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コラム

犬の正しい抱っこの仕方

2020.01.16 2024.03.04

愛犬を抱っこする際、皆さんは正しい方法で抱っこできていますか?なんとなく、自分が持ち上げやすいやり方で抱っこしてはいないでしょうか。
間違った方法で抱っこを続けていると、抱っこを嫌がるようになるだけでなく、体にも負担をかけてしまうのです。
この記事では、意外に知られていない正しい抱っこの仕方についてご紹介します。

抱っこする必要ってあるの?

抱っこにはコミュニケーションをとる目的だけでなく、以下のような場面で役立ちます。

  • 人通りや交通量が多いような危険な場所を移動するとき
  • 動物病院やトリミングサロンで高い台に乗せるとき
  • 散歩中、他の犬に威嚇したり、とびかかったりするのを事前に抑制したいとき
  • 抱きかかえての入店であれば許可しているお店に入りたいとき

抱っこをすることで、危険回避、移動、トラブルの抑制などに役立つことを覚えておきましょう。

愛犬が抱っこを嫌がるときはどうすべき?

抱っこを嫌がるわんちゃんも少なくありません。ただ、先ほども説明した通り、危険を回避したりするときに抱っこできないと不便なので、慣れさせておく必要があります。
最初から抱っこを嫌がる子に対しては、しつけで徐々に習得させれば良いですが、途中から抱っこを嫌がるようになった子に関しては、なぜ嫌がるようになってしまったのかという原因をしっかり突き止めなければいけません。

たとえば、過去に抱っこしていたら腕からすり抜けて落ちてしまったことがある、抱っこされているときは、必ず病院に連れていかれるなど、何か愛犬にとってトラウマになっていることがないか考えてみましょう。その上で、抱っこ=良いことが起こる、というように認識してもらいましょう。具体的には、抱っこしてドッグランや公園など愛犬の大好きな場所に行ってみたり、抱っこしたらおやつをあげたりしてみましょう。

もう一つ、抱っこを嫌がる理由として考えられるのが、飼い主さんの抱っこの仕方が良くないということです。よくバンザイさせるかのように愛犬のわきの下に両手を入れ、下半身は特に支えのない状態で抱っこしている方を見かけますが、これは犬の肩関節に大きな負担がかかってしまいます。
また、人間の赤ちゃんのように仰向けの状態で抱っこしてしまうと、心臓や肺など臓器に負担がかかってしまいます。抱っこされるたびに苦しかったり、窮屈だったりすれば、当然嫌がってしまいますよね。では愛犬を正しく抱っこするためにはどうすればよいのでしょう。

正しい抱っこの仕方

小型犬の場合

犬の体の側面から、お腹の下へと片方の手を入れます。もう片方の手は股の間から入れ、犬の体が地面と平行になるように意識しながら抱き上げてください。

中型犬の場合

犬の体の側面に立ち、前足の付け根あたりに片方の手を通します。もう片方の手で、お尻から太ももにかけてを支えて抱き上げます。犬種によっては中型犬であってもかなりずっしりとしていますので、一気に抱き上げようとせず、片膝をつきながらゆっくり抱き上げたほうが安全です。

大型犬の場合

体が大きな大型犬の場合も、側面から抱きかかえるようにします。片方の手で胸の前側を支え、もう一方の手で後ろ足の膝裏あたりを支え、犬のお尻を腕に乗せます。
小型犬、中型犬に比べれば抱っこする機会は少ないですが、いざというときのために覚えておくことをおすすめします。

抱っこするときの注意点

要求に応じない

抱っこが好きな子は、飼い主さんに抱っこして!と要求することがあります。毎回その要求に応じていると、愛犬は自分の方が立場が上だと思ってしまい、わがままに育ってしまいます。基本的にせがまれたときは無視をして、落ちついたら抱っこをしてあげてください。

あまり長時間抱っこしない

抱っこすること自体は悪いことではないのですが、抱っこのし過ぎには注意してください。常に飼い主さんの近くにいる状況に慣れてしまうと、分離不安を引き起こすことがあります。分離不安になると、ちょっと飼い主さんと離れただけでストレスを感じ、問題行動を起こしてしまいます。
やむを得ず家を空けなければいけないときなどに困りますので、あまり長時間抱っこするのは避けてください。

抱っこするときに役立つアイテム

女性や高齢者の場合は、犬種によって抱っこしてあげたくてもできないことがあります。そんなときは犬用の抱っこ紐を活用してみましょう。
抱っこ紐にはスリングタイプとリュックタイプがあります。スリングタイプは布を肩から斜めにかけて、使うタイプです。飼い主さんと愛犬の体がぴったりと密着できるので、お互い安心感があります。

もう一つのリュックタイプは安定性に優れており、何といっても両手を自由に使うことができるのが最大のメリットです。両肩に均等に重さがかかるので、やや重い子でも楽にだっこすることができます。

まとめ

抱っこが苦手なら苦手で、無理にしなくてもいいように思えますが、抱っこは単にかわいがるだけでなく、移動したり、危険を回避したりする際にも有効なので、慣れさせることは意外に重要なのです。
ただ、間違えた抱っこの仕方は愛犬の体を傷めてしまうことにつながりますので、必ず正しい方法で抱っこをするように心がけてください。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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