子犬・子猫とのライフステージを全面的にサポートするお店です。

コラム・豆知識

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像
コラム

パグは抜け毛が多い?パグの被毛の特徴やケア方法について解説

2022.11.17 2024.03.12

「短い毛のパグは抜け毛が少なく、お手入れが楽なのでは?」と思われがちですが、実は抜け毛が多い犬種です。そのため、日常的な抜け毛対策や適切なケアを知っておく必要があります。

この記事では、パグの抜け毛が多い理由や原因、ケア方法について、解説していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。

パグの抜け毛が多い理由

短毛でお手入れしやすそうな被毛を持つパグですが、なぜ抜け毛が多いのでしょうか。その理由について見ていきましょう。

パグの被毛はダブルコート

犬の被毛には、ダブルコートとシングルコートの2種類があります。パグは、ダブルコートというオーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)の二重構造の被毛を持つ犬種です。このタイプの被毛は、換毛期である季節の変わり目に毛が生え変わることで、寒暖差に対応する特徴があります。一方、シングルコートは、明確な換毛期がなく、抜け毛は少なめです。

パグの抜け毛が多い

一見すると、お手入れしやすそうな被毛のパグですが、抜け毛が多いです。パグを飼育する際は、日常的に抜け毛のお手入れが必要なことを知っておきましょう。抜け毛を取り除くためには、毎日のブラッシングが欠かせません。パグは皮脂が多く、皮膚トラブルも多いです。ブラッシングにより、身体についている余分な毛を取り除くことで、皮膚病も未然に防ぐことができます。

パグの抜け毛の原因

パグはダブルコートの犬種の中でも、かなり抜け毛が多いです。抜け毛の原因としては、換毛期によるものと、ブラッシング不足が考えられます。

換毛期による抜け毛

まず換毛期による抜け毛ですが、パグの被毛は、春にふわふわの冬毛が抜け落ち夏毛が生え、秋には不要になった夏毛が抜け落ちて保温性の高い冬毛が生えてきます。この年2回の換毛期は、大量に毛が抜け落ちて生え変わる時期で、通常よりも抜け毛が多くなり、ブラッシングだけでは追いつかないほどです。

ブラッシングが適切にできていない

ブラッシングが不十分だと、不要な毛が抜け落ちやすくなります。ブラッシングにより、被毛間に残っている抜け毛をきちんと除去することで、抜け毛が中空に舞うことを軽減することは可能です。パグの日々のお手入れの一環として、ブラッシングを行うようにしましょう。

病気だった場合の抜け毛の特徴

次のような抜け毛の特徴がある場合は、病気の可能性があります。動物病院を受診してください。

抜け毛は一部のみ

抜け毛が一か所に集中している。

皮膚に炎症がある

抜け毛の他に、皮膚に赤みや腫れなどの炎症が見られる。

パグが皮膚をかゆがる

咬んだり、掻いたり、皮膚をかゆがる仕草をする。

毛艶がない

被毛が全体的にゴワゴワした感じで、艶がなくなっている。

毛が抜けて皮膚が見える

皮膚の表面を覆う毛がなくなり、直接肌が見えている状態。

パグの被毛のケア方法

パグは皮脂が多いため、こまめに抜け毛を取り除かないと、皮膚病になりやすいです。皮膚を清潔に保つためにも、ブラッシングが欠かせません。ブラッシングをする際は、パグの被毛に適したブラシを使って行いましょう。

パグの被毛に合うブラシ

肌が弱く毛の短いパグは、柔らかい素材のラバーブラシや獣毛ブラシを使うとケアしやすいです。パグの被毛をお手入れする際は、両方を上手く使って、ケアしましょう。

ブラッシングを毎日行う

抜け毛を除去するために、非常に有効なのがブラッシングです。可能であれば毎日行い、換毛期は特に念入りに行うようにしてください。ブラッシングは、抜け毛予防だけでなく、皮膚病の早期発見に繋がり、皮膚に適度な刺激を与え、血行を良くする作用もあります。
パグとのスキンシップも兼ねて、優しくマッサージするように全身をブラッシングしてあげてください。

定期的なシャンプー

被毛のケアとして、定期的なシャンプーも必要です。シャンプーの頻度は、冬は月1回、夏は月2回程度を目安に行ってください。では、シャンプーの具体的な手順や注意点について、見ていきましょう。

ブラッシングをする

シャンプーをする前に、ラバーブラシで抜け毛を除去しておきましょう。この一手間で、抜け毛と汚れを浮かすことができ、効率よく綺麗に洗えます。

シャンプー剤を準備する

次にシャンプー剤を桶に入れて、シャワーのお湯で割って、泡立ててください。

パグの身体全体に付けていく

スポンジを使って、用意したシャンプー剤をパグの身体全体に付けていきます。皮膚に届くように、揉み込むようなイメージで馴染ませるのがポイントです。

洗う

パグは皮脂が多いため、シャンプー剤をはじいてしまいます。毛をかき分けながら、皮膚に行き渡らせるように洗ってあげてください。汚れと一緒に抜け毛も落ちやすくなります。表面の毛ではなく、内側に入っている毛を意識して洗い流すのが、抜け毛を減らすコツです。

