子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

コラム・豆知識

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像
コラム

くるくるの毛がかわいい巻き毛の犬9選!特徴や飼育のポイントを紹介

2022.03.27 2024.03.07

巻き毛の犬は、くるくるとカールした被毛が魅力的ですよね。その個性的で愛らしい姿に、飼ってみたいと感じる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、巻き毛の犬の特徴や、飼う際のポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

カールした被毛を持つ犬種の特徴

では、カールした被毛を持つ犬種には、どのような特徴があるのでしょうか。

巻き毛の強さ

巻き毛の強さにも数種類あり、トイプードルのようなふわふわした巻き毛から、プーリーやコモンドールなどのような綱状タイプの巻き毛の犬種まで様々です。

綱状タイプの被毛は、毛が伸びるにつれて毛同士が絡まり合い、モップのようなドレッドヘアになっています。

被毛の巻き方や強さは、雰囲気や印象が変わる大きなポイントです。

水場で活動しやすい被毛

プードルなどのカールした被毛の犬種は、巻き毛の元祖犬であるフランスのバルべという犬種から派生しました。

バルべは、水場の鴨を狩猟する使役犬だったため、水場で活動しやすいように、水に浮きやすい巻き毛を持っていたとされています。

プーリーなどの牧羊犬だった犬種の被毛は、縄状の進化した強い巻き毛で、オオカミなどの敵から身を守る役割を担っていました。

巻き毛は遺伝子で決まる

巻き毛の毛質は、遺伝子に含まれる変異遺伝子の有無や、遺伝子の強さによって決まります。

どちらの親も巻き毛の犬種なら、巻き毛の子が生まれます。巻き毛と直毛の犬種を掛け合わせれば、中間毛質であるウェーブの子犬が産まれ、直毛と直毛の掛け合わせでは、巻き毛の子犬は産まれません。

ワイヤー遺伝子が入った犬種は、顔の毛も長く、くるくるとカールした毛質です。さらに、長毛と短毛の遺伝子が反映されることで、毛質が決まります。

トイプードルの場合は、「長毛」「巻き毛」「ワイヤーあり」の遺伝子になります。

巻き毛の犬9選!

巻き毛の犬種9選をご紹介します。それぞれの犬種ごとの飼い方や注意点など、チェックしてみてください。

トイプードル

正方形に近い均整のとれた体つきのトイプードルは、温厚で人懐っこい性格です。

飼い方

トイプードルは、運動能力が高い犬種です。普段の散歩に加えて、公園でのボール遊びやドッグランでの全力疾走など、存分に体を動かせる機会を作ると良いでしょう。

賢く利口なので、しつけやすいですが、相手を見て立ち回ることもあります。飼い主さんが要求吠えに応えると、ワガママになってしまうことも。「ダメなものはダメ」という毅然とした態度で接することも大切です。

注意点

トイプードルは抜け毛が少ないですが、毛が伸びてくるので、トリミングが必要です。
手入れを怠ると、毛玉ができやすくなり、皮膚疾患を招くことがあるので、注意してください。

目の周りが変色して、涙やけを起こすことがあります。目やにを放置すると、目の中に雑菌が入ってしまうことがあるため、目の周りはこまめに拭いて、清潔に保つようにしましょう。

トイプードルの子犬を探す
関連記事:トイプードルの特徴や性格は?飼い方、しつけ方を紹介します!

ビションフリーゼ

真っ白な被毛と、綿毛のようなアフロヘアが特徴のビションフリーゼは、陽気でフレンドリーな性格で、甘えん坊です。

飼い方

ビションフリーゼは、コミュニケーション能力が高く、飼い主さんに従順です。半面、周囲に気を遣ってストレスを溜めやすいため、積極的に触れ合う時間を作るようにしてください。

しつけるときは、基本的に褒めてしつけて、吠えても構わないなど、メリハリをつけるようにすると良いです。寂しがり屋で、留守番が苦手なので、一人暮らしや共働きの家庭には不向きかもしれません。

注意点

密生している被毛は、絡まりやすく、毛玉になりやすいため、定期的なトリミングと日々のブラッシングが欠かせません。また暑さに弱いので、夏場は冷房などで室温を管理する必要があります。

被毛が蒸れることで雑菌が繁殖し、皮膚炎や外耳炎にかかりやすいです。気になる症状や仕草が見られる場合は、獣医師さんの診察を受けましょう。

ビションフリーゼの子犬を探す
関連記事:ビションフリーゼの性格や特徴、飼い方について紹介します

プーリー

プーリーは、独特のドレッドヘアをした容姿が特徴的です。頭が良く、飼い主さんに忠実ですが、頑固で寂しがり屋な一面もあります。

飼い方

元々牧羊犬として活躍していたため、吠えやすい傾向があります。またスタミナがあるため、ドッグランを思い切り走らせるなどして、エネルギーを発散させてください。

甘えん坊ところもあるので、褒めてしつけて、できるだけ愛犬と一緒にいる時間を作るようにすると満足します。

密集した被毛を持つので、愛犬が暮らす環境は、温湿度に加えて、風通しの良さも考慮するようにしましょう。

注意点

プーリーのモップのような被毛は、ゴミや埃がつきやすいです。ブラッシングは、ブラシを使わずに、手で絡まった毛をほぐすようにします。伸びた毛は適度な長さにカットすると、お手入れがしやすいです。

