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しつけ

犬のマウンティングとは?やめさせる方法もご紹介

2020.04.13 2024.03.05

ドッグランで遊んでいるときや散歩に出かけたときに、愛犬が他の犬に対してマウンティングしてしまった…という経験をした飼い主さんもいるのではないでしょうか。マウンティングはさまざまなトラブルに発展する可能性がありますので、できれば習慣化する前に対策を行いましょう。

そもそもマウンティングって何?

犬のマウンティングというのは、他の犬や人の体、クッションなどに覆いかぶさって腰を振る動作のことを言います。早い犬では生後2~3か月ころからマウンティングをし始めると言われています。マウンティングは性別に関係なく、オス犬もメス犬も行うことがあります。

マウンティングをする理由

犬同士でマウンティングする場合

オス犬がメス犬に対してマウンティングをするのは交尾行動です。発情期のメスのフェロモンをキャッチすることでオスが興奮し、マウンティングをしてしまうのです。
もしもオス同士やメス同士でマウンティングを行っている場合は、上下関係を誇示するためのものだと考えられます。自分の方が優位であることをアピールするために、もう一匹の犬に対してマウンティングを行うのです。

飼い主にマウンティングする場合

犬ではなく飼い主にマウンティングするときは、かまってほしい、遊んでほしいといった気持ちの表れとされています。他にも、遊んでもらって嬉しいときや興奮してしまったときにもマウンティングを行うことがあります。遊びの途中で突然マウンティングをするようであれば、嬉しさや興奮の可能性が高いです。

一説によると飼い主のことを自分と対等もしくは自分より下だとみなしている場合に優位性をアピールすべく、マウンティングすることもあるようです。

ものに対してマウンティングする場合

ぬいぐるみやクッション、毛布などものに対してマウンティングを行う理由はいくつかあります。一つ目は誰にも取られたくない!という支配欲や独占欲によるものです。二つ目はストレス発散です。留守番が多くてなかなかかまってもらえない、もっと運動したいなど何らかのストレスを抱えている場合、それを発散するためにマウンティングをします。
三つ目は単純な退屈しのぎです。他にすることがなく、ものを相手にマウンティングをしたら楽しかったという遊びの延長です。

マウンティングはやめさせた方がいいの?

さて、このマウンティングという行為ですが、特に対策せず放置してしまうと、さまざまなリスクが生じてしまいます。

リスク1:他の犬とトラブルになってしまう

マウンティングをされた側の犬は精神的な苦痛を受けることがあります。気の弱い子はマウンティングされたことで他の犬に対して恐怖心を覚えてしまうこともあります。しっかりしつけを行っていないと、他の犬を精神的に傷つけてしまうおそれがあるということを飼い主は理解しておきましょう。
また、オス同士の場合はけんかに発展することもありますし、オスとメスの場合は望まない妊娠をする可能性もあります。マナーを守るという意味でも、マウンティングはやめさせるべきです。

リスク2:指示を聞かなくなる

飼い主にマウンティングする理由の一つに優位性のアピールがありましたが、飼い主は自分よりも下であると認識していると、指示を聞かなくなり、しつけなどがうまくいかなくなります。それだけでなく、自分の要求を通すために吠える、噛むなど問題行動が生じることもあります。

リスク3:陰部にキズがつく

マウンティングは癖になりやすく、放っておくと何度も繰り返してしまうので、デリケートな陰部にキズがついてしまいます。見えにくい場所なので、気づいたら化膿していた、というケースもあります。できれば癖づいてしまう前にやめさせるほうがよいでしょう。

マウンティングをやめさせる方法

「まて」や「おすわり」で行動をコントロール

散歩をしているときに愛犬が他の犬に対してマウンティングしそうになったら「まて」や「おすわり」でまずは落ち着かせるようにしてください。すれ違いざまにとびかかったりしないよう、他の犬が通り過ぎるまで飼い主のもとでおすわりをさせることで、そもそもマウンティングをさせないという環境を飼い主が作ってあげましょう。

かまわず無視をする

飼い主に対してマウンティングしてきたときは、「やめなさい」など声をかけたり、かまったりするのではなく、リアクションを取らずに無視をしてください。マウンティングをしたら遊んでもらえない、相手にされないとわかってくると、自然に回数が減っていきます。

気をそらす

ものに向かってマウンティングしている場合、それをいきなり取り上げてしまうと、うなったり、噛みついてきたりすることがありますので、別のおもちゃを用意して、いったんそのものから気をそらすように誘導しましょう。ボールやロープなど他のおもちゃに夢中になっている間に、マウンティングの対象物は片づけてください。

まとめ

マウンティングは犬の本能行動の一つでもあるので、やめさせるには時間がかかります。しかし、放置してしまうと他の犬に迷惑をかけてしまうこともあります。犬を飼う者の責任として、最低限のしつけはしっかり行いましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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