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しつけ

散歩中にほかの犬に吠えてしまう原因と対策について

2022.03.22 2024.03.07

いつもは大人しい愛犬が、散歩中はほかの犬に吠えてしまう…。こんな悩みを抱える飼い主さんは多いものです。対応によっては、余計に吠え癖がついてしまうこともあるため、注意が必要です。

この記事では、散歩中に吠えてしまう原因と対策方法について解説していきます。愛犬が吠える行動の裏にある原因や気持ちを探り、適切に対応していきましょう。

愛犬が散歩中に吠えてしまう原因は

基本的に犬が吠えることは自然な行為で、コミュニケーションの一環です。愛犬が吠えるときには、理由があります。ここでは、吠えてしまう原因について見ていきましょう。

相手に挨拶をしている

顔見知りの犬を見つけて、友達に挨拶をするように吠えることがあります。

犬の社会化行動の一つで、短めに軽く「ワン」と吠えて、相手に挨拶をしているのです。この場合の吠える行動には、深い意味はありません。特に興奮しておらず、向かっていく様子も見られないことが多いので、相手の犬とすれ違う際もトラブルにはならないでしょう。

嬉しくて興奮している

相手の犬に近づきたい、遊びたいという気持ちから、吠えている場合があります。挨拶で吠えているときと異なるのが、吠えるのと同時に、相手の犬に向かってぐいぐい引っ張る行動が見られることです。

元々興奮しやすい子に多く、テンションが高くなり、はしゃいでいる状態だといえます。

飼い主さんは愛犬の興奮を一旦落ち着かせるようにしてください。愛犬が落ち着いたタイミングで、お互いにコミュニケーションを取れるようなら、挨拶をさせてあげても良いでしょう。

必ず飼い主さんが主導権を握って、愛犬に指示を出し、勝手な行動をさせないことも大切です。

怖くて威嚇している

向こうからくる犬に対して、威嚇するように吠えているときは、「怖い、これ以上近づいてほしくない」という気持ちの表れです。

警戒心が強い子ほど、近づいてくる犬に対して吠える傾向があります。愛犬が臨戦態勢に入っているなら、相手の犬が怖くて威嚇している場合が多いです。

愛犬に「相手の犬は怖くないし、怪しくない」という認識を持ってもらうことが大切です。飼い主さんは怖がる愛犬の気持ちを理解して、叱らないようにしてください。

恐怖の対象である相手がいることに気づいたら、距離を取って愛犬が吠えない距離を掴むようにします。飼い主さんは冷静に落ち着いた対応することが必要です。相手の犬を意識せず、何事もなかったかのようにすれ違うようにしてください。

慣れさせようと、相手の犬に自ら近づくと愛犬にストレスを与えてしまい、逆効果です。ますます愛犬の恐怖心が強まるので止めましょう。

飼い主さんへの要求吠え

飼い主さんに構ってほしい、何かしてほしいときにアピールして吠えるときがあります。

この場合、愛犬がリードをぐいぐい引っ張っているケースが多いです。ぐいぐい引っ張ることで、余計に興奮して吠えやすくなり、吠えてさらに興奮するという悪循環を作ってしまいます。

愛犬が興奮状態だと、飼い主さんの注意する声も届きにくいです。愛犬が過剰に興奮する前に吠えるのを止めることがポイントになります。要求すれば、思うように行動できるわけではないことを学ばせてください。飼い主さんのコントロールの元で、愛犬を行動させることが基本です。それにより、無駄吠えの予防にも繋がります。

散歩中に吠えてしまう場合の対策方法

では、散歩中に吠えてしまったら、どのように対処すれば良いのでしょうか。ケースごとの対処法について見ていきます。

自転車に吠える

かつて狩猟犬や牧羊犬として活躍していた犬種は、動くものに敏感に反応する習性があります。散歩中に自転車や車が通ると、吠えながら追いかける子も少なくありません。

吠えている愛犬を大人しくさせようと、大声で叱ってしまうと、吠え癖はますます悪化してしまいます。

散歩中に吠えながら対象のものを追いかけようとしたら、すかさずリードを引き寄せてショックをかけてください。吠えるのを止めたあとに、優しい声で撫でて、しっかりフォローするようにします。

トレーニングは繰り返し行うことが大切です。自転車や車に対して、興奮して反応することが少なくなり、愛犬が落ち着いていられるようになります。

ほかの犬に吠える

犬には「これ以上近づかれると怖い」という範囲があります。この範囲を超えると、吠えてしまう場合があります。

愛犬がほかの犬とすれ違う際に吠えるようなら、まず愛犬が吠えないでいられる距離を見つけ、少しずつ距離を短くしていくと良いです。

吠える前に「お座り」や「伏せ」などのコマンドの指示を出しましょう。吠えてからでは、指示を聞かないことがあるので、直前に出すのがポイントです。

フードやおやつなど食べ物を握った手に注目させ、愛犬の視線を飼い主さんに向けて、アイコンタクトをとりながら、すれ違う訓練を行うようにしてください。

繰り返すうちに、ほかの犬へ意識が向かなくなってきます。

ずっと吠え続ける

愛犬がずっと吠え続けてしまう原因として考えられるのが、犬のリーダー意識です。

愛犬が自分のことをリーダーだと勘違いしている可能性があります。仲間(飼い主さん)を守ろうとして吠えているのです。

無駄吠えを解消するためには、愛犬に飼い主さんがリーダーであることを認識させる必要があります。愛犬とのコミュニケーション不足や愛犬への接し方に問題があるかもしれません。

まずは、普段の愛犬との暮らしの中で、しっかり信頼関係を築くことが重要です。愛犬からリーダー認定されれば、飼い主さんの動きに意識を集中することができ、指示も通りやすくなります。ほかの犬に対する関心も低くなり、無駄吠えも少なくなっていくはずです。

愛犬との接し方に不安がある場合は、ドッグトレーナーさんや獣医師さんに相談してみてください。

まとめ

愛犬が散歩中に吠えるときには、必ず何かしら理由があるものです。嬉しくて興奮している、恐怖心から威嚇している、要求吠えなどが考えられます。飼い主さんは愛犬の気持ちを考慮して、冷静に対処することが必要です。

ケースにもよりますが、どんなときでも飼い主さんがリーダーとして主導権を握るようにします。また吠えるのを止めるよりも、愛犬を落ち着かせる方が効果的です。

吠えたらすぐにリードでショックを与えてフォローする、吠えない距離を見つけてその距離を徐々に短くしていくなど、繰り返しトレーニングしてみてください。

愛犬がずっと吠え続けてしまう場合は、飼い主さんとの信頼関係の見直しが必要です。心配であれば、専門家に相談してみると解決策が見つかるかもしれません。

愛犬の気持ちに寄り添いつつ、安心して落ち着いた散歩ができるように、飼い主さんができるサポートをしていきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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