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コラム

犬のストレスの原因とストレスサインについて

2019.12.16 2024.03.04

言葉を話せないワンちゃんたちは、さまざまな方法で飼い主に自分の気持ちを伝えようとしています。嬉しい、楽しいといったポジティブな感情を伝えようとしているときは比較的わかりやすいのですが、怖い、寂しい、痛いなどのネガティブな感情は意外に気づきにくかったりします。
ここでは犬のストレスサインとはどういうものなのか、そもそも何が犬のストレスになってしまうのかなどを解説します。

犬のストレスサインについて

犬のストレスサインにはさまざまなものがあり、感じているストレスの度合いによって異なります。

軽度のストレスサイン

  • ・あくびをする
  • ・目をそらす
  • ・体をかく
  • ・しっぽが下がる
  • ・舌なめずりをする

どれもよく見かけるような行動ですが、実はストレスからきている可能性があります。あくびは単純に眠いときもしますが、例えば飼い主に怒られている最中にしていた場合は、ストレスサインの可能性が高いです。「もうわかったから怒るのをやめてほしい…」と訴えているのかもしれません。

また、食後でもないのに舌なめずりをしたり、口をくちゃくちゃさせているのもストレスサインです。何か嫌なことがあったときや緊張するようなことが起こったときに、口周りをペロッと舐めて、自分を落ち着かせようとしているのです。

中度ストレスサイン

  • ・吠える
  • ・うなる
  • ・震える
  • ・噛む
  • ・その場から逃げる

軽度のストレスサインに気づかず、そのままにしてしまうと、ストレスレベルが上がって、吠える、噛むといった問題行動を起こすようになってきます。
攻撃的になると他の人や犬にケガをさせてしまうおそれもあるので、中程度とはいえ早めに対処しなければいけません。

重度のストレスサイン

  • ・下痢や嘔吐
  • ・執拗に手足をなめる
  • ・自分のしっぽを追いかける

上記のストレスサインが見られた場合には、愛犬のストレスがかなり深刻な可能性が高いです。
手足をなめるというのは、ほとんどの犬が日常的に行う動作ですが、皮膚炎を起こすほど執拗に舐めてしまうのは、強いストレスのせいです。また、自分のしっぽを追いかけるという行動も、遊びの一種として行っている分には問題ないのですが、追いかけながら血が出るほど噛んだり、傷つけたりしている場合は、注意が必要です。

犬のストレスの原因

犬のストレスの原因は大きく分けると、「心理的なもの」「環境的なのも」「身体的なもの」の3つがあります。

心理的なものからくるストレス

不安や恐怖を感じたり、常に寂しい状況に置かれているなど心理的な負担がストレスへとつながります。
愛犬が何か問題行動を起こしたとき、毎回感情的に怒っていないでしょうか。声を荒げたりすると、愛犬に強い恐怖心を与えてしまいます。
また、愛犬とのコミュニケーションは十分でしょうか。お留守番続きで大好きな飼い主にかまってもらえないとなれば、寂しさからストレスを抱えてしまいます。ただ、かまいすぎも良くありません。特に独立心があるような犬種は、あまりベタベタされることを好まないので、過剰なスキンシップがかえってストレスになります。

環境的なものからくるストレス

不衛生な部屋や狭すぎる部屋で暮らしていたら、人間もストレスがたまりますよね。それと同じように、愛犬の飼育環境がしっかり整えられていないと、ストレスの原因になります。

室温は人間に合わせてしまうと、犬にとっては寒すぎたり、逆に暑すぎたりしてしまいます。
また、犬というのは、寝床の近くで排泄しない習性を持っていますので、寝る場所であるケージの中にトイレが一緒に設置されているのも大きなストレスです。

身体的なものからくるストレス

病気やケガによって体の一部に痛みを伴ったり、激しいかゆみがあったりすると、ストレスの原因になります。
他にも、運動量が極端に少なかったり、多すぎたりするのも身体的なストレスの一つです。

愛犬のストレスを解消する方法

適度な運動

一番のストレス解消法はやはり運動です。大好きな飼い主と外で運動することは、愛犬にとってとても嬉しいことです。ただし、先ほども言った通り、運動のし過ぎもストレスになりますので、適度な運動を心がけることが重要です。運動量が適正かどうかは散歩後の愛犬の呼吸を目安にしてみてください。ハッハッと短い呼吸をしているときは適正と言えます。しかし、呼吸の間隔が短すぎたり、ぐったりしている場合には運動量が多いかもしれません。散歩の時間を短くするなど調整して様子を見てみてください。

マッサージ

マッサージは緊張状態にある愛犬の状態をほぐしてあげるだけでなく、スキンシップが取れるので、お互いの絆を深める効果もあります。
体全体を優しくなでてあげるだけでもマッサージ効果はありますが、犬にもツボがありますので、そこをうまく刺激してあげるとより効果的です。
たとえば、目の上にある攅竹(ちんさく)というツボは、緊張をほぐしてリラックスさせることができます。もう一つ、頭頂部の一番高い位置にある頭の百会(ひゃくえ)というツボも緊張をほぐす効果が期待できるので、ストレスを感じた犬に最適です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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