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コラム

犬が傷口を舐める理由は?やめさせるためにはどうすればいい?

2020.01.20 2024.03.04

愛犬が治療中の傷口を舐めてしまって困った、という経験をしたことがある飼い主さんは多いと思います。
早く治すためには、病院で処方された薬を塗って、触らないことが一番ですが、どうしても舐めてしまう場合には、どう対処したら良いのでしょうか。

犬が傷口を舐めてしまう理由

犬が自分の傷口をペロペロと舐めてしまうのは、「ズーファーマコロジー」と呼ばれ、痛みを緩和したり、治療しようとしているからだと言われています。
犬の唾液の中には酵素や抗菌作用のある微生物が含まれているので、傷の回復を助ける効果があると言われています。

傷口を舐めてしまうのを防ぐには?

犬は自分の体にある傷をどうにかしようと、本能的に舐めていることはわかりました。しかし、かゆみ止めや痛み止めなど外用薬を塗っている場合には、あまり舐めさせたくないですよね。
また、先ほど、犬の唾液には傷を治す効果が期待できると説明しましたが、場合によっては唾液に含まれるバクテリアが原因で逆に傷口が化膿してしまうリスクもあるので、過剰に舐めさせることは避けた方が良いです。

では、愛犬が傷口を舐めないようにするためにはどのような対策を行えば良いのでしょうか。

エリザベスカラーをつける

手術やケガの治療を行った際、首回りにつけることが多いエリザベスカラー。これによって傷口を舐めたり、治りかけて少しかゆみを伴った患部を足でかいてしまったりすることを防ぐことができます。
ただ、首や足が長い犬、体が柔らかい犬の場合は、器用にカラーから傷口を舐めてしまうことがあります。
そういうときは、首輪をいつもよりもやや高い位置につけて、その上にバンダナなどを巻いてからカラーをしてみてください。

口輪をつける

エリザベスカラーはかなり存在感があるだけでなく、視野が狭くなったり、音が聞こえにくくなったりするので、ストレスを感じる犬が多いです。その点、口輪は口周りに装着するので、ストレスがやや軽減できるかもしれません。
口輪はしっかりと愛犬に合ったサイズのものを選ばないと、外れてしまったり、予期せぬケガをする可能性がありますので、しっかりと測ってから購入するようにしてください。

洋服を着せたり靴下をはかせたりする

エリザベスカラーも口輪も受け付けてくれない…ということであれば、洋服や靴下を着用させてみましょう。傷がある部分を布でガードしてしまうことで、物理的に患部に触れないようにします。特に普段から洋服を着ている子であれば、さほどストレスにはならないと思います。洋服や靴下を着用させるときは、直接傷口に触らないように、ガーゼなどでいったん保護してください。

傷がないのに足や体を舐めているときは?

特に傷などは見受けられないのに、愛犬が足や体をしきりに舐めている、というときは、以下の可能性が考えられます。

ストレスがたまっている

十分な運動ができない、飼育環境が整っていないなど、何かストレスを抱えていると自分を落ち着かせるために、足を執拗に舐めてしまうことがあります。
普段の生活を振り返ってみて、愛犬の負担になるようなことを行っていないか考えてみましょう。ストレスの原因は早急に取り除く必要があります。

また、分離不安になっている犬の場合、飼い主とちょっとでも離れてしまうと、ストレスを感じて足を舐めてしまう子もいます。これは飼い主の構いすぎが原因の一つですので、接し方を改めるようにしましょう。

足裏や骨・関節などに痛みを伴っている

1か所をずっと気にして舐めているときは、その部分をよく見てあげてください。もしかしたら、肉球の間や足裏などに小さなとげが刺さっていたり、爪が割れていたりするかもしれません。
もしくは、関節炎や脱臼、骨折などによって、痛みを感じているから舐めているという場合も考えられます。その場合、歩行に影響が出ていないか確認するようにしてください。

まとめ

犬は自分の体に傷があると、痛みを和らげたり、治療したりしようと本能的に舐めてしまいます。ただ、傷口を舐めてしまうと化膿するリスクもあるので、エリザベスカラーや洋服を着用するなど、あまり愛犬に負担にならない方法で対策をしてあげましょう。
また、特に傷があるわけでもないのに足や体を舐めている場合は、一見するとわからない場所に痛みを伴っていたり、ストレスを抱えている可能性がありますので、注意が必要です。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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