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しつけ

猫が首輪を嫌がる理由と慣れてもらう方法を紹介します

2021.12.19 2024.03.06

猫の首輪は、もしもの時に身を守ってくれるアイテムです。ですが、いざ首輪を付けようとすると、嫌がる子も少なくありません。

そこでこの記事では、猫が首輪を嫌がる理由と慣れてもらう方法について解説していきます。愛猫が嫌がる理由を解決しながら、首輪に慣れさせましょう。

猫にも首輪は必要?

猫は室内で飼われることが多く、首輪の必要性を感じない飼い主さんもいるかもしれません。ですが、万が一の時に、役に立つものです。ここでは、猫の首輪が持つ役割について見ていきましょう。

迷子防止

猫を飼っている方の悩みといえば、脱走ではないでしょうか。扉や窓を開閉する隙を見て、外へ逃げ出してしまうことが少なくありません。

首輪を付けていれば、外で迷子になって保護されたときにも、飼い猫であることがすぐに分かります。迷子札があれば、愛猫を見つけた方から連絡がもらえるかもしれません。

迷子になった時のためにも、首輪は付けておくのがおすすめです。

災害時

災害時に避難が必要な場合、愛猫と離れ離れになってしまうこともあります。混乱の中で、愛猫が行方不明になってしまうこともあるかもしれません。

そんなときに首輪をしていれば、飼い主さんが特定しやすく、愛猫が早く見つかる可能性が高くなります。首輪を手掛かりに愛猫を探すことも可能です。

また、愛猫と一緒に避難する際は、ハーネスやリードが欠かせません。それらを装着することは、首輪を付け慣れていない猫とって、大きなストレスになります。災害時もスムーズに避難できるため、日常的に首輪を付けておくと良いです。

健康管理

猫の首輪には、健康管理ができるものもあります。

Catlog(キャトログ)と呼ばれる首輪もそのひとつです。Catlogは、首輪型のデバイスによって、愛猫の日々の健康を管理できる優れもの。

食事や運動量を確認できるので、体の異変に気がつき、病気の予防に繋がります。さらに、データをダイエットや体重のコントロールに役立てることが可能です。

愛猫の健康をしっかり管理したい方は、導入を検討してみても良いでしょう。

猫が首輪を嫌がる理由は?

猫は繊細な動物ゆえ、ちょっとしたことがストレスになってしまうものです。ここでは、首輪を嫌がる理由について見ていきます。

サイズがあっていない

首輪のサイズがあっていないことが、嫌がっている原因かもしれません。首輪のサイズは、指2本分くらい入る程度が望ましいです。

首輪のサイズが小さいと、首輪の周りが蒸れたり、苦しくなったりしてしまいます。逆に大きいと、ぶらぶらして動きにくくなってしまうことも。ある程度の余裕は必要ですが、愛猫の首に適したサイズに調整しましょう。

音がする

首輪に鈴などの音が出るものをつけておくと、愛猫の居場所が分かるので、飼い主さんにとっては便利です。ですが、猫にとって、音のするものはデメリットになります。

猫の聴覚はとても敏感なため、常に音がしている状態はストレスに感じてしまうのです。

同様にゆらゆらと首元で揺れるチャームやリボンのついたもの、シュシュのような首輪を嫌がる子もいます。首輪を付けるのを嫌がってしまうのは困りもの。おしゃれで可愛いからと付けたくなる気持ちも分かりますが、首輪には音がするものや装飾はない方が無難です。

重い

猫用に販売されている首輪でも、猫に適さないものもあるので、注意しましょう。装飾が多くて猫には重すぎるものもあります。また、金属製の迷子札は重さがあるため、首に負担がかかります。
重い首輪ほど、首周りに摩擦が生じて、毛が抜けてしまう「首輪ハゲ」の原因にもなります。迷子札を下げる場合は、軽い素材のものを選ぶようにしてみてください。

首輪に慣れてもらう方法

ここでは、首輪に慣れさせる効果的な方法について見ていきます。

子猫の時から慣れさせる

子猫の時から首輪をつけることを習慣づけておくと良いです。成猫になってから付けようとすると、嫌がって付けてくれないこともあります。たとえ付けられたとしても、慣れるまでに時間がかかることが多いです。

子猫の頃から首輪をつけるようにしておけば、猫も慣れるのが早く、飼い主さんも無理強いしなくて済みます。

最初は短い時間から

猫にとって、首輪は違和感があるものです。最初は首輪を付けたままにせずに、短い時間だけ付けてみて、様子を見ましょう。

短い時間だけつけることを繰り返し、付けている時間を徐々に長くしていきます。焦らずに、少しずつ首輪を付けている状態に慣らすよう、トレーニングしてみてください。

おもちゃで気をそらす

首輪に意識を集中させないことも効果的です。

首輪を付けた状態で、愛猫とおもちゃで遊んであげましょう。楽しいことに気を取られて、夢中で遊んでいる間は、首輪が気にならなくなるかもしれません。

首に装着するのを怖がる子もいます。怖い気持ちを和らげるためにも、有効な方法なので、試してみてください。

日常的に体に何かつけることに慣れていると、ケガや病気などで、エリザベスカラーや包帯をつける時、外出時のハーネスやリードをつけたい時にかかるストレスが軽減できます。

正しい首輪の選び方

猫の首輪にも様々な種類があります。デザインなどこだわりがある飼い主さんもいますが、基本的に装飾のないシンプルなものを選ぶと良いでしょう。猫の体格にもよりますが、幅が1㎝くらいのものが細すぎず、太すぎずちょうど良いです。

また猫は高所に登ったり、ジャンプしたりとアクティブに動くため、首輪が引っかかってしまうこともあります。事故を防ぐためにも、セーフティーバックル(一定以上の重さがかかると外れる仕組み)が付いた首輪がおすすめです。

セーフティーバックル付きのものは、伸縮性がある首輪よりも安全性が高いとされています。

首輪のお手入れは必要?

首輪はケアを怠ると、不衛生になります。皮脂やフケが元となった雑菌の繁殖が原因で、首周りの肌荒れや脱毛を引き起こすことも多いです。ノミやダニの温床となってしまいます。

こまめに首輪を外して汚れを落とす、日々のブラッシングで首輪の部分をずらして、首周りをお手入れする必要があります。

首輪の代わり?マイクロチップとは?

マイクロチップとは、体に埋め込む迷子札のようなものです。万が一、屋外でセーフティーバックルが外れても、マイクロチップが埋め込まれていれば、飼い主さんを特定できます。

動物病院で対応しており、生後4週間頃から挿入することが可能です。ただし、GPS機能はついておらず、居場所を探すことはできません。

首輪を嫌がる愛猫には、身元保証のために処置しておくと安心です。

まとめ

猫は首輪を嫌がるかもしれませんが、付けることをおすすめします。迷子になった時や災害時などで保護された場合、身元が分かることで見つかりやすくなるからです。

猫が首輪を嫌がる時は、サイズが合っていない、音がするのが気になる、首輪が重いなどの原因が考えられます。首輪は子猫の頃から付ける習慣を付け、徐々に慣れさせるのがポイントです。

首輪を嫌がる愛猫に慣れさせるのは大変ですが、愛猫の身の安全のためにも、根気強くトレーニングを重ねましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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