プーリーは、体が丈夫で遺伝疾患もあまりありません。股関節形成不全になりやすいので、歩き方や座り方に異常があれば、獣医師さんに診てもらってください。

シニア以上になると関節炎にかかりやすいです。滑りにくい床材に変えるなど、対応しましょう。

カーリーコーテッドレトリバー

大型犬で体高より体長がやや長い、カーリーコーテッドレトリバー。筋肉質ですらりとした気品があるスタイルで、タレ耳とまっすぐな尻尾が印象的です。社交性があり、友好的な性格をしています。

飼い方

カーリーコーテッドレトリバーは、愛情深く、落ち着いた性格です。基本的にフレンドリーですが、相手の動きによって、距離を置いて接することもあります。

理解力があり、飼い主さんに従順な性格なので、リーダーシップを取りながら、運動やトレーニングを通して、信頼関係を育てていくとしつけやすいです。活発で体力があるので、たっぷり散歩の時間を取るようにしてください。

泳ぎが得意な犬種なので、プールや川などの水辺で遊ばせると喜びます。キャンプやアウトドアに連れていったりするのもおすすめです。

注意点

被毛が密生しているため、高温多湿な夏の暑さに弱いです。室温を管理した涼しい環境を整えてください。

特徴な遺伝性疾患は少ないですが、股関節形成不全に注意が必要です。若いうちは運動させて骨格の成長と筋肉をつけることは大切ですが、異常を感じたら動物病院で診てらいましょう。

コモンドール

コモンドールは、アンダーコートとオーバーコートが縄状にもつれたモップのような被毛をしています。牧羊犬や番犬とし、賢くて勇敢で、優しく面倒見の良い性格です。

飼い方

コモンドールは、自立心が強く、自己主張の強い犬種です。リーダ―シップが取れない飼い主には従わないため、主従関係を明確にし、理解させるようにします。

活発でよく動くので、十分な飼育スペースが必要です。運動不足でストレスが溜まらないように散歩の時間をしっかり取り、ドッグランや公園などで自由に遊ばせるようにしましょう。

注意点

コモンドールの被毛のお手入れにブラッシングはNGです。手櫛でほぐすように抜け毛、汚れや埃をこまめに取るだけでなく、定期的にトリミングをする必要があります。

股関節形成不全や胃捻転になりやすいです。いつもと違う様子や症状が見られたら、動物病院を受診しましょう。タレ耳で通気性が悪く、蒸れやすいです。外耳炎を予防するために、耳掃除をして清潔に保つようにしてください。

ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ

漁師の使役犬とし活躍していたポーチュギーズ・ウォーター・ドッグは、明るく活発で、好奇心旺盛な性格です。

飼い方

飼い主さんに忠実なので、トレーニングしやすい犬種です。コマンドを覚えさせたり、仕事を与えたりすると、充実感を覚えます。

スタミナがあるため、運動量をしっかり確保することが大切です。運動不足になると、吠えたり噛んだりといった問題行動に繋がります。泳ぐことや潜ることが好きなので、海や川で思いっきり遊ばせてあげると良いです。

注意点

被毛は伸びてくるため、トリミングでカットしてもらう必要があります。毛玉予防と汚れの除去のため、念入りなブラッシングは欠かせません。

股関節形成不全や進行性網膜萎縮症、外耳炎になりやすい犬種です。歩行に異常が見られる場合は獣医師さんに相談し、目の周りや耳は清潔に保つようにしましょう。

スパニッシュ・ウォーター・ドッグ

モコモコとした被毛が特徴のスパニッシュ・ウォーター・ドッグ、牧羊犬して活躍していました。温和で賢く、働き者です。

飼い方

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは、お仕事や訓練が好きなので、頭を使うしつけや運動が向いています。ノーズワークや飼い主さんの指示に従う遊びを取り入れてみてください。

山間部で暮らしていた犬種のため、起伏のあるドッグランやアジリティ、水遊びができる場所に連れて行くと喜びます。

賢く理解力があるので、飼い主さんはブレずに一貫した態度で取ることで、スムーズにしつけることができます。

注意点

スパニッシュ・ウォーター・ドッグは毛質の性質上、ブラッシングも飾り切りもしてはいけないとされています。ですが、放置すると毛玉や皮膚炎の原因になるため、絡まりがちな耳の後ろや脇の毛を定期的にほぐしておきましょう。

