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ビションフリーゼをペットホテルに預けても大丈夫?料金相場・選び方・預ける際の注意点を解説

2025.06.25 2025.06.25

旅行や出張などで家を離れるとき、大切なビションフリーゼをどこに預けるか悩む飼い主さんは多いでしょう。

ふわふわの被毛と甘えん坊な性格を持つビションフリーゼは、環境の変化に敏感な一面もあります。そのため、安心して過ごせるペットホテルを選ぶことがとても大切です。

この記事では、ペットホテルの基本的な役割や料金相場、選び方のポイント、そしてビションフリーゼを預けるときに気をつけたいことまで、詳しく解説します。

ペットホテルとは?

ペットホテルは、飼い主さんが外出や旅行などで家を空けるとき、一時的に犬を預かってくれる施設です。
基本的なサービスとして、食事の提供やお散歩、健康状態の確認、遊びの時間などが含まれています。
近年では、滞在中にトリミングやシャンプーをはじめ、軽いしつけトレーニングなどをオプションとして提供しているホテルも増えてきました。

特にビションフリーゼのように被毛の手入れが欠かせない犬種の場合、トリミングサービスの有無は施設選びの重要なポイントになります。愛犬の快適な滞在のためにも、サービス内容をよく確認しましょう。

ビションフリーゼをペットホテルに預けるメリット・デメリット

ペットホテルの利用には、安心感が得られるというメリットがある一方で、犬にとっては環境の変化による負担も考慮する必要があります。
ビションフリーゼの性格や体質に配慮して、利用を検討しましょう。

メリット

・専門のスタッフが丁寧に世話をしてくれるため、初めてでも安心できる
・24時間体制で管理されている施設もあり、安全性が高い
・決まった時間に食事や散歩が行われることで、生活リズムが整いやすい
・ほかの犬との交流を通じて、社交性が育つ可能性がある

デメリット

・環境の変化に敏感な子は、慣れるまでストレスを感じやすい
・他の犬との接触によって感染症のリスクがある(予防接種で対策可能)
・人見知りや繊細な性格の子は、緊張してしまうことがある
・長期間の滞在は、精神的に大きな負担となることもある

ペットホテルの料金相場

ホテルによって価格は異なりますが、ビションフリーゼのような小型犬にかかる料金の目安は比較的明確です。
オプションを追加するかどうかでも費用は変動します。

1泊あたりの料金相場

・小型犬(ビションフリーゼ)の宿泊料金:3,000円〜7,000円程度
・個室や特別なケア付きの宿泊プラン:10,000円以上になることもある
・シニア犬、持病がある犬向けのケア付きプランでは追加料金が発生する場合がある

追加料金が発生するケース

・送迎サービス(往復1,000円〜3,000円)
・特別な食事(1食500円〜)
・追加のお散歩(1回500円〜1,000円)
・シャンプーやトリミング(2,000円〜5,000円)

長期滞在の場合の料金割引

長期滞在向けの割引プランを用意しているホテルもあります。
たとえば、1週間以上の連泊で10%〜20%の割引が受けられるケースも。
出張や旅行で長期間不在になる場合には、こうした割引プランを活用することで費用を抑えることができます。

ペットホテルを選ぶ際のポイント

ビションフリーゼは繊細で人との関わりを大切にする犬種です。信頼できるホテルを選ぶことが、安心して預けるための第一歩です。

信頼できるペットホテルの条件

施設が清潔に保たれていることは基本中の基本です。
そのうえで、犬の扱いに慣れたスタッフが常駐し、万が一のトラブルにも迅速に対応できる体制が整っているかがポイントとなります。
利用者の声を参考にしつつ、スタッフの知識や対応力を確認することが大切です。

見学が可能なホテルであれば、実際に足を運んで設備や犬の様子を確認しておくとより安心して預けられます。

事前にチェックしておくべきポイント

預ける前に確認しておきたいのは、ケージの大きさや滞在スペースの清潔さ、他の犬との接触の有無(個別対応か、共同生活か)です。
また、体調不良時の対応や提携している動物病院の有無も非常に重要です。

さらに、滞在中の様子を写真やメールなどで報告してくれるサービスがあるかどうかも確認しておくと安心です。
特に初めての預け入れで心配な場合、飼い主さんにとって大きな安心材料になるでしょう。

口コミや評判を活用する

最近はSNSやペット関連の口コミサイトで、実際に利用した飼い主さんの体験談を読むことができます。
施設の雰囲気やスタッフの対応、トラブル時の対応など、リアルな情報が手に入るため、初めての方でも選びやすくなります。

ビションフリーゼを預ける際の注意点

ビションフリーゼは甘えん坊で家族への依存度が高い犬種です。預ける際には、少しでも安心できる環境を整えてあげることが大切です。

事前に準備すべきもの

・狂犬病や混合ワクチンの接種証明書
・自宅で使っているブランケットやベッド
・食べ慣れているフードやおやつ
・お気に入りのおもちゃ

こうしたアイテムを一緒に持たせることで、慣れない環境でも少しでも落ち着ける空間を作ることができます。

預ける前の健康チェックと確認事項

ホテルに預ける前に、愛犬の体調に異常がないかを必ずチェックしてください。
特に下痢、食欲不振、咳などの症状が見られる場合は、無理をせずまずは動物病院に相談しましょう。

また、持病のある子は投薬や食事制限などのケア内容を詳細に伝える必要があります。
普段の過ごし方や注意点をメモにして渡しておくと、ホテルでも対応しやすくなります。

こんな場合はどうする?トラブル対策

トラブルは予期せず発生することがあります。
預ける前に想定されるトラブルについて、ホテルと事前に取り決めておくと、いざというときにも冷静に対応できます。

体調不良になった場合

体調を崩したときにどう対処してくれるのか、ホテルの緊急対応マニュアルを確認しましょう。
提携病院の有無、連絡のタイミング、治療費の支払い方法なども確認しておくと、後のトラブルを避けやすくなります。

薬の服用がある場合は、飲ませ方やタイミングを丁寧に説明し、必要であれば実演して見せておくのもおすすめです。

予定より預ける期間が延びた場合

仕事の都合や交通機関の遅延などで、予定していたお迎え日がずれ込むこともあります。
そういったケースに備え、延長が可能か、追加料金の有無や対応方針についても事前に確認しておくと安心です。

ストレスを減らすための工夫

ビションフリーゼは飼い主さんとの絆が強く、長時間の別れには不安を感じやすい傾向があります。
そのため、普段から短時間の預け練習をしておくと、本番のときにも落ち着いて過ごしやすくなります。

加えて、飼い主さんのにおいがついた衣類や使い慣れたベッドを一緒に預けることで、安心感を得やすくなります。
滞在中に連絡をくれる施設を選ぶことも、不安の軽減につながるでしょう。

まとめ

ビションフリーゼをペットホテルに預ける際は、信頼できる施設選びと、細やかな準備が大切です。
料金の目安や追加オプションを事前に把握し、ホテルの設備や対応をしっかり確認しましょう。

また、体調の管理やストレス軽減の工夫をすることで、愛犬が安心して過ごせる環境を整えることができます。
万が一のトラブルにも備え、事前に連絡手段や提携病院について確認しておくと安心です。

ビションフリーゼが快適な時間を過ごすためには、飼い主さんの心配りがとても大切です。愛犬と離れる時間も、お互いが安心して過ごせるように準備しておきましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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