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抜け毛が少ない猫種5選!飼い方のコツと注意点
猫は室内での飼育が当たり前ですから、抜け毛を気にする方も多いです。
愛猫がゴロンと寝転ぶたびにあちこち抜け毛だらけになってしまっては、お掃除も大変です。
猫を飼いたい毛けど、できれば抜け毛少ない子がいいな…という場合にはどのような猫種が適しているのでしょうか。
抜け毛の少ない猫の特徴
シングルコート
猫の毛にはダブルコートとシングルコートの2種類があります。ダブルコートは、綿毛のように柔らかく、密度の高いアンダーコートの上にハリがあって硬い毛質のオーバーコートが生えています。
ダブルコートの猫は春と秋になると換毛期が訪れます。季節に合わせて毛の量を調節することで快適に生活ができるので、季節の変わり目はどうしても大量に毛が抜けるという特徴があります。
一方、シングルコートはアンダーコートかオーバーコートのどちらかで被毛が構成されているので、ダブルコートのような換毛期はなく、比較的抜け毛は少ないです。ただ、アンダーコートが主体のシングルコートは、オーバーコートが主体のシングルコートよりやや抜け毛が多いです。
短毛種
毛の長さによって抜け毛の量が著しく変わるというよりかは、気になりにくさが変わると思った方が良いかもしれません。
長毛種の場合、1本1本の毛が長いですから、カーペットやソファなどに付着すると目立ちやすく、抜け毛が多いように感じてしまう傾向があります。対して短毛種は毛が短いので、床に落ちていても気づきにくいです。
短く硬い毛は布製品に刺さると抜けにくいなどの難点もありますが、どちらかというと短毛種の方が抜け落ちても気にならないようです。
抜け毛が少ない猫5選
シンガプーラ
性格、特徴
シンガプーラは公認されている猫種の中では最小と言われています。体は小さいですが、意外にも筋肉質で、運動能力も高いです。
飼い主さんにはよく甘えますが、シャイな性格をしているので初対面の人にはあまり心を開いてくれないようです。
飼い方のコツ
シンガプーラの被毛は非常に短く、シングルコートで量もそこまで多くないので、週に1回程度ブラッシングをしてあげましょう。抜け毛も少なくお手入れも簡単なので飼いやすい猫種と言えます。
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シンガプーラの性格や特徴について紹介します
ベンガル
性格、特徴
野生のベンガルヤマネコとイエネコを交配して誕生したベンガルは、野性味あふれる見た目とは違い、甘えん坊で人懐っこい性格をしています。
飼い方のコツ
野生のベンガルヤマネコの血を引いていることもあり、かなり活動的です。できれば運動がたくさんできる環境を整えてあげましょう。
お手入れの面では、ダブルコートではあるものの、被毛がかなり短いので、週に1、2回ブラッシングする程度で十分です。
ロシアンブルー
性格、特徴
ロシアンブルーはとてもおとなしく、鳴き声も控えめな猫種です。飼い主さんには忠実で愛情深く接してくれますが、警戒心が強いので、見知らぬ人が来ると姿を隠してしまうこともあります。
飼い方のコツ
細い被毛が密に生えたダブルコートですが、毛が短いこともあり、抜け毛はそこまで気になりません。ただ、換毛期になるとやや抜け毛が増えますので、定期的にブラッシングをして、家の中に毛が散らばってしまわないようにしましょう。
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ロシアンブルーの性格や特徴について紹介します
オリエンタルショートヘア
性格、特徴
オリエンタルショートヘアは、スラっとした体型に大きな耳が特徴的です。性格は甘えん坊で、常に飼い主さんの近くにいることを好みます。
飼い方のコツ
シングルコートの短毛種なので、オリエンタルショートヘアも抜け毛が少なく、お手入れがしやすい猫種です。飼い主さんのことが好きなので、スキンシップをとりながらブラッシングをしてあげると喜びますよ。
デボンレックス
性格、特徴
小さな顔に大きな耳とクリっとした目が特徴的なデボンレックスは、とても活発な猫種です。遊び好きで好奇心旺盛なことから、猫というよりも子犬のような性格をしています。
被毛はアンダーコートが主体のシングルコートで、細かくウェーブした独特な毛並みをしています。
飼い方のコツ
皮脂の分泌が多い傾向にあるので、皮膚を清潔に保つために、月に1回を目安にシャンプーを行いましょう。
毛が細く柔らかいので、ブラッシングも必要ですが、やりすぎてしまうとはげてしまうことがあるので、注意してください。
この他にも、スフィンクスやドンスコイ、ピーターボールドなどの無毛種は抜け毛が少ないとされていますが、無毛種は厚い被毛に覆われていないことから寒さに弱く、また紫外線が強い時期には皮膚炎を起こしやすいなどの注意点があるため、猫の飼育初心者の方が飼うのは少し難しいかもしれません。
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デボンレックスの性格や特徴について紹介します
抜け毛が少ない猫は猫アレルギーでも飼える?
猫アレルギーを引き起こしてしまう原因は、猫の抜け毛と思われがちですが、実は「Fel d1」というタンパク質が代表的なアレルゲンと言われています。Fel d1は猫の唾液や皮脂腺に含まれていて、乾燥すると空気中に飛散します。
猫が舐めて毛づくろいをするとアレルゲンが毛に付着し、付着した毛が抜けて空気中に舞ったり、服や家具につきやすくなったりします。そのため、抜け毛の少ない猫の方がアレルギー反応が起こりにくいとされています。
ただし、最初に説明した通り、毛自体が原因ではないので、抜け毛が少ない猫種であっても飼育の検討は慎重に行ったほうがよいでしょう。
まとめ
今回、抜け毛が比較的少ない猫種を紹介しましたが、まったく抜けないわけではありません。猫を飼うのであれば、ある程度の抜け毛は覚悟しておきましょう。
それでも、定期的なブラッシングやこまめな掃除など対策を行いながら飼育すれば、抜け毛によるストレスはそこまで大きくないと思います。抜け毛が原因で猫の飼育を迷っている方は、今回紹介した猫種を参考にしてみてはいかがでしょうか。
犬の家&猫の里 編集部
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