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予防

犬のダイエット方法について解説します

2019.12.16 2024.03.04

飼い主のみなさんは、愛犬の体型をしっかりと気にされていますか?ちょっと太っているくらいがかわいい!なんて思っていると、重大な病気につながってしまうかもしれませんよ。犬のための正しいダイエット方法を知って、飼い主さんがしっかり管理してあげましょう。

犬が肥満になってしまう原因

犬の肥満は人間同様、運動などで消費されるカロリーよりも、フードやおやつから摂取するカロリーのほうが多い状態が続いてしまうことが原因です。
ただ、人間は自分で食べるものや量を選ぶことができますが、犬にはそれができません。基本的には飼い主さんに与えられたものを、与えられただけ食べます。
つまり、犬の肥満の原因は、飼い主さんにあるということです。

肥満によるリスクとは

肥満というのは、さまざまな病気の直接的もしくは間接的原因になります。肥満によって発症・悪化するものには以下のようなものがあります。

  • ・心臓病
  • ・関節炎
  • ・糖尿病
  • ・高血圧

逆に言うと、肥満を解消することで、こうした恐ろしい病気にかかるリスクを大幅に下げることができるのです。

適性体重・適正体型について

適性体重から15%以上増加している場合は肥満の可能性が高いのですが、そもそも愛犬の適性体重がどのくらいなのか、わからないという方もいると思います。そういう場合は動物病院で適性体重を調べてもらってもいいですし、多くの犬種は1歳の頃から体格が大きく変化しないので、1歳の頃の体重を目安にする方法もあります。

また、適正体型かどうかは、下記のボディコンディションスコア(BCS)で判断することが可能です。

BCS1:遠くからでも肋骨、腰椎、骨盤など骨の隆起がはっきり見える。触っても脂肪がわからない

BCS2:肋骨が容易に触る。上から体を見たときに腰のくびれが顕著で、腹部の吊り上がりもわかりやすいです。

BCS3:余分な脂肪がついておらず、肋骨は容易に触ることができる。腰はくびれており、腹部は引き締まっている。

BCS4:肋骨は触れるが、脂肪の沈着はやや多い。上から体を見たときに、腰のくびれは確認できるが、顕著ではない。

BCS5:厚い脂肪に覆われているので、肋骨を容易に触ることができない。腰のくびれはほぼ見られず、腹部の吊り上がりも見られないか、もしくは垂れ下がっている。

上記の5段階のうち、適正体型はBCS3です。

正しいダイエット方法とは

食事編

人間の食べ物は与えない

私たちが食べているものは、あくまで人間に用に作られたものです。そのため、犬に与えてしまうと、塩分や脂分の摂りすぎになってしまいます。
愛犬にねだられるとついついあげてしまう飼い主さんも多いかと思いますが、愛犬の健康を考えるのであれば、人間の食べ物は与えないようにしましょう。

フードやおやつの量を調整する

ドッグフードのパッケージには供給量の目安が記載されていると思います。しかし、それはあくまで目安であって、あなたの愛犬に必ずしもあてはまるというわけではありません。パッケージの量に合わせて与えていたのに肥満気味になってしまった、というときは、フードを減らしてみましょう。いきなり減らすとストレスになってしまうので、食事の回数は増やしつつ、でも1日に食べる量は減らすようにしてみましょう。

また、ごほうびの際にあげているおやつにも工夫が必要です。おやつは嗜好性の高いものが多いので、1回にあげるおやつのサイズを小さくしたり、低カロリーのものに切り替えたりしましょう。

ダイエット用のフードに切り替える

市販のフードの中には、糖質や脂質が抑えられたダイエット用フードというものもありますので、そういったものに切り替えるのも一つの手です。
手作りの食事を与えている方は、ゆでた野菜でかさ増ししてみたり、低カロリーなササミを中心とした食事がおすすめと言えます。

運動編

負荷をかける散歩をする

現在の散歩が、しっかりと運動になっているかどうか見直してみてください。平坦な道をささっと歩いて終了になっていないでしょうか。
消費カロリーを上げるためには、運動の質が重要になってきますので、坂道や階段があるようなコースに変更して、少し負荷をかけるような散歩を心がけてみてください。しかし、一気に負荷かけるのではなく、じょじょにかけるようにしましょう。

そもそも散歩に行きたがらないという子に対しては、ごほうびを使うのも一つの手です。もちろん肥満解消のための散歩なので、大量におやつやフードを与えては意味がありません。いつも食べているドライフードを2、3粒あげたり、低カロリーのおやつを少量あげるくらいにとどめましょう。

室内遊びも取り入れる

散歩後も余裕があるようなら、ロープを使った引っ張り合いや、ボール投げで楽しく遊びながら運動させましょう。
外での運動に加え、室内でも運動することができれば、消費カロリーをさらにあげることができます。

ハイドロセラピーを試してみる

ハイドロセラピーというのは、簡単に言ってしまうと、「プールの中で行う運動」です。水の中は浮力があるので、足腰に負担をかけることなく、さまざまな全身の筋肉を使うことができるので、消費カロリーも高く、肥満を解消するにはぴったりです。
ただ、中には水に触れることを嫌う子もいますので、水の中に入っても特に問題ないようであればおすすめです。

まとめ

肥満は万病のもとと言われていますが、それは犬も同じことです。飼い主さんが食事や運動の管理を怠って肥満にさせてしまうと、それだけ愛犬を危険にさらすことになってしまうので。
ちょっと適正体重をオーバーしているかも…と感じたら、今回紹介した方法を参考にダイエットを行ってみてください。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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