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しつけ

犬がトイレで寝る理由は?しつけ方と対策方法を紹介します

2021.11.21 2024.03.06

飼い主さんが困る犬の行動のひとつにトイレで寝てしまうことがあります。体に匂いがついたり、汚れてしまったりと、衛生的にも心配になりますよね。では、犬がトイレで寝ることにどのような理由があるのでしょうか。

ここでは、なぜ犬がトイレで寝てしまうのか、効果的なしつけ方と対策についてご紹介します。

犬がトイレで寝てしまう原因

犬がトイレで寝てしまうのには、いくつかの原因が考えられます。日頃の犬の様子を観察し、原因を探ってみましょう。

本体の寝床が落ち着かない

トイレで寝てしまう原因として、寝床が犬にとって落ち着かない場所になっていることが考えられます。

具体的には、

  • ・ベッドの感触が気に入らない。
  • ・室内の温度が適切でない。(暑かったり寒かったり)
  • ・寝床が窮屈もしくは広すぎる。
  • ・飼い主さんの様子が分からない。

これらの要素によって、寝床が落ち着かない場所になっているのかもしれません。

トイレが落ち着く場所になっている

トイレシートの寝心地が良さから、トイレが落ち着く場所になっていることもあります。

トイレシートは、夏場の暑い時は涼しく、冬場は暖かく感じる素材のため、快適に感じるのでしょう。トイレシートのちょうど良い温度感と、さらっとした感触を気に入っていることからトイレで寝るという行動を取るのかもしれません。

飼い主が構ってくれる

犬は飼い主さんの気を引こうとして、トイレで寝ることがあります。犬がトイレで寝ていたら、飼い主さんはどのような行動を取るでしょうか。犬を寝床で寝かせようとしたり、注意したりするはずです。

犬は飼い主さんの行動に敏感に反応します。飼い主さんの注意を犬が構ってくれていると勘違いすることで、トイレで寝てしまう行動に繋がってしまうのです。

トイレと寝床の違いが分からない

そもそもトイレと寝床が別だと理解していないことが、原因となっている場合もあります。

鼻が効く犬は匂いで判別したりしますが、匂いで判別がつかなかったり、位置を把握できなかったり、違いを認識しづらくなってしまうのです。

両者を一体化して認識していると、寝床で寝なくなってしまいます。

トイレトレーが落ち着く

使用しているトイレトレーが、トイレで寝てしまう原因にもなります。

どのようなトイレトレーを使っているか確認してみましょう。犬に最適な形や大きさのものだと、犬はトイレが居心地の良い場所だと感じてしまいます。周囲が囲まれたものや体にフィットする大きさのものは、あえて避けた方が無難です。

犬が落ち着くと感じてしまうトイレトレーは、見直しが必要でしょう。

知っておきたい犬の寝床に関する基本知識

犬に見られる行動や習性などの基本的な知識を知っておくことは、犬の困った行動を解決するために大切なことです。犬の持つ特性を理解し、解決の糸口を見つけましょう。

安心できる場所を寝床にする

掘った穴に体を丸めて休む習性がある犬は、狭い場所に安心感を得る傾向が強いです。

また、自分の匂いがついていて、静かで落ち着ける場所を好みます。暑さや寒さに弱く、快適な場所を選んで寝床にすることが多いです。そのため、飼い主さんが寝床を用意したとしても、寝床として使ってもらえないことがあります。

犬は綺麗好き

犬には綺麗好きな特性があります。寝床をこまめに掃除して、居心地の良い状態に保つようにしましょう。

また、寝床と食事する場所が近いと、食べ物で寝床が汚れしまいやすいです。寝床の周囲の環境を綺麗に整え、いつでも快適で落ち着ける場所にしてあげることが必要になります。

犬がトイレで寝てしまう際の対策方法

犬の困った行動にどのような対策をしていけば良いでしょうか。具体的な方法について見ていきます。

寝床の環境を整える

寝床を犬にとって快適な環境に整えてあげましょう。

寝床となるベッドを犬の好みの感触のものにしてみると良いです。ベッドにもクッション、クレート、ドラム型など様々なタイプのものがあります。夏は涼しく、冬は暖かく過ごせるようなアイテムを用意しましょう。

