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コラム

レトリバーは6種類?特徴や飼育のポイントを紹介

2022.09.19 2024.03.11

レトリバーは、大型犬ならではの穏やかで優しい性格が魅力です。レトリバーは、ゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーが良く知られていますが。他にも違う種類の犬種がいます。

この記事では、レトリバーの特徴やレトリバー6選をご紹介します。飼育のポイントについても解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

レトリバーは6種類?

レトリバーはよく知られているゴールデン・レトリバーやラブラドール・レトリバーを含め、全部で6種類のレトリバーが存在します。

レトリバーの祖先は猟犬として、漁師のために鳥を見つけ、仕留めた獲物を回収する役割を担っていました。名前についているレトリバーは、「回収する」という意味の「レトリーブ(retrieve)」が由来で、「レトリバー(retoriever)=回収役」と呼ばれるようになりました。レトリバーは、古くから良き人間のパートナーとして、共に暮らしてきた歴史があります。

レトリバーの共通点や違い

では、レトリバーにはどのような特徴があるのでしょうか。共通点や違いについて、見ていきます。

性格や見た目が似ている

どのレトリバーも体格はほとんど変わらず、優しい顔立ちと体つきがよく似ています。外見だけでなく、感受性豊かでおおらか、人に優しく従順な部分があるのも共通している点です。小さな子供がいる家庭でも安心して飼える、ファミリー向けの犬です。

使役犬として活躍

レトリバーは学習能力が高く、盲導犬や警察犬、狩猟犬やセラピー犬などの使役犬として活躍している犬種です。人の指示に従うだけでなく、自分で判断して人のために行動できる賢さがあります。

泳ぎが得意

かつて水の中の獲物を回収する仕事をしていたため、泳ぎが得意な個体が多いです。川や海などでアウトドアを楽しんだり、プールなどで水遊びする機会を作ってあげたりすると喜ぶでしょう。

被毛の違い

外見上の大きな違いは、被毛の長さや毛色です。ゴールデン・レトリバーの被毛は、ストレートな長毛でややウェーブがかっています。毛色は、ゴールドやクリーム色などの明るい色味のタイプしかいません。一方で、ラブラドール・レトリバーの被毛は、短毛で固くざらついた感触が特徴です。毛色はイエローなどのスタンダードな色味の他に、ブラックやチョコなど、暗い毛色の個体もいます。

原産国の違い

レトリバーは犬種によって、原産国が異なります。ゴールデン・レトリバーはイギリス生まれで、ラブラドール・レトリバーはカナダが原産です。両者は外見、性格ともによく似ていますが、血統は同じではなく、それぞれ別の犬種になります。

レトリバー6選!

ここでは、レトリバー6選をご紹介します。

ゴールデン・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

オス56~31㎝、メス51~56㎝

体重

オス29~34㎏、メス25~29㎏

平均寿命

10~12歳

飼い方

ゴールデン・レトリバーは、温厚で優しく、人懐っこい性格です。相手に合わせて、優しく接することができます。学習能力が高く、盲導犬や聴導犬、警察犬など、多方面で活躍しており、場の空気を読むのが得意です。飼い主さんの指示に忠実に従うため、スムーズにしつけられるでしょう。活発で運動量が豊富なので、散歩以外にもドッグランなどに連れて行ったり、頭を使った遊びを取り入れたりするのもおすすめです。一緒にアウトドアやドッグスポーツを楽しみたい方に適しています。

注意点

トリミングの必要はありませんが、抜け毛はあるので、こまめなブラッシングと定期的にシャンプーが必要です。暑さに弱いため、エアコンで室温を調節し、熱中症を予防しましょう。食欲旺盛なので、体重コントロールをして、肥満に注意してください。胃が捻じれを起こして、ガスや液体が溜まる「胃捻転」を起こしやすいです。早食いを防止し、食後すぐの運動は控えるようにしましょう。

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関連記事:ゴールデンレトリバーの特徴や性格は?

ラブラドール・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

オス57~62㎝、メス55~60㎝

体重

オス29~36㎏、メス25~32㎏

平均寿命

10~12歳

飼い方

ラブラドール・レトリバーは盲導犬やセラピー犬としても活躍している、穏やかで賢い性格の犬種です。子犬の頃は元気いっぱいでやんちゃですが、しっかりしつけることで、大人しい犬になります。ただし、主従関係がきちんと構築できていないと、わがままになることも。飼い主さんは信頼関係を築いた上で、しつけを行うようにしましょう。活発な大型犬なので、広めの飼育スペースと十分な運動が必要です。生活環境の中に、オンオフを切り替えられるよう、落ち着ける場所を用意してあげてください。

注意点

太りやすいので、食事管理と運動を行うようにしてください。また、皮脂が多く、「皮膚病」になりやすいため、定期的なシャンプーが必要です。ほかにも、体重が重く、「関節炎」になりやすいので、関節の負担を軽減するためにも、滑りにくい床材やマットを使用すると良いでしょう。早食いから「胃捻転」を起こしやすいです。早食い対策をして、ゆっくり食事をさせるようにしてください。

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関連記事:ラブラドールレトリーバーの飼い方は?性格や特徴も紹介します!

