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購入/飼育前の悩み

犬と猫の違いを知って向いている子を探しましょう

2022.03.10 2024.03.07

ペットの飼育を検討する際、犬と猫でどちらが良いのか迷う方もいるでしょう。犬と猫では、それぞれ異なる個性や魅力があるものです。

この記事では、犬と猫の違いについて解説していきます。あわせて、それぞれの特徴や飼い方についてもお伝えしますので、参考にしてみてください。

犬は群れを作り、猫は単独で行動する

野生では犬は群れを作り、集団で狩りをして生活していました。群れのリーダーの指示に忠実に従う習性があり、現代の犬にも、飼い主さんに喜んで従属する傾向が見られます。

群れの心理から、犬は長時間独りで過ごすことが苦手です。また、警戒心が強く、テリトリーを守ります。

猫は独立心が強く、単独で行動するハンターです。独りで過ごすことを好み、食事やトイレの掃除以外は、ほとんど人間に頼りません。

猫は高いところに登ったりできるため、危険から身を守ることができます。仲間と協力して暮らす必要がないことから、縄張り意識が強いです。

社会性のある犬とマイペースな猫

犬は社交性が高くフレンドリーで、飼い主さんに懐きやすいです。飼い主さんに対して、深い愛情を示す一方で、注目されることに強い欲求を持っています。子供に接するような気持で犬と向き合うことが大切です。

内向的な猫は、あまり人と積極的に関わろうとせず、独りでマイペースに過ごすことを好みます。犬ほど愛情を示しませんが、徐々に心を許して、自分からすり寄ってくることもあります。飼い主さんに懐いたとしても、基本的にツンデレで気まぐれな部分は変わりません。

犬は狩猟や番犬、猫はネズミ捕り

古くは縄文時代から人間と暮らしてきた犬の祖先はオオカミです。かつては、狩猟犬や番犬としての役割を担っていました。

牧畜が始まると牧羊犬として活躍し、現代では軍用犬、盲導犬、介助犬などの様々な分野で登場します。使役犬としても残っていますが、ペットとして飼われている場合がほとんどです。

猫が人間に飼われ始めたのは、古代エジプト時代とされています。穀物などの貯蔵庫に巣くったネズミを退治するために、飼われたのが始まりです。日本へ猫がやってきたのは、奈良時代の前後で、中国から輸入されたといわれています。人間との歴史は、犬の方が猫よりも長いです。

狩りの仕方による犬と猫の体の違い

かつて平原で暮らしていた犬は、追跡型の狩りをしていました。獲物を追いかけて、仕留める方法です。狩りでは長時間走り続ける必要があるため、犬は細く長い足を持ち、驚異的な持久力が身に付きました。

犬は足を前後にしか動かせないため、手で獲物を捕らえることができません。

一方で、猫はしなやかで柔軟、瞬発性の高い筋肉が発達した体をしています。森林で暮らしていた猫は、物陰から獲物に飛び掛かる待ち伏せ型の狩りをしていました。

犬と異なり、前足を使って獲物を抱きかかえることが可能です。

狩りの方法の違いから、体にも違いがあります。犬の奥歯は尖っていませんが、猫の歯は全て鋭い歯です。また、丸みを帯びた犬の爪は引っこめられませんが、猫の鋭く尖った爪は、出し入れ自由です。

また犬には体臭がありますが、猫は毛づくろいをするため、ほとんど体臭がありません。その理由は、待ち伏せ型の狩りをするために、自分の存在を消すためだとされています。

犬と猫では猫の方が長生き

犬と猫では、一般的に猫の方が寿命は長いとされています。

犬種にもよりますが、犬の平均寿命は15歳くらいで、大型犬は短くなる傾向があります。猫の平均寿命は15~20歳で、外で放し飼いをする猫は、事故や病気に感染するリスクが高いため、平均寿命よりも短いです。

飼育環境が整った室内飼いが主流になったこと、フードの品質の向上、獣医学の進歩により、犬猫の平均寿命は延びてきています。

犬は小型犬であれば18歳、猫は20歳を超えて長生きする子も増えています。

犬は広めのスペース、猫は高所などの空間作り

犬も猫も室内飼いが増えていますが、犬は体格に合わせた、飼育スペースを確保するようにします。特に大型犬は広めのスペースが必要です。犬は運動することが好きなので、毎日の散歩は欠かせません。

猫を飼育する際は、猫が自由に動ける生活空間を作ることがポイントです。猫は木登りやジャンプ力、バランス能力に長けています。

猫が登れる高い場所を作り、上下運動できるように家具の配置を工夫したり、キャットタワーを設置したりしてみてください。高いところからの飛び降りでケガをすることもあるので、高低差に注意しましょう。