細かな部分も入念に洗う

足の裏、指の間、爪の生え際、耳、尻尾、顎下などは、かなり脂っぽいので、地肌を洗うことを意識し、丁寧に洗いましょう。

乾かす

ドライヤーで乾かす際は、風で被毛を立ち上げながら、ブラシを併用し、抜け毛を取り除いてください。生乾きは、雑菌が繁殖しすくなり、皮膚病に繋がるので、根元からしっかり乾かしましょう。

自宅でシャンプーが難しい場合は、トリミングをお願いしても良いでしょう。

パグの抜け毛対策

ブラッシングやシャンプー以外にも、抜け毛を減らす対策があります。

洋服を着させる

洋服を着せることで、抜け毛が舞うことを減らすことができます。また、服の着脱によって、体温調節することができ、皮膚病から守ることにも繋がります。服は不衛生にならないように、こまめに着替えさせてあげてください。サイズの合ったものや着脱しやすいものを選ぶと良いです。服を着るのを嫌がる場合は、無理に着させるのは止めましょう。

サマーカットをする

サマーカットで毛を短くカットすると、抜け毛が減らせるだけでなく、通気性も良くなり、涼しく過ごせます。ペットサロンなどでトリミングしても良いですし、飼い主さんがペット用バリカンで、カットしてあげても良いでしょう。ただし、毛が短い分、皮膚を傷つけやすくなること、生えていた毛の質に戻らなくなることがあるので、注意してください。

子犬のころからお手入れになれさせる

ブラッシングやシャンプーは、パグの皮膚や被毛を健康に保つためにも欠かせないお手入れです。そのため、お手入れを嫌がらないように、子犬の頃から少しずつ慣らしておく必要があります。飼い主さんは、愛犬に不安や恐怖を与えないように、優しく声掛けをしながら、行ってあげてください。

パグの抜け毛の掃除方法

フローリングに落ちている抜け毛は、軽くて舞い上がりやすいです。いきなり掃除機をかけるのではなく、まずはウェットシートなどで湿らせて、柔らかい毛や埃が舞うのを防ぎましょう。抜け毛をある程度集めたら、仕上げに掃除機をかけるのがおすすめです。ソファなどの布製品の家具についた毛は、粘着シート(コロコロ)やたわしで優しく撫でると、繊維に絡まった毛が取りやすくなります。お掃除グッズを上手く使って、効率よく掃除すると良いでしょう 。

関連記事:犬の抜け毛対策!お手入れ・掃除方法や抜け毛が少ない犬についても解説

まとめ

パグはダブルコートのため、換毛期は特に抜け毛が多くなります。普段から抜け毛対策として、日々のブラッシングや定期的なシャンプーで抜け毛を取り除いてあげることが大切です。抜け毛が多い分、お部屋の掃除にも手間がかかります。愛犬が健康で、衛生的に過ごせるように飼育環境も衛生的に保つようにしましょう。

また、子犬のうちからお手入れに慣れさせておくことで、飼い主さんとのスキンシップの習慣にも繋がります。ぜひ楽しみながら行うことで、無理せず愛犬に合ったケア方法や対処法を見つけてみてくださいね。

この記事の監修者

犬の家&猫の里 編集部

犬の家&猫の里は、ワンちゃんネコちゃん専門のペットショップです。
動物病院やトリミング施設を併設した店舗、ペットホテルの運営など、
飼い主さまと大切なペットを末永くサポートさせて頂きます。
日々ワンちゃんネコちゃんに対する知識レベル向上に励み、みなさまに
お役立ち情報をお届けします。

会社概要を見る

注目のワンちゃん、ネコちゃん

1番見られている子の画像
2番見られている子の画像
3番見られている子の画像
4番見られている子の画像
5番見られている子の画像
6番見られている子の画像
7番見られている子の画像
8番見られている子の画像
9番見られている子の画像
10番見られている子の画像

その他の記事

臭くない?臭いの少ない犬10選!特徴や飼育のポイントを紹介
猫にも顔や体型に種類がある!顔タイプ3種・体型タイプ6種を紹介します
除草剤は犬を飼っていても使える?ペットへの影響と口にしたときの対処方法を解説
ドイツ原産の犬種14選!小型犬から超大型犬まで性格や特徴を解説
猫のゴミ箱対策5選!荒らしてしまう理由や対処方法を解説
ワンちゃん・ネコちゃんを探す