メッシュトレイが好きなら、夏場はクールマットやメッシュ素材のベッド、冬場はドラム型のベッドや体を包み込むブランケットなど、犬用のグッズを探してみてください。

寝床で寝たら褒める

学習能力の高い犬には、褒めて覚えさせましょう。

褒められることで、同じ行動を取るようになります。根気強く繰り返し教えて、寝床を使っていたら褒めましょう。褒めるときは、オーバーリアクション気味くらいの方が犬にも伝わりやすいです。

寝床で寝ると良いことがある、寝床は寝る場所なのだと意識づけのために、フードやおやつのご褒美をあげるのも良いでしょう。

トイレのスペースをきっちり分ける

ゲージなどでトイレと寝床を明確に区分けしてあげると良いです。

同じスペースに寝床とトイレを配置していると、寝る場所をきちんと認識できない場合があります。中には、トイレと居住スペースが一緒であることを嫌う犬もいます。ゲージを別々にしたり、配置を変えたりしてみてください。

寝床は寝る場所で、トイレは用を足す場所だと犬が正しく認識させることが大切です。

飼い主の匂いがするものを用意する

犬は自分の匂いや飼い主さんの匂いを嗅ぐと、安心感を得るものです。寝床に飼い主さんの使っていたものを持ち込むと、犬を安心させることができます。

飼い主さんの匂いがするものを犬の寝床に入れておきましょう。犬に安心できる場所であると印象づけられれば、トイレでなく寝床を選んで寝るようになるはずです。

トイレトレーを替える

トイレトレーが気に入ってしまうことが原因でトイレで寝てしまう場合は、違うタイプのものに替えてみるのがおすすめです。

箱型のトイレトレーの場合、トイレで寝てしまう習慣を作ってしまうことがあります。周囲が囲まれた形は、犬にとって安心できるスペースになってしまうのです。

板状の形のものを選ぶ、トイレトレーを除いて直にトイレシーツを引いてみるなど、トイレの形態を違うものにすることが、予防策になることもあります。

トイレをこまめに消臭する

トイレにはおしっこやウンチなどの排泄物の匂いが残っています。犬は自分の匂いが残る場所に安心感を覚えるものです。

縄張り意識から、自分の匂いがする場所を寝床にする傾向があります。トイレをしたら即シートを交換する、排泄の後は消臭スプレーなどで、消臭しておきましょう。こまめに消臭する習慣をつけておけば、犬がトイレで寝ることへの抑止力に繋がります。

トイレのしつけの注意点

犬をトイレで寝かせないためにも、きちんとしつけをして教えることは重要です。しつけるときに気を付けるべき点について見ていきましょう。

タイミングを意識する

犬のトイレのしつけで意識したいことは、タイミングです。適切なタイミングでトイレに誘導するようにしましょう。特に気を付けるべきタイミングは、寝起きや食事の後です。日頃から犬の行動や様子を観察し、トイレのサインを逃さないことがポイントになります。

成功体験を積んで、トイレを排泄する場所だと犬に覚えてさせましょう。

叱りつけない

失敗することは付き物のトイレのしつけ。万が一、失敗したときにも叱りつけないことも大切です。トイレが上手くできなくても何事もなかったかのように接し、トイレに成功したら褒めるというスタンスでしつけていきましょう。

叱ってしまうと、犬が間違って学習してしまうことがあります。飼い主さんに構ってもらっていると勘違いしたり、隠れた場所でトイレをしてしまったりすることがあります。

はじめのうちは、トイレの失敗は当たり前だと受け入れて、叱らないようにしましょう。

気長に待つのも重要

トイレで寝るのを止めさせることは、なかなか難しく、すぐに効果のある解決策はありません。

たとえ子犬の頃はトイレで寝てしまうことが多くても、成長するに従って、トイレで寝ることは減っていきます。

無理にやめさせようとせずに、トイレで寝るのを犬が自然に止めるのをのんびり待つことも得策といえるのかもしれません。

まとめ

犬がトイレで寝てしまうのには、理由があります。適切な対策をして、寝床が快適な場所であると認識させるよう働きかけましょう。

トイレがしっかりできる状態にしつけて、トイレや寝床の環境に問題点がないか確認し、必要なら見直してみてください。成長していく過程で、寝床で寝るようになることも多いので、焦らず犬のペースで見守ることも大切なことだといえそうです。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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