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コラム

犬がうなるときの心理を理解しよう

2020.01.16 2024.03.04

愛犬がうなっていると、もしかして威嚇している…?なんて不安に思ってしまいますが、実は犬がうなる理由にはさまざまなものがあります。
そのため、理由を知らずに怒ってしまうと、別の問題行動を起こしてしまうことも。
この記事では犬がうなる理由や対処法などをご紹介します。

犬がうなる理由

恐怖心や警戒心
強い恐怖心を感じると「こっちにくるな!」と訴える意味でうなることがあります。また、自分や飼い主の身に危険が迫っている場合は警戒心を示すためにうなり声をあげます。

縄張り意識

もともと群れで暮らしていたこともあり、犬は縄張り意識が非常に強いです。自分のテリトリーである家に宅配業者など見知らぬ人が入ってくると、鼻にしわを寄せながらうなっている子もいるのではないでしょうか。うなることで、テリトリーから追い出そうとしているのです。

痛み

今までは平気だったのに、体や足に触れようとしたら突然うなり声をあげてきた、というときは、その部分に痛みがあるのかもしれません。患部に触られることを嫌がってうなることもあります。

独占欲

犬は独占欲が強い生き物ですので、大好きなおもちゃや気に入っている毛布など、大切なものを奪われそうになると、「私のだから持って行かないで!」とうなり声をあげることがあります。独占欲からのうなりは威嚇に近く、場合によっては噛まれたりすることもあるので注意が必要です。

優位性

犬は群れの中で縦社会を築いて生活する生き物です。そのため、自分よりも地位が下だと判断したものに対して、自分の優位性を知らしめるためにうなることがあります。

興奮

おもちゃやタオルを使って引っ張り合いをしていると、「うー」とうなることがありませんか?これは興奮してうなっているものなので、特に威嚇していたり、不快に感じていたりするわけではありません。

理由に合わせた対処法

特にしつけが必要となってくるうなりは、「恐怖心や警戒心によるもの」「縄張り意識によるもの」「独占欲によるもの」の3つです。これらはエスカレートすると問題行動につながる可能性がありますので、それぞれ対処法をご紹介します。

恐怖心や警戒心によるうなり

何か特定の音などに対して恐怖心や警戒心を抱く場合は、系統的脱感作(軽度な刺激から始めて徐々に重度の刺激に慣れさせる方法)が有効とされています。もしくは、拮抗条件付けと言って、犬が恐怖心を感じてしまう刺激を逆に心地良いと感じさせるように学習させる方法も効果的です。たとえば、テリトリーに勝手に侵入してくる悪い奴だと思っていた来客や宅配業者からおやつをもらうことで、「家に入ってくる人は良い人だ」と学習してもらうのです。

他にも、人間の手に対して恐怖心を抱いてしまう子がいます。そういう子に対しては、手からおやつをフード与えてみましょう。このとき、圧迫感を与えないためにも、必ず犬の目線よりも低い位置であげてください。これを毎日繰り返すことで、手が良いものだと認識してもらうことができます。

縄張り意識によるうなり

縄張り意識によるうなりは、本能からくるものなので、ある程度は仕方ないのですが、悪化すると吠え癖に発展することがあります。お客さまや宅配業者が来るたびに大きな声で吠えてしまっては近所迷惑にもなりますので、テリトリーに入ってくる人に良い印象を持ってもらうようにします。
また、子犬のうちにさまざまな人と触れ合う社会化トレーニングをしっかり行っておくことも重要です。

独占欲によるうなり

先ほども説明した通り、何かをとられたくない!という独占欲によってうなっているときはエスカレートすると攻撃的になることがありますので、おもちゃなどを強引に引き離すのは逆効果になってしまいます。
そんなときは、「ちょうだい」と言いながらおやつを見せてあげましょう。犬がうなるのをやめて、くわえているものを離したら、ほめながらおやつを与えてください。

まとめ

愛犬がうなっている=すべてが威嚇、というわけではありません。中には楽しくて興奮しているだけのときもありますし、病気やケガによって痛みを訴えているケースもあります。そのため、うなっているからと言って頭ごなしに注意してしまうと、愛犬との関係に影響が出てしまいます。愛犬がうなっているときは、なぜうなっているのか、その心理をしっかりと理解してあげることが非常に大切です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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