フラットコーテッド・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

オス59~62㎝、メス56~59㎝

体重

オス27~36㎏、メス25~32㎏

平均寿命

8~14歳

飼い方

フラットコーテッド・レトリバーは、他のレトリバー種同様、高い学習能力があります。明るく社交的、活発で飼い主さんと遊ぶのが大好きです。スタミナがあり、運動欲求が高いので、散歩だけでなく、ポール遊びや宝探しなど、頭を使った遊びも取り入れてみてください。寂しがり屋で家族と一緒にいたがるので、留守が多いとストレスを溜めてしまうかもしれません。

注意点

熱がこもりやす被毛で、熱中症になりやすいため、夏場はエアコンなどで室温を管理してください。病気の面では、「股関節形成不全」や「膝蓋骨脱臼」などの関節の病気にかかりやすいので、関節に負担をかけない環境を用意する必要があります。また、「胃捻転」や「胃拡張」になりやすいため、よだれを垂らす、吐きたいのに吐けないなどの症状が見られたら、動物病院を受診してください。他の犬種に比べて「悪性腫瘍」いわゆるガンの発生率が高いです。食欲不振や痛みなど、何かしら体調に異変がある場合は、早めに獣医師さんに診てもらいましょう。

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関連記事:フラットコーテッドレトリーバーの性格や特徴は?飼い方やしつけ方について紹介します!

チェサピーク・ベイ・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

53~66㎝

体重

25~36㎏

平均寿命

10~12歳

飼い方

チェサピーク・ベイ・レトリバーは、明るく陽気で賢い犬種です。家族に対しては愛情深く従順ですが、他の人や犬には警戒心から攻撃的になることがあるため、適切なしつけが必要です。活動的で運動量が豊富なので、ドッグランで自由に走らせる、知的な遊びやドッグスポーツを取り入れるなどすると良いでしょう。泳ぐことが好きなので、川や海などで遊ぶ機会を作ると喜びます。

注意点

暑さに弱いため、エアコンなどで室内を快適な温度に設定してください。病気の面では、「胃捻転」を起こしやすいため、食後すぐの運動を控えて、早食い防止対策をしましょう。また、末期には失明してしまう病気の「進行性網膜萎縮症」になりやすいです。目が見えにくく、ケガをしやすくなるため、できるだけ安全に過ごせる環境を整えてあげてください。そのほかにも、「股関節形成不全」になりやすいため、食事で体重コントロールすること、関節に負担のかからない環境作りが大切です。

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

オス48~51㎝、メス45~48㎝

体重

オス20~30㎏、メス17~20㎏

平均寿命

10~14歳

飼い方

ノヴァ・スコシア・ダック・トーリング・レトリバーは、レトリバー種としては小さめのサイズです。優しく穏やかな性格で、人に慣れやすいため、正しく訓練すれば優秀な家庭犬になります。ただし、間違った訓練をすると、しつけ直しが難しいです。犬の飼育に慣れていない場合は、プロのトレーナーにしつけをお願いしましょう。体力があり、運動量が多いため、散歩以外にドッグランなどで存分に走らせる、ボールやフリスビーを使った遊びなどを取り入れてみてください。泳ぐことが好きなので、川や海で遊ばせるのも良いでしょう。

注意点

厚い被毛で覆われているため、夏の暑さに弱いです。熱中症にならないように、エアコンなどで適温に保つ必要があります。換毛期は抜け毛が多いので、こまめにブラッシングしましょう。病気の面では、遺伝性で末期には失明してしまう「進行性網膜萎縮症」になりやすいです。目が不自由でも暮らしやすいように飼育環境を整えましょう。また、「皮膚炎」になりやすいため、痒みや発疹などの症状が見られたら、動物病院を受診してください。そのほかにも、「関節炎」になりやすいです。関節に負担がかからないよう生活環境を整え、歩行に異常があれば、獣医師さんの診察を受けましょう。

カーリーコーテッド・レトリバー

体高・体重と平均寿命

体高

64~69㎝

体重

32~36㎏

平均寿命

9~14歳

飼い方

カーリーコーテッド・レトリバーは、知的で賢く、飼い主さんに忠実で愛情深い性格です。他の人やペットにもフレンドリーに接しますが、相手を見て距離を置くことがあります。子犬のうちは落ち着かないように感じるかもしれませんが、飼い主さんの言うことは理解しているため、根気強くしつけることが大切です。運動量が多いので、散歩以外でも、ボールやフリスビーを使って、走らせる遊びをすると良いでしょう。泳ぐのも得意なので、水遊びもおすすめです。

注意点

「胃捻転」を起こしやすい犬種なので、食事の回数を分ける、食前食後は落ち着いて過ごさせるようにしてください。また、「股関節形成不全」になりやすいため、滑りやすいフローリングの床材を避け、歩行の様子がおかしい場合は、獣医師さんに診てもらいましょう。「角膜ジストロフィー」や「白内障」、「眼瞼内反」、「進行性網膜萎縮症」などの眼の疾患にかかりやすいです。異常を確認したら、動物病院を受診してください。

まとめ

6種類のレトリバーをご紹介しました。猟犬として活躍していたこともあり、運動能力が高くて泳ぎが得意なところは、どのレトリバーにも共通している点です。また、レトリバーは賢く従順、優しい性格なので、家庭犬にも向いています。

犬種ごとにそれぞれ違った持ち味があり、接し方や注意すべきポイントが違うので、愛犬に合わせた飼育を行いましょう
ぜひお気に入りのレトリバーと一緒に、遊びや散歩に、アクティブなドッグライフを楽しんでみてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
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