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コラム

愛犬と一緒に寝るのは良いこと?それとも悪いこと?

2019.11.21 2024.03.04

犬を家族として迎え入れたら、一緒の場所で寝たい!と考えている方は多いと思います。自分のベッドや布団で気持ちよさそうに寝ている姿を見たら癒されますよね。しかし、愛犬と一緒の場所で寝るのは果たして良いことなのでしょうか…?

愛犬と一緒に寝るメリット

癒される

愛犬と一緒の場所で寝る最大のメリットは、癒し効果が大きいことです。海外ではペットと一緒に寝ると、心が安らぎ安眠効果も期待できるという研究結果があるようです。

参考文献
http://www.nbcnews.com/id/4625213/ns/health-pet_health/t/puppy-love—-its-better-you-think/#.XcTD0Vf7SUl
https://www.mayoclinicproceedings.org/article/S0025-6196(17)30486-X/fulltext

愛犬と一緒に寝るデメリット

衛生面が心配

室内で飼育している犬の場合、一見すると清潔そうですが、散歩のときには外に出るのでノミやシラミをもらってきてしまう可能性があります。その状態で一緒に寝てしまうと、ノミ、ダニなどの寄生虫を共有してしまうことも考えられます。

他にも、愛犬と寄り添って寝ると、肛門が接触したり、犬のくしゃみがかかったりすることがあるので、人獣共通感染症になるおそれがあります。

アレルギーに悩まされる

プードル種は犬の中でも抜け毛の少なさがトップクラスなので、アレルギーがある方でも飼える犬種です。しかし、一緒に寝るとなると長い時間至近距離で過ごすため、場合によってはアレルギー症状がひどくなることもあります。

愛犬にケガをさせるリスクがある

環境や個人によって差はありますが、健康な成人の場合、一晩で平均20回以上寝返りを打つとされています。愛犬とぴったり寄り添って寝ていると、寝返りの際に愛犬を下敷きにしてしまう危険性があります。特に体の小さな小型犬や超小型犬はケガをさせるリスクが高いと言えます。
さらに、高さがあるベッドで寝ていると、落下してケガをするおそれもあります。

愛犬が分離不安になる

分離不安というのは、飼い主さんと離れたとたん不安になり、精神的・肉体的に不調になってしまうことです。
起きているときだけでなく寝るときも一緒だと依存度が高くなり、飼い主さんがいないと不安で眠れない子になってしまうことがあります。
分離不安になると飼い主さんと離れることへのストレスから下痢や嘔吐を繰り返す、物を壊す、自傷行為をするなどの問題行動を引き起こしてしまいます。

主従関係が崩れてしまう

犬は仲間のそばで寝る習性があります。そのため、飼い主さんと同じ寝床で寝ると、リーダーというよりは自分の仲間と認識する可能性があります。飼い主さんを自分と同等と思ってしまうと、しつけや指示がしにくくなるかもしれません。

ちなみに、愛犬が寝る場所によって、飼い主さんのことをどう思っているかがわかると言われています。たとえば、飼い主さんの足元で寝る犬は、飼い主さんを自分より上であると認識しており、信頼している証拠だと言われています。逆に胸や頭の近くで寝る犬は、自分と同等、もしくは自分の方が上と思っているようです。

愛犬が快適に寝られる寝床にするには

ちょっと寂しいかもしれませんが、愛犬と同じ場所で寝るというのは、デメリットのほうが多いです。そのため愛犬用に寝床を作ってあげる必要があります。快適な寝床作るために意識するポイントは以下の3つです。

1.季節ごとに変化させる

寝床は1回作ったら終わりではなく、季節ごとに変化させる必要があります。
夏はペット用のクールマットを敷いて、エアコンの風が直接当たらないような位置に調整します。
気温がグッと下がる冬は、ペット用の湯たんぽやヒーターマットを置いてあげます。ケージやクレート上から毛布などをかけてあげると、冷たい外気が入り込まないのでより快適に眠ることができます。

2.人の動線からは外す

犬は気配やちょっとした音にも敏感に反応します。そのため、家族が頻繁に行き来するような場所に設置してしまうと、落ちついて眠ることができません。
できれば人の動線から外れた場所で、なおかつ外からの刺激があまり気にならないように窓やドアからも遠い場所が理想です。

3.トイレと一緒にしない

犬は自分の生活スペースで排泄することを嫌います。そのため、大きめなゲージにトイレと寝床を一緒にするのではなく、トイレはトイレ、寝床は寝床のようにしっかりスペースをわけましょう。

まとめ

愛犬と一緒のベッドや布団で寝るというのは、あこがれのシチュエーションではありますが、自分の睡眠の質が低下したり、愛犬にケガをさせたり、分離不安になったりとさまざまなリスクをはらんでいます。
絶対に一緒に寝てはいけないということではありませんが、お互いが快適に眠るためには、寝床を分けるのが理想と言えます。
どうしても一緒がいい!ということであれば、自分の寝室に愛犬の寝床を設置するという方法がおすすめです。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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