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毛が長い犬を飼うなら?代表犬種と飼い方の注意点

2021.05.14
                     

毛の長い犬はどこか上品さを感じますが、美しい見た目を保つためにはお手入れが必須です。毛が長い犬を飼う場合、どのようなお手入れが必要となるのでしょうか。毛の長い代表犬種もあわせてご紹介します。

ロングコート(長毛種)の特徴

ロングコートの犬種は長い被毛に覆われているわけですが、毛質がそれぞれ異なっており、まっすぐ伸びる直毛の子もいればクルクルとカールした子もいます。

他にも、人間の髪の毛のようにカットしないと伸び続けるタイプやある一定の長さまでしか伸びないタイプがいます。

長毛種は毛が抜けやすい?

毛が長い犬は抜け毛が多い、と思っている方もいるかもしれませんが、一概にそうとは限りません。抜け毛の多さには毛の構造と毛周期が関係しています。

毛の構造

犬には毛が二重構造になっている「ダブルコート」と二重構造になっていない「シングルコート」の2種類がいます。

前者のダブルコートは、体温を保持するためのアンダーコートと、皮膚を紫外線などから守るオーバーコートが生えているのですが、春と秋になると体温を保持するためのアンダーコートが生え変わることから、大量に毛が抜けてしまいます。

一方、後者のシングルコートはアンダーコートがないため、抜け毛が比較的少ない傾向にあります。つまり、長毛種であってもシングルコートであれば、抜け毛は少ないです。

毛周期

犬の毛は、毛が成長する成長期、細胞の増殖がゆっくりになる退行期、毛包が活動を停止する休止期、新しい毛が生え始める新生期の4つの期間を経ることで毛が生え変わります。

短毛種は成長期が短く、新しい毛が生えてから抜け落ちるまでの期間が短いので、実は抜け毛が多いです。

逆に長毛種は成長期が長く、毛が生えてから抜け落ちるまでに期間を要するので、短毛種と比べると抜け毛は少ないです。

小型犬の長毛種

ポメラニアン

ポメラニアン

ダブルコートのポメラニアンは被毛がかなり多いです。オーバーコートは硬い直毛ですが、アンダーコートは柔らかいので毛玉ができやすく、こまめなブラッシングが欠かせません。

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ヨークシャーテリア

シングルコートなので、比較的抜け毛が少ないのが特徴です。被毛は絹糸のように細く柔らかいので、毛玉に注意が必要です。また、カットしないと伸び続けるタイプですので、定期的なトリミングも必須です。

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マルチーズ

マルチーズ

マルチーズもシングルコートの犬種です。純白で滑らかな被毛を保つためには、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れに加え、サロンできれいにカットしてもらう必要があります。

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シーズー

シーズー

シーズーはダブルコートの犬種ですが、ヨークシャーテリアと同じくカットしないと毛が伸び続けるので、抜け毛は少なめです。しかし、毛が多く、さらに長いことからお手入れに少し手間がかかります。

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中型犬の長毛種

アメリカンコッカースパニエル

アメリカンコッカースパニエル

ウェーブがかった被毛は1本1本がとても細く、絡まりやすいので定期的にブラッシングしてあげましょう。
アメリカンコッカースパニエルの毛はカットしないと伸び続けてしまうので、汚れの付着を防ぐためにも月に1回のトリミングが必要です。

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ボーダーコリー

ボーダーコリー

ボーダーコリーはダブルコートの犬種です。滑らかな手触りの被毛は、一定の長さ以上伸びることはないので、カットの必要はありません。

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シェットランドシープドッグ

シェットランドシープドッグ

シェルティーもダブルコートです。毛は密に生えていて、毛量はかなり多いのが特徴です。絡まりやすい毛質をしていることに加え、活発に動くので、すれて毛玉ができやすいです。

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ラフコリー

ラフコリー

ラフコリーはダブルコートかつ毛がとても長いので、ボリュームがあります。毛が多いとシャンプーのすすぎ残しや乾き残しが発生しやすくなるので、自宅でのケアが難しい場合にはトリミングサロンにお願いしても良いと思います。