しつけやすい犬としつけが難しい猫

従順で賢い犬は、しつけがしやすいです。

人を喜ばせることが好きな犬は、飼い主さんの要望に応えることに幸せを感じます。そのため、飼い主さんとの間に信頼関係を築くことが大切です。

「待て」「おいで」などの基本的なしつけに加えて、「お手」「おかわり」などもコミュニケーションの一環として覚えさせると良いです。しつけやすさや学習能力は犬種によって異なります。

ただし、子犬のトイレについては、飼い主さんが辛抱強く、トレーニングすることが必要です。

独立心の強い猫は、しつけが難しいとされています。基本的に賢いので、トイレは一度教えれば、すぐに覚えてくれます。犬のように、「お手」や「お座り」などのコマンドに従わせることは難しいでしょう。

生涯飼育費用は犬の方がかかる

犬は猫よりも飼育費用がかかります。

犬猫に共通してかかる費用は、医療費、去勢や避妊手術、毎年のワクチン接種です。

これ以外に犬はフィラリア予防の検査や薬、狂犬病、定期的なトリミング代、しつけやトレーニング料などがかかります。猫はノミ・ダニ予防の薬が必要です。

猫の飼育環境は、トイレや寝床、キャットタワーや爪とぎなどのグッズを揃えるため、犬よりも費用がかかります。また食費は、体格にもよりますが、犬の方が比較的食べる量が多いため、犬の方が高いです。

生涯飼育費用は、犬は猫の2倍ほど必要になるとされています。

猫と犬は一緒に暮らせる?

元々性格が異なる犬と猫ですが、一緒に暮らすことはできます。

子犬や子猫を迎え入れる場合は、仲良く過ごせることが多いです。同種兄弟のように認識させると、同居もスムーズにいきます。

犬にも猫にもテリトリーがあるので、邪魔されない「自分だけの場所」をそれぞれに作ってあげることが大切です。食事やトイレは別々の場所に用意してあげてください。

先住のペットが親のように接して、優しく迎え入れてくれるのが理想です。

性格には個体差がありますが、どんな性格なのかを見極めた上で、心地よい関係を築いていけるようサポートしてあげましょう。

自分に向いているのはどちら?犬と猫の選び方

犬や猫を飼う際は、家庭環境やライフスタイルに適しているかも重要です。ここでは、犬と猫の特徴や飼い方をご紹介します。

犬は飼い主さんが愛情をかけるほど、それに応えようとします。日頃のお手入れや散歩の時間と手間がかかりますが、いつも自分の傍にいて欲しいのなら、犬がおすすめです。

特徴

犬は、社交的でフレンドリー、しつけがしやすく、飼い主さんにも従順です。一方で、愛情を独占したい気持ちから焼きもちをやくことがあります。

飼い方

群れで生活していた犬は、リーダーと認めた相手に従って行動する習性があります。飼い主さんは信頼関係を築いて、主従関係を明確にすることで、しつけやトレーニングがしやすくなるでしょう。

運動不足になると、ストレスを溜めて問題行動を起こしやすいです。毎日の散歩だけでなく、必要ならドッグランなどで運動させるようにしてください。

また、日々のブラッシングや定期的なトリミングなどのお手入れが必要です。

猫は、犬と比べて日頃の世話に手がかかりません。一緒にいてくれるけど、あまり依存してほしくないのなら猫を選ぶと良いです。

特徴

猫は群れるよりも、独りでいることが好きです。縄張りを主張し、守ろうとする傾向があり、生活環境を頻繁に変えるとストレスに感じます。

基本的にマイペースで気ままに過ごします。飽きやすく、すぐに興奮しやすいため、あまり構い過ぎないこともポイントです。

飼い方

猫は高所に上ることが好きなので、上下運動ができる環境を整えましょう。体を動かせるだけでなく、独りでのんびりくつろげる場所を作ってあげることも大切です。

きれい好きで体を舐めてグルーミングする猫は、犬のようなお手入れが要りません。しつけもトイレは、場所を決めてしまえば、他を汚すことは稀です。特に訓練などをしなくても問題ありません。

狩猟本能を満たすために、おもちゃで遊びに誘ってあげると喜んでくれます。飼い主さんが遊ぶ時間を作って、触れ合う機会を作ることも必要です。

まとめ

古くから人間と共に暮らしてきた犬と猫ですが、進化する中で、狩猟方法の違いにより、現代の犬と猫のような違いが生まれました。

人間と触れ合うことが好きな犬は、従順で人懐こくて甘え上手ですが、独りを好む猫はマイペースで気ままな性格で、程よい距離感を好みます。

犬は散歩や日々のお手入れなど、時間と手間がかかりますが、飼い主さんに深い愛情を示してくれます。一方、猫は独立心が強く、あまり世話に手がかかりませんが、犬のような人懐っこさはなく、愛情表現が苦手です。

犬も猫も飼育をする際は、適した環境を用意してあげる必要があります。

犬と猫の特徴や飼い方を踏まえてよく検討した上で、家族となる良きパートナーを迎えいれましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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