暑さに弱いため、夏場は温湿度を管理した熱中症対策が必要です。外耳炎予防のために、こまめに耳掃除をしてあげてください。

アイリッシュ・ウォーター・スパニエル

猟犬の一種で最も古いスパニエル系統のアイリッシュ・ウォーター・スパニエルラット・ラールと呼ばれるネズミの尾のような尻尾をしています。

飼い方

アイリッシュ・ウォーター・スパニエルは活発で、運動不足なると、攻撃的になることがあります。毎日の散歩だけでなく、ドッグランで自由に走らせるなど、運動量をしっかり確保することが大切です。

頑固な面があるため、上下関係を明確にして、毅然とした態度でトレーニングする必要がります。しつけが難しいと感じる場合は、ドッグトレーナーに相談してみてください。

注意点

遺伝因子の強い股関節形成不全や、瞼の内側がめくれてしまう眼瞼内反症などになりやすいです。血統を確認しておくと良いです。

毛が抜けて、顔や全身がむくむ症状が見られたら、甲状腺機能低下症の疑いがあります。タレ耳の犬種に多い外耳炎にもかかりやすいので、綿棒とイヤーローションを使って掃除するようにしてください。

ボロニーズ

ボロニーズは、真っ白でふわふわの被毛が特徴です。素直で優しい性格をしています。

飼い方

ボロニーズは、構ってもらうことを好むので、コミュニケーションも兼ねてボール投げやおもちゃの引っ張りっこなどの遊びを一緒にしてあげると良いです。

臆病な気質があるため、子犬の頃から社会性を身に付けておきましょう。

注意点

ボロニーズは長毛の巻き毛ですが、シングルコートで抜け毛が少ないです。しかし、毛玉ができやすいため、こまめなブラッシングは必要です。

白い被毛のため、涙やけやよだれやけが目立ちます。目の下や口周りを拭くなど、お手入れをするようにしてください。

目や耳の病気にかかりやすいため、日頃からケアをして予防しましょう。また、膝や肘の関節の疾患である肘関節形成不全や膝蓋骨脱臼などにかかりやすいです。異常が見られたら、獣医師さんに見てもらってください。

カールした被毛の犬種を飼う際のポイント

カールした毛並みを持つ犬種は、ブラッシングやトリミングの手入れが必要です。

ブラッシング

汚れを落としたり、毛並みを整えたりするだけでなく、皮膚の健康のためにブラッシングが欠かせません。カールした被毛は、撥水性が良く、乾きやすいのが利点ですが、無理なブラッシングにより、毛が切れてしまったり、毛が抜けてしまったりすることがあります。

専用のコンディショナーなどをスプレーして、被毛に湿り気を与えながら、ブラッシングを行うようにしましょう。

顔周りのひげや眉毛の手入れには、コームを使用すると良いです。

トリミング

被毛のお手入れは、自宅でのブラッシングに加えて、定期的なトリミングが必要です。カールした被毛の犬種は、カットしなければ、被毛が伸び続けてしまうからです。

トリミングをすることで、ブラッシングやシャンプーなどのお手入れも楽になります。食事や飲水する度に、被毛が汚れたり濡れたりしやすいため、短くカットしておくと、衛生面でも安心です。また、毛量を減らすことで、夏場の体温調整もしやすくなり、熱中症予防にも繋がります。

足先の毛が伸びると、滑り止めの役割をしている肉球が隠れてしまうため、滑りやすいです。肉球が床に着くように、短めにカットしておくようにしてください。

まとめ

巻き毛の犬は、ウォータードッグで狩猟犬だったバルべという犬種が派生したものです。撥水性が高く、水に浮きやすい巻き毛は、水場での活動に適しています。

巻き毛は一般的に抜け毛が少ないですが、換毛期などは抜けやすいです。巻き毛のブラッシングのポイントは、無理にやらずに被毛に湿り気を与えながら行ってください。

また、ブラッシングだけでなく、トリミングで伸びた毛を定期的にカットする必要があります。

巻き毛の犬は日常的な被毛のお手入れなどが必要ですが、愛犬とのスキンシップの時間と捉えて、楽しんで行うと良いですよ。

巻き毛の犬種にも様々な犬種がいるので、特徴や飼い方を参考に、お気に入りの犬種を見つけてみてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。

会社概要を見る

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像

その他の記事

臭くない?臭いの少ない犬10選!特徴や飼育のポイントを紹介
除草剤は犬を飼っていても使える?ペットへの影響と口にしたときの対処方法を解説
猫にも顔や体型に種類がある!顔タイプ3種・体型タイプ6種を紹介します
ドイツ原産の犬種14選!小型犬から超大型犬まで性格や特徴を解説
猫のゴミ箱対策5選!荒らしてしまう理由や対処方法を解説
ワンちゃん・ネコちゃんを探す