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犬の目が赤い、充血している時の原因と対策方法

2022.01.18
                     

犬の目が赤い、充血している時の原因と対策方法

愛犬の目が赤くて、充血していると、何か悪い病気ではないのかと心配になってしまいますよね。なぜ目が赤くなるのか、原因や対策を知っておくと安心です。そこでこの記事では、犬の目が赤い、充血しているときの原因や考えられる病気、目のトラブルを防ぐ対策について解説していきます。愛犬の健康のためにも、正しい知識を持って、適切に対応しましょう。

犬の目が赤くなる原因は?

犬の目が赤くなる原因には、外的な要因と病気が考えられます。原因について、具体的に見ていきましょう。

刺激

犬の目が赤くなる原因として、まず考えられるのが外からの刺激によるものです。
人間も目に異物が入ると、白目の部分が赤くなりますが、犬も目に何らかの刺激が加わると、目が赤くなったり充血したりします。

たとえば、散歩中に目にゴミや砂が入る、枝やトゲなどが刺さる刺激によるもの、目の周囲を強くぶつけることによる外傷によるものなどがあげられます。

また散歩以外でも、注意が必要です。素材の固いおもちゃで遊んでいるときや、噛み応えのあるおやつを食べているときも、破片が目に刺さって充血してしまうことがあります。家の中での行動も、気をつけてあげましょう。

病気

犬の目が赤くなる原因として、刺激以外に考えられるのが、目の病気です。

目が赤くなる症状が見られる病気には、結膜炎や角膜炎など、さまざまなものがあります。目が赤いだけでは、どの病気であるか判別ができません。

日常の散歩や家での行動の中で、目が赤くなる外的な要因がないか振り返ってみましょう。もしも思い当たる出来事がなく、ずっと目をしょぼしょぼさせている場合は、目の病気である可能性が高いです。

高齢犬は目の病気にかかりやすく、気づかないうちに目が赤くなり始め、症状が進行することも少なくありません。目が赤いだけでなく、縁が緑色になっていたら、緑内障の可能性があります。病気が疑われる場合は、動物病院を受診しましょう。

症状から考えられる病気は?

目が赤くなるといっても、赤くなる部位によって、病気が異なります。目のどの部分が赤いのかを、しっかり確認することが大切です。

白目が赤い場合

犬の白目が赤く充血しているときは、「結膜炎」かもしれません。犬の目の病気ではよく見られる疾患で、結膜(白目の部分)に炎症が起きている状態です。充血だけでなく、目やにが出る、涙が止まらないといった症状が見られます。

結膜炎の要因としては、細菌やウイルスの感染によるもの、アレルギー、目の乾燥によるドライアイ、「眼瞼内反症」(まぶたが内側に向かって曲がりこむ)など、さまざまです。

黒目が赤い場合

黒目が赤いときは、目の角膜(黒目の表面にある透明な部分)に炎症が起こる「角膜炎」の可能性があります。

角膜炎は、外傷により角膜に炎症が起きる病気です。感染症や目をこする、目に異物が入るなどの原因が考えられます。痛み、涙や目やにが出るなどの症状が見られることが多いです。

目の周りが赤い、腫れている

目の周りが赤く、腫れている症状があるときは、「マイボーム腺炎」別名:麦粒腫(ばくりゅうしゅ)かもしれません。
まぶたの中にあるマイボーム腺(まつ毛の根元付近にある油脂を分泌する腺)が細菌に感染することで起こります。また、マイボーム腺に皮脂が詰まることでできる「霰粒腫(さんりゅうしゅ)」もあります。まぶたの中にしこりができますが、痛みを感じない場合がほとんどです。

他にも、目の周辺が腫れる「眼瞼炎(がんけんえん)」「悪性腫瘍(あくせいしゅよう)」などがあげられます。なかなか症状が改善しない場合は、悪化する前に動物病院で診察を受けましょう。

心配がいらないケースは?

目が赤く充血していると、病気を疑ってしまうかもしれませんが、心配がいらないケースもあります。

犬は興奮したり、緊張したりするなどの心理的な要因でも、目が赤く充血することがあります。動物病院での診察やシャンプーのトリミングなど、犬にとって緊張しやすい場面で起こりやすいです。このときの症状は、気持ちが落ち着けば、通常の状態に戻ります。

また、目に異物が入ったときや目をこすったときなどの外的な刺激による目の赤みも、一過性のものです。すぐに引いてくるものなので、様子を見ても問題ありません。

目のトラブルを防ぐには?

犬の目が赤くなる原因は、刺激や外的な要因も少なくありません。
目のトラブルを予防するためには、顔を拭いて清潔にしてあげると良いです。

犬の顔は被毛に覆われているため、汚れが付きやすく、目に異物が入りやすいです。日頃からケアして、涙やけや目やになどをチェックしておけば、目の異変にも気づきやすくなります。

また、皮膚炎を持った子は、かゆみから顔を掻く仕草をすることが多いです。誤って目を傷つけてしまわぬように、エリザベスカラーを付けておくと安心です。

まとめ

犬の目が赤く充血しているときは、一過性のものである場合と病気が考えられます。一過性のものは、あまり心配いりません。興奮や緊張が原因であるときは、落ち着けば治まりますし、目に異物が入る、目をこすって生じた赤みは、すぐに引きます。

ただし、直近の行動で、思い当たる節がなく、いつまでも目がしょぼしょぼしている場合は、病気が疑われます。この場合、目のどの部分に異変が起きているのかをチェックし、できるだけ早く適切に対処することが大切です。そのためにも、愛犬が出す目の不快症状のサインを見逃さないようにしてください。

どんなに気をつけていても、目に異物が入ることや、傷つけてしまうことはあるものです。愛犬の異変に気づいたら、なるべく目に触れさせないようにし、早めに獣医師さんに相談しましょう。

もくじ

この記事の監修者

ペットショップ 犬の家&猫の里

犬の家&猫の里 編集部

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