胎児の大きさや数が確認できますので、再び動物病院を受診してください。

出産前の準備

準備1:食事内容や与え方を調整する

妊娠中期になると、普段食べていたフードから妊娠授乳期用のフードに切り替える必要があります。妊娠授乳期用のフードは通常のフードと比べるとカロリーが高くなっていますので、与えすぎにならないよう注意してください。また、いきなり新しいフードに切り替えてしまうと嘔吐や下痢を引き起こす可能性がありますので、最初は今まで食べていたフードに混ぜながらじょじょに切り替えてください。

妊娠後期になると一度にたくさんの量を食べることができなくなりますので、4回くらいに分けてこまめに与えてあげるようにしましょう。

準備2:体温を測定する

妊娠後期が終わり、出産が迫ってきたら体温を測定するようにしましょう。出産間近になると体温が下がる傾向にありますので、予定日の数日前から朝晩の2回体温を測定してください。

準備3:出産場所を作る

犬の出産は、基本的に自宅で自然分娩です。そのため、営巣行動が見られたら、母犬が安心して子どもを産めるように出産場所を作ってあげましょう。出産時はかなり神経質になりますので、人通りの少ない、落ちつける場所に段ボール箱やカゴを置き、清潔なタオルを敷き詰めてください。

難産が多い犬種とは

ブルドッグやパグと言った短頭種、チワワやヨークシャーテリアなどの超小型犬は、母犬の産道に対して頭が大きいことから、難産が多いと言われています。もしも短頭種や超小型犬の出産に立ち会う場合は、帝王切開が可能な動物病院を事前に探しておき、相談しておくことをおすすめします。

まとめ

実際に出産するのは愛犬ですが、飼育環境を整えてあげたり、食事内容に気をつかってあげたりするなど出産までのサポートは飼い主さんでもしてあげることができます。また、出産に立ち合うにあたり、事前に獣医さんに指導を受けておくようにしましょう。正しい知識を身につけることで、いざというときも冷静に対処することができますよ。

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