コラム・豆知識
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動物病院を選ぶ際のポイントや受診する際に気をつけたいことを紹介します!
動物病院は「体調が悪いときに行く場所」というだけではなく、病気を未然に防ぐ「予防」という面でも、どうぶつの健やかな生活を支える大切な存在です。しかし、その設備や規模、特色などはさまざまですから、動物病院を選ぶのに頭を悩ます飼い主さんも多いのではないでしょうか。
今回は「動物病院を選ぶ際のポイント」、「動物病院を受診する際に気をつけたいこと」などをご紹介いたします。
動物病院を選ぶポイント
1.動物病院の立地条件
「通院しやすい距離にあるか」、 「交通手段に無理はないか」 、「緊急時にすぐ通院できるか」
2.診療時間
「休診日や診療時間は通院に適しているか」、「夜間や時間外の対応が可能か」、「時間外の対応が可能な提携病院があるか」
3.設備
「設備は受けたい診療のレベルに見合っているか」、「院内は清潔か」 (どうぶつの種別に診察室などを分けている動物病院もある)
4.状況に応じて二次診療の病院を紹介してくれるか
「設備や技術面などから対応が難しい場合であっても、体制の整った病院や専門性の高い病院をスムーズに紹介してくれるか」
5.愛情をもって接してくれるか
「どうぶつを丁寧に扱っているか」、「極力、恐怖や苦痛を与えないような配慮をしているか」
6.スタッフとの相性
「獣医師や看護師などのスタッフと話しやすい雰囲気か」、「治療方針について相談したり説明を求め易い雰囲気か」
7.診療費用
「獣医療は自由診療ではあるが、料金が分かりやすく設定されているか」、「治療を行う際、事前に費用の説明があるか」
動物病院のかかり方
1.受診時のマナー
(1)院内ではリードをつけるか、ケージを利用する。
(興奮しやすい場合は、タオルなどでケージを覆ったり、どうぶつの体を包むと安心することもある)
(2)待ち時間のため、おもちゃや飲み水、おやつなどを用意しておくと安心。
(3)粗相をしてしまった時は、病院のスタッフに伝える。
(状態によっては消毒などが必要になる場合もあるため)
(4)周囲に迷惑がかからないよう、できるだけ一カ所で静かに待つよう心がける。
(5)興奮して騒いでしまうようであれば、スタッフに声をかけて外や車の中で待機する。
(6)初診時は特に、時間に余裕をもって受診する。
(初診の場合は特に問診などに時間がかかる可能性がある。また、予約が必要になる可能性もあるため、事前に電話をしておくと安心。)
病院はさまざまなどうぶつが集まる場所です。
気持ちよく診療を受けるためにも、マナーに気をくばりましょう!
2.効率良い診療を受けるポイント
(1)いつもどうぶつの世話をしており、状況を把握している人が連れて行くのが望ましい。
(2)経過のメモを持参する。(症状が起こった日時、そのときの様子、経過、既往などを整理しておくとよい)
(3)嘔吐物や排泄物などに異常があれば、なるべく持参する。
(4)発症時の画像を動画などで撮影し、先生に見せる。(口頭での症状の説明が難しいときに便利)
(5)病院が苦手などうぶつの場合は、診察の終了後、いったん獣医師の了解の下、家に連れて帰り、その後、飼い主さんだけで診察の結果等を聞くと、どうぶつの負担が減るし、獣医師の話に集中できる。
(6)興奮して攻撃的な行動に出やすいどうぶつの場合、家で事前にエリザベスカラーをつけておいたり、ネコちゃんの場合には洗濯ネットの中に入れておくことでスムーズな診療を受けられる。
(7)転院の場合は、これまでの検査結果や診療経過の記録、紹介状などを持参する。
言葉を話せないどうぶつに代わり、状態を伝えられるのは飼い主さんだけ。正確な情報の提供や少しの気配りがスムーズな診療につながります!
情報提供:アニコム損害保険株式会社 CRカウンセリングチーム
犬の家&猫の里 編集部
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