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ビションフリーゼの購入費用はどのくらい?血統や毛並みで変わる価格の違いを解説

2025.06.25 2025.06.25

ふわふわとした巻き毛と陽気な性格で多くの人に愛されているビションフリーゼ。
家族として迎えたいと思ったとき、最初に気になるのがその購入費用ではないでしょうか。ビションフリーゼの価格は、血統や性別、毛並み、購入場所などによっても異なります。

本記事では、価格を左右する主な要素と、迎え入れる際にかかるその他の費用について詳しく解説します。

ビションフリーゼの価格の決まり方

ビションフリーゼの価格は一律ではなく、いくつかの要素によって大きく変動します。
そのため、選ぶ子によって費用に差が出るのは当然のことです。具体的な内訳を見ていきましょう。

一般的な価格相場

ビションフリーゼの販売価格は、一般的に25万円から40万円程度が一般的です。
しかし、血統が良く毛並みが特に美しい個体になると、50万円から100万円近い価格がつくこともあります。

ペットショップよりも、ブリーダーからの購入は価格が高くなりやすい傾向があります。
ただし、ブリーダーは育成環境や親犬の健康管理に力を入れていることが多く、安心感という点で高い評価を受けています。

血統の違いによる価格の差

ビションフリーゼの見た目や性格の安定性、そして健康面に関係するのが血統です。

例えば、ドッグショーでの入賞歴を持つチャンピオン犬を親に持つ子犬は、理想的な毛質や骨格を受け継いでいる可能性が高く、価格も高くなる傾向にあります。

また、親だけでなく祖父母も含めて優れた血統を持っている場合、価格はさらに高くなります。
血統書が付いていることは親犬の情報を確認でき、将来的な予測が立てやすくなるメリットがあります。

毛質と色の影響

ビションフリーゼの毛色は基本的にホワイト一色とされており、他の毛色は認められていません。
しかし、その中でもより純白に近く、均一な毛色を持つ個体は人気が高く、価格も高くなりやすいです。

ビションフリーゼは皮膚がデリケートで、涙やけや皮膚炎のリスクもあります。
そのため、見た目だけでなく、健康的な被毛を持っているかという点も選ぶ際の重要な基準となります。

その他の要素

性別や月齢も価格に影響します。一般的には、メスのほうが人気が高いため、オスよりも5万〜10万円ほど高値になることが多いです。
また、子犬のうちは高値がつきやすく、月齢が進むごとに価格は下がる傾向があります。

育成環境やトリミングの状態も重要な要素です。
清潔な環境で丁寧に育てられている子犬や、毛並みの手入れが行き届いている場合は、それだけ手間がかかっている分、価格が高めに設定されていることがあります。

ビションフリーゼを迎えるときにかかる初期費用

ビションフリーゼを迎え入れる際には、購入費用以外にもいくつかの費用がかかります。
これらをあらかじめ把握しておくことで、予算計画が立てやすくなります。

初期費用の目安は3万円から10万円ほどとされており、内訳は以下の通りです。

  • ・登録料:3,000円前後
  • ・生活用品(ケージ、食器、トイレ用品など):10,000円〜30,000円
  • ・健康管理(ワクチン接種、健康診断、マイクロチップ装着など):10,000円〜30,000円
  • ・移動用品(キャリーケース、リードなど):5,000円〜15,000円
  • ・環境整備(床マット、空調用品、安全グッズなど):5,000円〜20,000円

継続してかかる飼育費用にも注目

ビションフリーゼは定期的なトリミングが欠かせない犬種であり、毎月のように美容ケアが必要です。
トリミング料金は内容によって異なりますが、以下が一般的な目安です。

  • ・足裏カットのみ:1,000円〜2,000円程度
  • ・部分カット(顔、耳、尻尾など):2,000円〜4,000円程度
  • ・シャンプー+全身カット:6,000円〜10,000円程度

基本ケアとして爪切りや耳掃除、肛門腺しぼりなどが含まれるサロンもあります。予約の前に内容や料金を確認しておくと安心です。

毛量が多く毛が伸びやすいため、放置すると毛玉ができやすくなり、追加料金がかかるケースもあります。

トリミング以外にも、毎月のドッグフード代、ワクチンやフィラリア予防などの医療費、日用品の補充などを合わせると、年間で10万円〜20万円以上の維持費がかかると考えられます。

まとめ

ビションフリーゼの価格は、血統や毛並み、性別、購入場所などの複数の要素によって大きく変動します。
なかでも、チャンピオン犬の血を引く良血統の子や、特に美しい毛並みの個体は高額になる傾向があります。一方で、月齢が進んだ子や保護犬など、価格が比較的抑えられる選択肢もあります。

迎える際には、購入価格だけでなく、生活用品や医療費などの初期費用、さらには継続的なトリミングやフード代といった維持費も含めた総合的なコストを見越しておくことが大切です。

大切な家族の一員として迎えるからこそ、金額以上に健康や性格、育った環境に目を向け、自分たちのライフスタイルに合ったビションフリーゼを選ぶようにしましょう。
そして、お迎え後はたっぷりの愛情とともに、健康で快適な暮らしをサポートしてあげましょう。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

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