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予防

犬も便秘をするって本当?原因と対処法は?

2020.03.16 2024.03.05

便秘に悩まされている方は多いと思いますが、実は人間だけでなく犬も便秘になることがあります。便秘の状態が長く続いてしまうと、愛犬に大きな負担がかかってしまいますので、「最近愛犬のうんちが出ていないような気がする…」と思ったら、これから紹介する対処法を参考にしてみてください。

どこからが便秘?

そもそも犬の場合、何日排便がなかったら便秘と言うのかご存知でしょうか。健康的な犬の場合、個体差はありますが、基本的に1日1回以上排便をします。たとえ1日出なかったとしても、その次の日には通常通り排便が行われるのであれば、まだ便秘と判断しなくても良いでしょう。
ただし、2日以上排便がないときは便秘と考えてください。他にも、便は出ているけど硬すぎたり、極端に少なかったり、コロコロしている場合は便秘の初期症状ですので注意が必要です。

便秘の原因

犬が便秘になってしまう原因としては以下のことが考えられます。

水分不足

体内に取り込まれる水分の量が少ないと、便が硬くなってしまい、排出されにくくなります。気温が下がる冬場はどの犬も水分を摂る量が減ってしまいがちなので、便秘を引き起こしやすくなります。

運動不足

一見関係ないようにも思えますが、運動不足も便秘を引き起こす原因の一つです。運動が足りないと、胃腸の働きが低下してしまうので、便秘につながるのです。さらに、日頃から適度に運動していないと筋力が落ちてしまうことから、踏ん張ることができなくなってしまいます。

食事内容

小麦やトウモロコシといった穀物類は不溶性食物繊維が多く含まれています。不溶性食物繊維は水に溶けない代わりに水分を吸収して便を出しやすくする効果がありますが、犬によっては便が硬くなってしまい、便秘になってしまうこともあります。

誤飲

小さなおもちゃや草、布製品の繊維などを誤って食べてしまったとき、それらが消化されずに腸をふさいでしまい、便秘を引き起こすことがあります。

加齢

シニア期に突入すると、筋力の低下、運動量の減少、消化能力の低下などによって若い頃より便秘になりやすくなります。

薬の副作用

病気を治療するために服用している薬の副作用で便秘になることもあります。特に抗ヒスタミン剤や利尿剤、鎮痛剤などを服用しているときは便秘が誘発されることがあります。

ストレス

新しい家に引っ越した、飼い主に赤ちゃんが生まれたなど愛犬が生活する環境が大きく変化すると、強いストレスによって自律神経が乱れ、便秘になることがあります。

家でできる便秘の対処法

食べ物を変える

現在与えているフードが体に合っていなかったり、品質があまり良くなかったりすると便秘の原因になりますので、消化不良を起こしにくく、品質の良いフードに切り替えて様子を見てみましょう。
腸内環境を整えるにはオリゴ糖や乳酸菌が有効とされているので、プレーンヨーグルトを与えてあげるというのも一つの手です。

水分をあまり積極的にとってくれない子に関しては、食事の際にドライフードにお湯やスープをかけるなどして水分を摂らせるように工夫してあげてください。

しっかりと運動させる

便秘気味であっても、食欲は通常通り、運動できる元気もあるなど大きな異常がないのであれば、胃腸の働きを活発化させるためにもしっかり運動をさせてあげましょう。激しい運動をさせる必要はなく、歩く速度を少し速めてジョギングしてみたり、ボールやフリスビーを使った遊びを取り入れてあげるだけでも十分です。排便を促すだけでなく、愛犬の良い気分転換にもなりますよ。

マッサージしてみる

お腹を優しくマッサージしてあげることで便秘改善に効果があるとされています。特に天枢(てんすう)、関元(かんげん)、大腸兪(だいちょうゆ)というツボが便秘に効果的です。天枢はおへその左右に、関元はおへそのやや下に位置していますので、この2つのツボを通るように、手のひらで優しく時計回りにマッサージしてみましょう。
もう一つの大腸兪は骨盤と背骨が交差するところのやや上に位置し、背骨を挟んで2か所あります。両手の親指もしくは片手の親指と人差し指で挟むようにしてゆっくり押してあげてください。

まとめ

丸2日排便がない場合は、愛犬の便秘を疑いましょう。また、便が出ていても硬い、極端に量が少ないなどの異常がないかも合わせて確認するようにしましょう。

今回、対処法として食事内容の見直し、運動、マッサージをご紹介しましたが、自宅でできる対処法を行っても一向に改善しない、食欲や元気が低下してきたという場合には速やかに近くの動物病院を受診するようにしてください。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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