大型犬の長毛種

アフガンハウンド

アフガンハウンド

柔らかな絹糸状の被毛に覆われた大きな体は、非常に存在感があります。毛が長く、絡みやすいので、お手入れが少々大変ですが、シングルコートなので抜け毛はそこまで多くありません。

ゴールデンレトリバー

ゴールデンレトリバー

サラサラとした美しい毛が特徴のゴールデンレトリバーですが、毛が長く、さらにダブルコートなので、ニオイがたまりやすいと言われています。
そのため、月に1、2回はシャンプーをしてあげてください。お手入れを怠ると体臭の原因になるだけでなく、皮膚炎を発症しやすくなります。

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バーニーズマウンテンドッグ

バーニーズマウンテンドッグ

バーニーズマウンテンドッグはダブルコートなので一年を通して抜け毛が多いです。換毛期は毎日大量に毛が抜けてしまうので、皮膚の通気を良くするためにも、こまめにブラッシングをしてあげてください。

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サモエド

サモエド

フワフワとした手触りの良い毛並みをしているサモエドは寒冷地で生まれ育ったため、被毛が長く、そして厚くなっています。

抜け毛の量は犬の中でもトップクラスなので、できれば1日に2回はブラッシンしてあげましょう。
また、汚れが付着した場合にはシャンプーを行いますが、サモエドのオーバーコートは水をはじく性質を持っていますので、地肌までしっかり洗えているか確認しながらシャンプーをしてください。

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長毛種のお手入れのポイント

ブラッシング

毛が長い犬種は、絡まったり、毛玉ができたりすることが多いので、定期的にブラッシングをしてあげましょう。

ダブルコートの犬種は換毛期になると抜け毛が増えるので、できれば毎日ブラッシングをしてあげるのが理想です。

犬の毛玉は、耳の後ろ、しっぽの付け根、脇、足の内側などにできやすいので、その部分はとくに丁寧にブラッシングしましょう。

シャンプー

いきなりシャンプーを始めるのではなく、必ずブラッシングをして、毛玉やもつれを解消してからシャンプーをしましょう。

トリミング

特に毛が伸び続けてしまうタイプの犬種は、カットしないと被毛を引きずってしまい、汚れが付着してしまうので、トリミングサロンで定期的にカットしてもらいましょう。

カットが必要ない犬種でも、毛が長くてトイレのたびに汚れてしまう場合は、お尻周りだけカットすることをおすすめします。

長毛種のお手入れオススメグッズ

ブラッシングスプレー

毛が絡まってうまくブラッシングできないという場合は、ブラッシングスプレーがあると便利です。ブラッシングの前に吹きかけることで毛の絡まりがほどけやすくなります。

さらに、ブラッシングスプレーには静電気の防止や、毛並みを美しく見せる効果なども期待できるので、長毛種を飼っている方はぜひ試してみてください。

スリッカーブラシ

犬用ブラシには様々な種類がありますが、ダブルコートやシングルコートであっても被毛が多い場合には、スリッカーブラシがおすすめです。

スリッカーブラシは、くの字に曲がった針金のようなものがたくさんついていて、アンダーコートの死毛を取り除いたり、毛のもつれを解消したりできます。

慣れてしまえば、スリッカーブラシだけですべての作業ができるくらい万能です。

コーム

先ほど紹介したスリッカーブラシだけでも良いですが、コームがあると毛並みをよりきれいに整えることができますよ。

トリートメント効果の高いシャンプー

長毛種はどうしても毛が絡みやすく、ひどいと毛切れしてしまうこともあります。

そこで、トリートメント効果が高いシャンプーを使用すると汚れをしっかり落とすだけでなく、被毛の絡まりも軽減できるのでおすすめです。

まとめ

風になびくサラサラとした毛や手触りの良いモフモフの毛は非常に魅力的ですよね。

しかし、毛の長い犬種はお手入れが大変です。定期的なブラッシングやシャンプーはもちろんですが、毛が伸び続けるタイプの犬種は月に1回のトリミングも必要です。

美しい状態を保つにはそれなりに手間と費用がかかりますので、毛の長い犬を飼いたいと考えている方はぜひその点を理解した上で購入を検討してください。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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